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オールスター&ホームランダービー出場記念!細川選手のホームランを振り返る回

全国プロ野球ファンの皆様、暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。(ほんと、暑いですから……お互い気をつけましょうね。)

ペナントレース前半戦が昨日で終了しました。前半戦、お疲れ様でした。
各チーム、いろいろありましたね。良いことも、そうでないことも。

しかし、まあ、後半戦の話は一旦置いておいて、年に2日のお祭りを目一杯楽しみましょう!そうです、明日、明後日はオールスターゲームが開催されます!わくわくしますね〜!

ドラゴンズからは高橋宏斗投手、松山晋也投手、ライデル・マルティネス投手、そして細川成也選手の4名が出場します。

主観たっぷりに申し上げると、注目は何と言っても細川選手でしょう!
昨年は監督推薦でオールスター出場、そしてファン投票でホームランダービーに選出され、結果は惜しくも準優勝。

昨年のホームランダービーの様子はこちらをご覧ください。


今年はファン投票で選出され、もちろんホームランダービーにも選ばれ、きっと優勝を狙って燃えているはず!

ということで今回は、ペナントレース前半戦終了記念として、またオールスター&ホームランダービー出場記念として、細川成也選手のホームランを振り返り、細川選手の魅力を再確認する回をやりたいと思います!

細川選手が打ったホームランは2023シーズン24本、2024シーズンは前半戦終了時点で12本。この中から厳選して7本のホームランをご紹介したいと思います。

このnoteで予習(復習?)をして、ホームランダービーはぜひ細川選手を一緒に応援しましょう!


1本目 どこまでも飛んでいくホームラン(2024年4月29日)

まずはこちらをご覧ください。

特大の満塁ホームラン!これ、現地で見ていたのですが、びっくりしましたねー。この日は大量得点差で勝っていたので、細川選手も初球から狙ってものすごいスイングをしていました。思わず観客席がどよめくくらい。あれはピッチャー、ビビりますって。当たったらどこまで飛んで行くんだろう、と思いますもん。
このホームランは、ホームラン自体よりもその前の空振りに価値があるかもしれません。細川選手の全力の空振り、いいですよ。期待しかない。ホームランの話をするって始めたのに空振りを推してて恐縮ですが、そんなところもぜひ注目していただきたい。そしてその後実際当たって(打って)、どこまで飛んでいったんだろう。見えないとこまで飛んで行きました。

細川選手はオープン戦で5階席に届くホームランも打っています。ドラゴンズ移籍時の会見で「どこの球場でもホームランを打つ自信はあるので」と言っていたのが誇張でなくただの事実だったとあらためて認識しました。

2本目 2階席から見上げるホームラン(2023年9月13日)

内野から見る細川選手のホームランも良いんですけど、2階席から見るホームランもめちゃくちゃ良いんですよ。
ハマスタのウィング席(実際の建築物としての階数は3〜4階くらい)から見たこちらのホームラン。

このホームランも現地で見ましたが、ウィング席から「見上げ」ました。皆さん、明日学校や職場のビルに3階か4階があったら登ってみてください。そこから見上げる弾道でボールが飛んでくることをイメージしてみてください。えええええ〜!!? って感じですよね。もうね、現地はほんとそんな感じなんですよ。

この日の投手だった今永選手は、今年メジャーに挑戦して大活躍されています。
良い投手から打つというのも細川選手の魅力です。うまく攻められると悩んじゃうところもあるんですけど、ガチンコ対決でホームランを打つ勝負強さというか気持ちの強さというかね、そういうところも大好きです。

先ほどちょっと記者会見のことを書いたのですが、細川選手は2022年オフの現役ドラフトでDeNAベイスターズからドラゴンズへ移籍してきました。だからハマスタ、DeNA戦というのは、細川選手にとってはちょっと特別なんです。前年までのホームグラウンド、そしてともに戦っていた仲間なんですね。

この写真はHRを打ったのとは別の日ですが……
細川選手が大好きなDeNAベイスターズの牧選手(背番号2番)
細川選手も牧選手大好きだと思います(仲良し)
関根選手(63番)も仲良し

2023年シーズンに細川選手は24本のホームランを打っているのですが、ハマスタでは結局この一本でした。「9月まで打てなかった」というところと「9月に今永投手から打った」ところに細川選手の魅力が詰まっていると思っています。仲がいいから打てないってことではなくて、お世話になったチームだからこそ打ちたい。けれど打ちたい気持ちが強すぎて逆に打てない、という不器用さと、それを打ち破る強さを感じるから。

ちなみに、この日のホームランです。(本当はこのnoteでガッツリ書きたかったのですが本文が長すぎるので泣く泣くカットしました。やっと書けて良かった!)

