あなたにはできないという呪いを解くこと
コロナで働き方や副業が解禁され、Twitterやnoteではフリーランスが溢れているがやはりまだ日本では一般的ではない。
私自身、フリーランスになると決意するまで時間がかかったし葛藤があった。今月からフリーになったわけだが、まだ稼げてもない。新規生徒も増えない。成果は出ていない。
でも一度やるって決めたからには、とにかく自分を信じようと思っている。
私はベトナムで現地採用として働いていたとき、転職エージェントの担当者や、前職の上司に「あなたのような人が〜、職歴のような人が〜、年齢が〜」ということを散々言われてきた。
あなたの職歴は例えるなら離婚歴がいくつもついているのと同じだから反省して、今後気をつけてください。
あなたのような職歴の人がコロナ禍でVISAをもらえて働いてることにもっと感謝した方がいいよ。
職歴と年齢的に厳しいからもうマレーシアのBPO(コールセンター業務)位しかないですよ。
なんで言われたことができないの?
やってることが全部ズレてんだよ
タダでさえ自己肯定感が低いのに更にどん底まで落ちた。
落ちながらも生きていかないといけないから、方向性がわからないまま前職で精神的にボロボロになりながらしがみついていた。
私は恥ずかしいことだが、1つの会社で長く働いたことがない。
年齢も30代後半で、マネージャー経験もないし、何か成し遂げた記憶がないし、社員の経験も少ないし、ぶっちゃけ転職市場において価値がないんだろうと思う。
自分も企業で働くのは色んな意味でもう無理と思っているところもある。
ここまであなたはダメだって言われながら、自分を否定しながら、何を実現したいのかわからないまま転職活動することに意味を見出せなかった。
自分は市場的にはダメな人間かもしれないけれど、自分にしかできないことを表現して人の役に立ちたい。
オンライン日本語教師の仕事を始めてそう思った。
こんな私でも、求めてくれる人たちが少なからずいることに心から感謝した。
これからは、1人で働いていくことになるので、今まで受けてきた、自己否定に繋がる言葉たち。
強固なメンタルブロックを外していかないと、ダメだろう。
受けた傷は癒えないが、傷を癒すのもじぶんしかいない。
フリーランスになると決めてからも、できっこない、親は何も言わないのか、家は?どこにいくのか?好奇心で聞きながら心のどこかで、痛い目見ろよって願っているであろう知人たち。
全く気にしないことはできないが、どんな時も自分だけは自分を信じてあげるしかない。
とにかく日本に帰国して思うのは人と違うことをする人や目指す人に対して恐ろしく不寛容な人たちがいるということ。
別に特別なことを選んだわけじゃない。多分結論としてこういう働き方に至ったというだけだ。
履歴書や職歴に自信を持てない私だが、フリーランスとしての職歴には自信を持てるようにしたい。
30代後半だが、何もかも遅い、と言われたくない。気力体力共に確かに奪われがちだが、それでも実現したい。小さくてもいいからカタチにしたいよ。
そのために、収入も大事だけど、マインドを育てることもこれからとても大事になってくると思う。
一歩一歩。もうここまできたら誰とも比べない。
呪いから今こそ解き放たれるとき。
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