「未開の議場〜北区民版〜」創作日誌6月19日(日)&26日(日)
「未開の議場〜北区民版〜」演出補佐の池亀三太です。
6月は週1回の稽古が続いております。
毎週日曜日に昼から稽古場に集っています。
まずはウォーミングアップ恒例となった「れんこう」から始まります。
「れんこう」とは中国体操だそうで、太極拳みたいなもの?なのかな?
アバウトに書き出したのでこれを機会にちゃんと調べてみました。
れんこうとは。
練功(漢字だとこう書くそうです。)
練功十八法は、中国医学の裏付けを基に創られた体操で、自然治癒力を高めるものとして中国では医療にも応用されている。前段は、首、肩、腰、足などを中心とした動き。後段は、関節、内臓器官など全身的な効果。益気功は、肺の運動、呼吸と動作による循環法。各組ごと明確な目的を持っている。一法ごとの動きは左右対称の動作を繰り返すので、理解しやすく、また、習得もしやすくなっている。という「はてなキーワード」情報でした。
これが・・・
こうなって・・・
こう!
です。
練功を行って身体の内側からアップが出来たらこちらも恒例の「人狼」です。
疑心暗鬼と懐疑心が入り混じり、互いに疑念を募らせ、傷つけ合いの果てに、人と人とが、信じ合い助け合うことの大切さに気づくという感動的なゲームです。
外側から見守っていた北川さんが参加することによって阿鼻叫喚と怒号が響くおっかない殺戮ゲームへと様変わりしておりました。
要は、白熱してナイスゲームを出来るようになったってことです。
練功と人狼で身体も頭もしっかり起動させたら、みんなで机を囲んで「会議劇」の始まりです。
皆さんこの「会議」にどんどん馴染んでいく。まるで本当に会議が行なわれているかのように錯覚するほど場が白熱していきます。
あらかじめ決められた「セリフ」を自分の言葉として喋るのは難しい技術だと思うのですが、それぞれの参加者のこれまでの人生経験が滲み出る響き、重みで語られる「セリフ」は本当に説得力があり、生き生きとしています。
私、演出補佐の池亀も代役で「会議」の中に参加させていただきましたが、同時進行で会議出席者である13名が各々のリアクションを行っているので情報量が凄まじくなんとも大変な劇だなと実感したのでありました。
これをこの段階でスムーズに行っている皆さんすごい!
恐るべし、北区民です。
そんな感じで稽古は順調に進んで次回からはもう7月。
稽古に日数もだんだん増えていきます。