3本目、4本目 飛躍のきっかけとなった、バウアー投手からのホームラン(2023年5月27日)

良い投手から打つ、でいうとこちらも外せません。
DeNAベイスターズのバウアー投手(2023年)から打った2本のホームラン。

1本目はレフトスタンドへ、2本目は逆方向のライトスタンドへ。広いバンテリンドームの逆方向へ一直線に飛び込んでいく弾道。

細川選手はこの2本のホームランを含む活躍で2023年5月の月間MVPを受賞しています。このホームランは細川選手が「報われた」ホームランだと思っていまして、心の底から「良かったねえええ!」と思っています。

細川選手は練習熱心ということでも有名で、2023年春季キャンプでは立浪監督から「MVPは細川」というコメントが出たほど。新天地で必死に努力したんですね。2023年シーズン始めはスタメンではなく代打での出場でした。そこでヒットを打って、チャンスを勝ち取って、スタメンに定着して、今の細川選手があります。「現役ドラフトの星」として語られることも多い細川選手ですが、ご本人にしたら細い糸を必死で掴むような心持ちだったのではないかと推察します。
努力をすれば報われるとは限らない厳しいプロの世界で、努力して結果を出した選手。応援しているチームにそういう選手が来てくれて、結果を出すまでの過程をリアルタイムで追っていたら、それはもう応援したくなるのが人情というもの。

このホームランは中継で見たのですが、2本目のホームランが6回裏だったんです。7回表にはラッキーセブンということでDeNAベイスターズの球団歌が流れるのですが、中継映像ではちょうどその時にライトの守備につく細川選手が映されていて、なんだかちょっと映画みたいだな、と思いました。

ちなみにバウアー選手と細川選手は同年のオールスターに共に出場されていまして、細川選手が出場したホームランダービーで細川選手のタオルを掲げて応援したことが話題となりました。(というかこれは広報さんのファインプレーだと思う)

5本目、6本目 バースデーアーチ(2023年8月4日)

バースデーアーチ。
これはしばしば耳にしますが、実際に打つとなるとなかなか難しいものがあります。第一に、誕生日に試合がないと打てません。試合があっても、自分が一軍にいて、スタメンもしくは代打で試合に出場しなければ打てません。さらに、ホームランというのは狙って打てるものではありません。でも「打ってほしいところで打ってくれる」選手は確かにいるのです。はい、細川選手です。バースデーアーチ、2本打ちました。え、すごくない?(すごい)

私、この試合(も)観に行っていたんですよ〜!バースデーアーチ見に行くね!って宣言して!それで見られたんですよ!え、すごくない?(すごい!)

こんなメモリアルな日に2本もホームランを打って、でも一人のヒーローインタビューは嫌なところがマジ細川さん。

7本目 ホーム開幕戦サヨナラホームラン(2024年4月2日)

最後は2024年ホーム開幕戦のサヨナラホームランです。
公式Youtubeの再生回数を見ていただくと、ファンの熱狂ぶりがよく伝わるのではないでしょうか。

開幕から1本もヒットが打てておらず苦しんでいた……ところからの、初ヒットがサヨナラホームラン。
もうね、こういうところなんですよ。「私たちはただ信じて応援していればいいんだ」と思わせてくれる選手。だから私たちみんな、細川選手が大好きなんです。

私は去年から細川選手を応援し続けて、おそらく100打席以上は見ていると思いますが、毎打席本気で「この打席、打つ!打ってくれる!」と思って応援しています。10打席ヒットがなくても11打席目に打ってくれる。20打席ヒットがなくても21打席目に打ってくれる。
そういうふうに思わせてくれる選手を応援できることは、本当に幸せなことだなぁと思います。

まとめ

ということで、7本のホームランをご覧いただきました。
本当は36本全てご紹介したかったのですが、さすがに最後まで辿り着けない気がするので、厳選してお届けしました。

オールスター、そしてプロ野球ペナントレース後半戦はぜひ、細川選手に注目してご覧ください!

おまけ 背番号のこと。

細川選手の2023年の背番号は0番。
移籍時に「0から始めるつもりで」と細川選手が選んだ番号です。

そして2024年、背番号を55番に変えました。
55番と言えば松井秀喜さんや村上宗孝選手といった一流のホームランバッターが背負ってきた番号。(ドラゴンズでは、昨年オフに引退し、今年から二軍の打撃コーチをされている福田永将さんが付けられていました。)

背番号0番の細川選手は「現役ドラフトでDeNAベイスターズから移籍してきて、1年目で大活躍した細川選手」。
55番は「中日ドラゴンズの主砲として大活躍する細川選手」。

どちらの背番号も、細川選手らしくて良いなぁと思っています。
2枚のユニフォームを大切にして、末長く応援していきたいと思います。

ホームユニは0番!いいよね0番!
55番!かっこよい!


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