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【第10回】タクシー大手とコラボ!新規事業アイデアのオンラインワークショップを実施


■オンラインワークショップを実施するmikachi(ミカチ)とは

mikachi(ミカチ)は、「一人ひとりの自分らしさで、ワクワークが溢れる世の中に」というコンセプトの下、複業(副業)時代における働き方をテーマに活動しているチームです。志あるメンバーが複業で運営しており、課題を持っている企業に対して、会社を超えて活躍したい参加者を繋ぐ場を設け、課題解決のためのアイデアソンを開催しています。そして2021/7/11(日)、mikachi(ミカチ)は、大手タクシー会社MKタクシーとのオンラインワークショップを開催!合計17名4チームの参加者に集っていただきました。

■「大人のインターン『MKタクシー』で新規事業を立案せよ!」

今回は大手タクシー会社MKタクシー様とのタイアップ。
「MKタクシーで新規事業を立案せよ」をテーマに、実際にMKタクシーの社員の方に登壇いただき、参加者は新規事業をその場で提案いたしました。
mikachiは、いま話題の書籍『進化思考』を応用したアイデア発散手法と、「MKモデルキャンパス」という2つのオリジナルフレームワークを生み出し、そのフレームワークを基に参加者へ個々人のアイデア発散と、そのアイデアをグループワークでビジネスプランまで落とし込みました。

当日の進行
1)『進化思考』でのアイデア発想
2)MKモデルキャンパスでのグループディスカション
3)各チーム発表
4)オンラインで懇親会

■3時間でビジネスプランを作り上げる

今回のこだわりは、3時間という短い時間で、かつタクシー業界のことを皆知らないという条件で、新事業のビジネスプランを作り上げること。
まず大事なのが、想像力を刺激する問の設定です。問は、「もしタクシーが全部怪盗に盗まれてしまったとしたら、新たにどんな事業を始めるか」とし、遊び心をもって考えられるようにしました。

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同じくらい大事なのがアイデア発散と収束の仕組み化です。アイデア発散は、強制発想法に『進化思考』の枠組みを組み合わせたフレームワークを用意し、短時間でよりユニークなアイデアを出せるようにしました。

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アイデアの収束は、オリジナルフレームワーク、「MKモデルキャンパス」を用意。ビジネスモデルキャンパスをベースとしながらも、MKタクシーの事業モデルに合わせ、本当に重要なポイントに絞って議論できるように設計しました。
オンラインの手軽さというメリットを生かしつつ、リアルワークショップに負けないくらい濃密な議論ができるように、工夫しました。

■社外人材のアイデアが持つ力

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新規事業のアイデアを立案して終わり。ではなく、我々が注力する点は、そのアイデアをどう生かすかということ。
今回は、タクシー会社側から2名参加してもらい、1名には審査員、もう1名には参加者としてディスカションに加わってもらいました。

アイデアを事業化できないか考えてみたい。会社の財産は”人”だという点がよく伝わり、タクシードライバーのもつ可能性を生かした提案が多く出て良かった」
「仕事で商品開発を担当しており、新卒社員と今年に入ってから企画検討している。初めて会う人と濃密な議論をでき、刺激になった。やって良かったなと感じている」

というように、アイデアの実行に道筋をつけると同時に、MKタクシーの”人材育成”に寄与することができました。

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また参加者からも、

「進化思考のフレームワークがとても良かった」
「個人で発散を考えて、皆さんですり合わせて収束する過程を体験出来て、楽しかった」
「いろいろな職業の方とアイデアを出す体験はとても楽しかった。時間が限られた中でパフォーマンスを出すのは難しいですが、勉強になった」

といった感想をもらい、イベントは成功。「リアルな事業課題について、短時間でアウトプットする」というコンセプトに価値があることが明らかになりました。
さらに、ある参加者にはワークショップ企画の段階から、mikachi(ミカチ)の一員として取り組んでもらい、「楽しい仲間と出会えた」と満足していただくことができました。

■後日談:企業側参加者の感想

企業側の参加者に、今回のワークショップに参加した感想をインタビューしました。「ためになり、かつとても楽しい時間だった」「スピード感ある仕事の進め方が参考になった」という感想をいただいています。

Q1.ワークショップに参加した率直な感想はいかがでしたか?
A1.
体験そのものが私にとっては新鮮で、とても学べる事が多かったです。グループワークでは、話し合いとほぼ同じ速度でパソコンに入力して資料を作り、短時間でそれなりのアイデアをかたちに出来ました。あのスピード感には憧れを持ちました。我々も、コロナ禍に入ってからコツコツと同じような活動をしていますが、このスピード感はまさに理想です。
また、本当に色んなアイデアが出てきて面白かったと思います。その中で、「MKが既に行っているサービスが、まだまだ認知されていないことが多いな」と気づきました。
MKの既存の商品や、ドライバー個々のホスピタリティで既に行なっているサービスが「新しいアイデア」として話されていたので、既にあるサービスの認知を広げる事も重要だなと気付けました。おそらく同じように、新卒など社歴の浅い社員も知らないことが多いと思います。
そんなことも含め得るものが沢山あった、とても充実した時間でした。
Q2.具体的に自社で活用できそうなアイデアはありましたか?
A2.
事業アイデアとして提案された、「キャリア講師」や「マナー講師」「話し方」などの講師業は、車を使わないサービスとして目指しても面白いなと思いました。ちなみに、京都検定所持者が講師として学校で講演へ行ったことは、何度かあります。
Q3.ワークショップに参加したことで、仕事の取り組み方などに変化はありましたか?
A3.
通常業務には大きな変化はありませんが、MKのサービスの認知をもっと広める為、インスタライブやclubhouseなどの自社メディアへの参加率を上げ、MKのサービスが伝わるように工夫して取り組んでいます。
Q4.ワークショップでの学びを仕事で活用しているか?
A4.
社歴の浅い社員は、MKのサービス、トップハイヤーのホスピタリティやアイデアを知らないということに、気づけました。そのため、新しいモノを作って行くことに加え、今のトップレベルのサービスをしっかり伝える環境作りを開始しました。
まずは今あるサービスをしっかり認識し、その上で新たな付加価値を考えられるようになってほしいと思います。

■mikachi(ミカチ)のメリット

mikachi(ミカチ)が提供できる価値
企業 :①社員に参加してもらうことで、モチベーションUP(人材育成)
    ②社外からの経営観点を持ったアイデアを集められる
参加者:色々な業種の人々と共にディスカッションをする中で、
    ①自分のナレッジの社外発信、②能力開発、③楽しい!

アイデアがどんどん生まれる場をつくるため、mikachi(ミカチ)は、企業課題に合わせ、オリジナルのビジネスフレームワークや、ワークショップを設計します。
mikachi(ミカチ)はこれからも様々なワークショップ企画を通して、一人ひとりの自分らしさで、ワクワークが溢れる世の中となるよう、取り組んで参ります。

mikachi URL:https://www.mikachi.work/


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