2025年版 ひとり手帳会議 vol.1
手帳loverの皆さま、ご無沙汰しております。
そわそわする季節になってきましたね。
最近野球のことしか書いてなくて、手帳きっかけでフォローしてくださった方には寂しい思いをさせてしまってすみません。
今日は思いっきり手帳の話をしていきたいと思いますのでよろしくお願いします!
※過去の手帳会議はこちらのマガジンにまとめています。よければ、ぜひ。
まずは恒例の、グラレコまとめ。
表紙に絵柄が入っていて、なかなか大変でした!良かったらこちらだけでも見ていってください!
2025年の裏テーマは「already(すでに、もう)」です。
新しい要素はあまりなく、「自分がやりたいことを整理して、実行しやすくするためのツールとして手帳を使い倒す」というイメージで2025年の手帳を選びました。
それでは早速まいりましょう〜!
1.スケジュール管理は原点に立ち返って能率手帳NOLTYで !
えっ今さら?
自分でもびっくりしました。
社会人になりたての頃には毎年能率手帳を使っていました。5年くらいは確実に使っていました。仕事の基礎を覚えて、キャリアアップもして。
そうする過程で、他に使いたい手帳が出てきて、なんとなく能率手帳は「卒業」したつもりでした。
ところが先日、丸の内丸善に足を運び、何気なく手に取った能率手帳が、良かったんですよね〜。
自分が使いたいフォーマットにぴったりのページがあって、紙質も良い。
NOLTYの良さはなんといっても圧倒的バリエーション。
例えるなら手帳界隈のユニクロ的存在です。
ここ数年わたしが使用してきた手帳は、フォーマットが一つの「(作り手が)これが自信作です!」と言う手帳が多かった。例えばCITTA手帳はバーチカル(縦軸に時間、横軸に1週間の日付が並んでいる)タイプ。「週間レフト(縦軸に1週間の日付が並んでいる)」タイプのCITTA手帳はありません。
それは、その手帳の「理念」「存在意義」が現れているのだから当然で、「これ!」というものがあることは素晴らしいことです。(それを良いと思う人がたくさんいるからこそ毎年続いているわけですし。)
ただ、自分の目線から考えると、思考が固定化されるような、少し窮屈な感じもする。
そこに現れた、パーツに特化したNOLTY の山。「ごくごく普通の手帳ですが質は良いです。こんなのもありますよ!こちらはどうです?」と物量で攻めてくる。
そして出会ったのがこちらの手帳。
百聞は一見に如かず、と言うことで見ていただきましょう。
マンスリーページはこんな感じで使います。
詳細の使い方については特に本文に書くつもりはないので(えっ?)、上記を眺めていただくとして、1点だけ語りたいことがあります。
マンスリーページの、左側の部分にご注目ください。
この欄が欲しかったんですよ〜!
ここに、野球の現地観戦の記録を残しておきますと、その年何戦現地に行き、何勝何敗だったかがぱっと確認できるんです。
この欄が欲しくて、切り替えを決意しました。
えっそれだけ?と思いますよね。
そう、「それだけ?」と思う人にとっては「それだけ」なんです。
でも私にとってはそうではなかったんですね。
手帳を探すときの原則は「何をしたいか?」「どんなページが必要か?」をなるべく具体レベルで洗い出すことです。
それを洗い出したとき、マンスリーページの左側のカレンダーがどうしても欲しかったんです。
それ以外は全部、2024年まで愛用してきた手帳でも書けるし書いていることなのですが、ここだけ!無かったんです。
ちなみに、この形の手帳は他にもいくつかありましたが、その中でNOLTY を選んだ理由としては、紙質とかフォントや線の感じが見やすくて「好き」と思えたことも大きいです。
去年と同じシリーズならWebショップで購入しても問題ないと思うのですが、シリーズを変えるときは慎重に、店頭で手に取ってみることも大事だと思います。
私の場合、どんなに良いフォーマットでも書き心地がイマイチな手帳はまず続かないので、紙質は必要条件の一つになっています。
Weeklyページはこんな感じで使います。
時間軸が7時から24時までで、今使っている手帳のように24時間のメモリではないのですが、冷静に今年の手帳を振り返ってみたところ、24時から7時の間には何も予定が入っていなかったのでそこは受け入れることにしました。
エクリの「Plus」を選んだ理由の一つに、おまけページの充実ぶりがあります。例えばこちら。日本地図の白地図がついています。
(薄々予想されているかと思いますが予想通り)2025年に遠征したい球場をマッピングしてみました。
他のページも楽しそうなので、楽しんで使い倒したいと思います!
