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OTTAVA Accademiaの「オペラでイタリア語!」講座 第3回目〈ヴェルディ《ラ・トラヴィアータ(椿姫)》で愛の口説きを覚える〉が配信間近!

月日が経つのは早いですね! 8月25日(木)にインターネットラジオ OTTAVAさんにお邪魔してOTTAVA Accademia「オペラでイタリア語!」〈#2 モーツァルト《フィガロの結婚》でYES、NOをはっきりさせる〉講座を配信してからあっという間に日が経ってしまいました。次回は9月15日(木)、つまり明後日、〈#3 ヴェルディ《ラ・トラヴィアータ》で愛の口説きを覚える〉を配信いたします(滝汗)。

8月25日の《フィガロの結婚》は、ロレンツォ・ダ・ポンテのイケてる台本を、モーツァルトがどのようにしてあの奇跡のようなオペラに書きあげたのかの一端をご紹介しました。例として、第三幕の伯爵とスザンナの二重唱を取り上げました。モーツァルトはダ・ポンテの書いた台本の言葉のみを使いつつ、その中で「Sì はい」「No いいえ」を繰り返し、そこで言葉の取り違えという遊びの部分を作り出し、スザンナの本心がうっかり出てしまうという心理的な綾を表現するのに使っているのです。モーさん、あんたはやっぱり天才や…。

取り上げた映像は、ミラノ・スカラ座の2016年新演出の舞台でした。メタ構造というか、オペラのもともとのストーリーに、舞台裏で働く人々や、本来その場面にいるはずのない人々を登場させ様々な演技をさせるという、読み解くにも頭脳ゲームが必要な演出と、ウェルザー=メスト指揮のミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団の輝かしい演奏、ディアナ・ダムラウ、カルロス・アルヴァレス、マルクス・ウェルバなどを含む豪華キャストという充実した内容です。講座を受講してくださった皆様にも大好評でした。講座にご興味ある方はぜひオンデマンドでどうぞ!(リンクは一番下にあります)

9月15日(木)19時から配信の #3の《ラ・トラヴィアータ》もなかなか面白いプロダクションをご紹介する予定です。ヒントは一番上に使っているジャケット写真。#1でイタリア語の自己紹介を覚え、#2でYES、NOが言えるようになった後は、#3で、いよいよ愛の口説きに進みましょう(笑)!

お申し込みは下のリンクから。OTTAVAのリスナーではない方も講座だけ参加が可能です。ご興味ある方はぜひどうぞ。後からオンデマンドでもご覧いただけますが、ライブで受講していただくとコメントを書き込めたり面白いこと請け合いです。今回はもちろん我らが斎藤茂さん復活!の予定です。

リンクはこ・ち・らから。OTTAVA Plusの(無料)会員登録が必要で、その後で希望の講座をご購入できます。どうぞよろしくお願いいたします!

#2の時の写真を貼っておきます。

「今日は独りだけれど楽しくやりますよ〜っ!」
(実際は機械トラブルが少しありました。ごめんなさい…)
「いや〜、やっぱり皆さん演奏がうまいですよね!」
(当たり前すぎる感想…)


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