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鹿角加工品

◆レアグッズを入手

多良木町で行われた狩猟体験で 鹿角を頂きました
初体験ですが 加工品を作ってみたいと思います

枝分かれした数と鹿の年齢が一緒とのこと
鹿角は毎年抜け落ちて 生え変わる際に枝が増えるそうです

未加工の状態


◆下準備

汚れなどを取るために 煮沸消毒を
角の中心に凝固した血液があるので かなり匂いがします
可能なら屋外で作業した方が良いかも

艶が出てきた


◆切断

今回は 1本は原形のままオブジェとして使用

残り1本を切断していきます
 〇ネックレス:先端部分(3本)
 〇指輪:比較的真っすぐで太さのある部分(5個)
 〇箸置き:細めのもの(1本)と少し形の歪なもの(1本)
 〇篆刻印:少し形の歪なもの(1本)

これだけでも一仕事…


◆加工(煮沸のみ)

鹿の生きた歴史を残すために 極力風合いを残した作品

彫刻刀を使って 鹿角の芯部分を削る作業は 血と獣の臭いとの闘い
しかし 削る際には相当細かい削りカスが出ます
窓を開けての換気とカスが飛ばない工夫を両立させるのが大変でした

指輪は 5~7号サイズ
ピンキーリングとして

何日もかけて磨きあげます


◆加工(煮沸後に漂白)

鹿角本来の色を再現するために 漂白加工をした作品

どちらの風合いも良いです
プレゼント希望では 弱冠漂白加工の方が人気でした


◆篆刻印

象牙印ならぬ鹿角印
フィット感も抜群で とても気に入っています
印章部分は 消しゴムハンコで作成

お手紙の最後に


◆道具

 糸鋸
 彫刻刀
 紙やすり
 ネックレス用の紐
 消しゴムハンコ


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