演出家紹介〜大石晟雄〜
キャスト紹介が全員分終わったところで、ついにこの人をご紹介。
北区民と演劇を作るプロジェクトをここまで引っ張ってくれた、演出家の大石晟雄くんです!!
わー。この写真誰だろう・・・。。。
今のあきおくんは、もう少し可愛いカワウソです。それはそれはとても可愛いカワウソです。そして、金髪です。
まあ彼がカワウソなのはおいておいて。
大石くんはとてもお芝居に熱く、いつだって素敵な作品を作るためにまっすぐに台本と向き合っています。
同年代の中でもここまでの情熱を持ってお芝居に向かっている子はそうそういないのではないか・・・と思ってしまうほどです。
そんなまっすぐお芝居を愛している大石くんですが。
今回の作品を上演するにあたって、頭の中に住んでいる小さいおじさんと相談を始めてしまうくらい悩みに悩んで、お稽古に挑んでおりました。
『未開の議場』はただひたすらに2時間会議をし続ける、現代口語の会話劇。自分が導き出した演出プランが最善なのかどうなのか、いつだって悩んで模索して、そして小さいおじさんと会話。
大丈夫だよ、面白いよ!と素直な感想を伝えても絶対にそれに甘えず。
ずっとずっと前を向き続け、出演してくれるキャストさんの個性を最大限に引き出せるプランを諦めずに探し続けてくれました。
キャストに合わせて、初演からはびっくりするくらい変わった解釈。
人間味溢れる、とっても優しい2018年大石晟雄版の未開の議場。
きっとカムヰヤッセン初演と北区民と演劇を作るプロジェクト2016年版をご覧になった方はびっくりすることと思います。
北川さんから引き継いだこのプロジェクト、この作品が、大石くんの手によってどのようにリクリエイトされたのか。是非とも劇場でご覧いただければ幸いです!!!!!!!!!
余談ですが、私、昨年の年末に上演された『果ての踊り子』で大石さんとお仕事をご一緒したのですが。この人、演出だけでなくて作家としてもとても素敵です。
今年秋に吉祥寺シアターで彼が作演出をする劇団晴天の舞台で、大石ワールドをお楽しみいただければなーと思います!
さてさて。明日はいよいよ初日。
全力で駆け抜けますので、皆様応援の程、よろしくおねがいいたします!