1点だけ、カバーのピンクだけがちょっとな……という気持ちがあり、手帳カバーは別で用意することにしました。
なんか2025年は黄色と緑の気分なんですよね。
(なのでCITTA手帳の緑、だいぶ迷いました)
2.なんでも書く!ロルバーン
2024年に引き続き、なんでも書く帳としてのロルバーン。
やはり気軽に書けるという点で実用性が高いです。
ロルバーンって、表紙のバリエーションがたくさんあっていいですよね。
8月の広島旅の時に買ってきた、広島限定ロルバーンが良い感じなので、これを2025年用にすることにしました。
内容は本当になんでも書きます。
インプットのための読書ならこちらにメモを取りながら読みますし、旅(遠征)の計画なんかも書きます。
何か腰を据えて考えたいこと、整理したいことをなんでも気軽に(←ポイント!)書いていきます。
限定ロルバーン、一期一会なところが良いんですよね〜。
2025年も遠征時に機会があったら限定ロルバーンをゲットしていきたいと思います。
※なんでも書く帳にはロイヒトと迷いました。色がいいしハードカバーで収まりもいいし。もし検討される方がいらっしゃいましたら、種類は「ドット」を激推しします。(一番書きやすい)
3.ほぼ日5年手帳を野球観戦記録に
2025年、わたし的新たなトピックスはこちら。
ほぼ日5年手帳(大きい方)を野球観戦記録にすることにしました。
ところで、5年日記って続く気がしなくないですか(ぶっ込み)。
その理由を考えてみたんです。
1月1日から5年日記を始めるとするじゃないですか。
そうすると、年始はニューイヤー駅伝とか箱根駅伝とか初詣とかお節料理とかお年玉とかいろいろイベントがあって、書くこと、残しておきたいトピックスがそれなりにあります。
いわば「ハレの日」から1年がスタートするわけです。
ところが、年始休みが明けると、あっという間に日常に戻ります。「ケの日」です。一気に書くことがなくなる。
そもそも、スタートダッシュの直後に息切れしやすい構造になっているのです。
そこで、考えました。
「日常からゆるくスタートしたらいいんじゃないか?」
と言うことで、購入した5年手帳は「2024年始まり」です。
もう今、書いてます。
これはもう、続く気しかしないです。
書く内容は公示、試合のスコア、先発投手、勝ち投手敗け投手セーブ、本塁打、そして今日のヒーローです。
ヒーローインタビューがある時はその選手の名前、引き分けや敗けの日でも試合を見て良いと思った選手の名前を書きます。
紙チケットの時はそれも貼ります。(ほぼ電子チケットですが、購入ルートや球場によってはたまにあるので)
今の感想、言っていいですか。
5年後が楽しみすぎるーーーー!
LIFEのBOOK(ほぼ日手帳のコンセプト)ってこういうことか〜!
最近思うんですけど、私にとって野球(中日ドラゴンズ)は「人生のガイドライン」みたいなところがあります。
お子さんがいらっしゃる方だと「子供が生まれた年」とか「小学校に入学した年」とか、20××年と紐づいている思い出がありますよね。
私はそういうのがないので、ともすると平気で3年くらい経っていたりするのですが、ドラゴンズが存在してくれていることによって「2023年は大島さんが2000本安打を達成した年だな」などと振り返ることができます。
あと、紙の記録ではどうしても限界があるので、Notionもうまく使って記録を残していこうと思っています。(Notionについては、ある程度まとまったら別でnote書きますね!)
