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社内の水平分業をやめよう


社内で受託開発組織にならないためのプロダクトマネジメント

先日、一休CTOの伊藤さんの記事が公開されて読んだのですが、『エンジニアとビジネスが受発注の関係にならないように』のパートがわかるわかるとうなずきまくる内容だったので、社内で受託開発組織ならないためにはにどうすれば良いかをPM目線でちょっと深掘ってみます。

なんで社内で受託開発しちゃいけないの?

まずは、受託開発はなんで良くないんだっけということを整理します。受託開発とは、依頼者から開発依頼を受けその要求に基づいて開発をし納品するスタイルのことです。このスタイル自体は一般的で、別に良い悪いというものではありません。
しかし、社内で受託開発をすると、同じ会社・組織であるにも関わらず事業に直接的にコミットしにくくなります。

記事内でも、納期のコミットを調整する話が出てきますが、開発は限られたリソースがあるので納期通りに納品できないことからビジネス要求を突っぱねることも多々あるでしょう。しかし、開発リソースが有限でありそれをコントロールできている点では十分な対応ではあるはずです。
ただ、そこで突っぱねるのではなく、ではどうすれば納期にコミットできるのかのスコープ調整や、いつまでならどれくらいの確度でリリースできる、などビジネスと開発サイドのコミュニケーションの取り方は工夫できると思います。

このように、事業のためにどうすれば良いか考え提案・実行できる開発組織になると、受託開発というスタイルからより主体的にコミットでき、その分自分たちのやれる仕事の幅、裁量が増加すると思います。

垂直統合、水平分業の違い

垂直統合、水平分業の違いについて、PerPlexityに聞いてみましょう。

垂直統合 (Vertical Integration)

垂直統合は、企業が製品やサービスの供給に必要なすべての工程を自社で行うビジネスモデルです。これには、原材料の調達、製品の設計・開発、製造、販売、カスタマーサポートなどが含まれます。垂直統合のメリットは、ノウハウの蓄積や高い機密性の維持が可能である点です。一方、デメリットとしては、専門性の確立が困難であり、設備投資が大きくなることが挙げられます。

水平分業 (Horizontal Division of Labor)

水平分業は、企業が自社の得意分野に専念し、その他の工程を外部の専門企業に委託するビジネスモデルです。これにより、設備投資のリスクを軽減し、事業が失敗した場合のリスクも低減できます。水平分業のメリットは、得意分野に集中できるため効率が上がる点です。しかし、市場の変化に対する追随が遅れる可能性があります

水平分業は、基本的に企業が別の企業に委託するモデルですが、これが社内でも行われてしまうのが危険、というのが重要なポイントです。

社内でも水平分業は起こりうる

同じ社内でも、水平分業は簡単に起こりうると思います。むしろそういうスタイルの企業の方が多いのかもしれません。では、開発として、PMとして、どんなことに気をつければ主体的に動ける開発ができるのでしょうか。

それは、いかに自分事として携わる仕事・企画を捉えられるかだと思います。オーナーシップを持たないまでも、自らリードしていける、もしくは積極的にフォローできる姿勢・振る舞いが大切だと考えています。

その結果が事業の成長、組織の成長につながり、最終的には自分たちの収入や働きやすさにも影響してくると思います。

マインドセットの話になってしまいました。。。まとまりつかなくなってきたので終わり!



ありがとうございます!