4.ほぼ日手帳 HON B6
最後はこちらです。
感情、感覚、思考など「出来事に対するセンサーの言語化」をする手帳にします。
例えば「会社で新しくマニュアルを作る仕事を担当することになった」という事実があった時に、それに対して自分がどう感じたかを書き残します。
私の場合、「何かをまとめることが好きだから、嬉しい」「どうやってまとめようかワクワクする」「普段はPower Pointで作っているけど、動画も撮ってみようかな。工夫できるのって楽しい」。こんな言葉が浮かびます。
でも人によっては「面倒くさいな」と思う人もいるわけです。
事実は一つでも、それに対して自分がどう感じるか。言語化することで思考が整理されますし、自分が好きなことが言語化できていれば、選択の機会があった時に迷わず好きな方を選ぶことができます。そして人生は選択の連続ですよね。
振り返りの手帳は夜に書くことが多いので、夜のイメージで探して久保田寛子さんの手帳に決めました。素敵〜。
実はこちらも「ほぼ日手帳のB6で毎日の振り返りをする」というのをすでに継続しています。(もう書いてますその2)
1日にタイトルをつけて、印象に残った出来事、それに対して感じたことを記しています。
2025年にやりたいこととしては、文字だけでなくイラストも描いていきたい。……ということはもう、今日からイラストを描き始めたら良いわけです。
「もう書いてます」効果、強すぎる。
まとめ
本noteの初めに書いた裏テーマ、「already(すでに、もう)」の意味が分かってきたでしょうか?
そうです、やりたかったら来年まで待つ必要はないのです。
今日からやったら良いんですよ。そしたら2025年には「もう、やってます」の状態になっています。
ここで一つ提言をしたいのですが、使ってみたい手帳が見つかったら「2024年版を購入して今日から使ってみる」というのはアリだと思うんですよね。
「やりたい」という気持ちは、ずっとは続きません。
「やりたい」と思った時、「欲しい」と思った時が一番モチベーションが高くて、一番習慣化しやすい瞬間なはずです。
それならば、2025年の手帳を検討する時に、今現在の手帳も振り返れば良い。そして改善したい点を2025年の手帳選びに反映させつつ、今からできることは即、やってみればいい。
やってみてわかることもたくさんあるので、やってみて、経験して、修正して、またやってみて。そういう時間は絶対に必要です。
それを「来年から」やるのではなく、今日からやる。2024年もまだ4ヶ月、1/3は残っているわけですし。
イメージとしては、2024年の残りの期間で助走をつけて、勢いに乗ったまま2025年に突入する感じをやりたい。
そういう意味では10月始まりの手帳もいいです。
手帳を選ぶときに「始める」にフォーカスしがちですが(それも楽しいことで大いにフォーカスして良いのですが)、「さっさと使い始めて、試行錯誤する」を考えてみると、より手帳ライフが楽しく、実のあるものになるのではないかな、と思います。
ひとり会議を始めて何年か経ちますが、使い方は年々変わってきています。
やってみて、「こっちの方がいいかな」と思いながら使い方をアップデートしています。
例えば「ベッドに入る目標時間」に線を引くとか、「現地観戦はチケットマークを描く」とか、毎週手帳を書きながら「こうするとわかりやすいな」「行動に結びつきやすいかも」と試行錯誤して落ち着いた書き方です。
なので、こうしていろいろ書いていますが、あくまで「書いている今、良いと思っていること」を書いているので、数年後には移り変わっていくと思っています。
でも、試行錯誤しなかったらたぶん、変化もできないんですよね。
なので、たくさん失敗して、また試してみて、変化を恐れずに行きたいなと思っています。
皆さまは2025年、どんな手帳を選ばれる(た)のでしょうか?
良き手帳LIFEが送れますようにお祈りしております。
楽しんで行きましょうね〜!