習慣化のコツは赤ちゃんから学べます
「新しい習慣を身につけたい」「やりたいことを継続できる人になりたい」そんな風に思いながらも、途中で挫折してしまった経験はありませんか？
実は、習慣化のヒントは意外なところにあります。
それは、「赤ちゃん」です。
赤ちゃんが成長していく過程には、大人が習慣を身につけるためのヒントがつまっているので、今回は、赤ちゃんの行動から学ぶ習慣化のコツをお伝えしていきます。
小さな一歩を積み重ねる
当たり前の話ですが、赤ちゃんは一日で歩けるようになるわけではありません。
最初は寝返りを打つところから始まって→ハイハイをして→つかまり立ちして→人生初めての一歩
どの段階でも、ひたすら「できること」を少しずつ積み重ねていきます。
習慣化も同じです。
例えば「毎朝ウォーキングをする」という目標を立てた場合、いきなり5キロも歩こうとすると、どうしても挫折しやすくなります。
そこで、最初は「朝起きるだけ」とか「シューズを履く」だけでOKです！
次に、家の中を歩いてみる、そして家の周りを軽く歩く。
それに慣れたら、少し離れたコンビニを目指して歩いてみる。
こんな風に、細かく分けて少しずつ進むことで、無理なく続けられるようになります。
失敗を恐れず、何度でも挑戦する
赤ちゃんは、何度もハイハイで物にぶつかったり、食べられない物を口に入れてしまったり、と毎日たくさんの失敗を繰り返します。
それが大人になると、ついつい失敗を避けたくなって、赤ちゃんのように失敗を失敗と思わずに「我関せず」的に受け入れてしまう勢いが無くなります。
そんなときこそ、赤ちゃんをお手本にしてみます。
例えば、ダイエット中に甘いものを食べすぎてしまった日があったとします。
このとき、「自分はダメだ・・」と思うのではなくて、「今日はたまたま失敗したけど、また明日から頑張ろう」と切り替えることが重要です。
失敗を恐れず、前に進む力こそが習慣化の成功を支えてくれます。
周りのサポートを活用する
赤ちゃんが安心して成長できるのは、周りの大人のサポートがあるからです。
抱っこしてもらったり、優しい言葉をかけてもらったりすることで、赤ちゃんは安心して新しい挑戦ができるようになります。
大人だって、新しい習慣を始めるときには「自分一人で頑張り続ける」必要はありません。
家族や友だちに目標を話して応援してもらう
同じ目標を持つ仲間を見つけて励まし合う
スマホアプリなどを活用して進捗を記録する
こんな感じで、一人で頑張り続けるよりも、サポートがある環境の方が成功しやすい場合もあります。
「楽しい」を取り入れる
赤ちゃんは、興味のあるものに全力で向かっていきます。
「楽しい」「ワクワクする」と感じられることが、成長の大きな原動力になっています。
習慣化も同じで、「やらなきゃいけない」と義務感で取り組むよりも「楽しい」と思える工夫をすることが長続きの秘訣です。
例えば、ウォーキングなら、お気に入りのウェアを着て大好きな音楽を聴きながら歩く、友だちと一緒に楽しく歩く、といった工夫をしてみましょう。
読書なら、実務的な本よりも、漫画や心惹かれるジャンルの本を選ぶのがおすすめです。
そうやって「楽しい」と感じられる瞬間を増やすことで、自然と続けたくなります。
自分を認めてあげる
赤ちゃんが新しいことを覚えたり、少し成長するたびに、周りの大人は「よくできたね！」とたくさん褒めてくれます。
このポジティブなフィードバックが、赤ちゃんのやる気を引き出しているわけです。
ですから、大人になっても、自分自身を認めて褒めることを忘れないようにしましょう。
例えば「今日は目標通りにできた！」と感じたら、ノートにできたことを書いて記録したり、できた自分にちょっとしたご褒美を用意したりするといった方法があります。
自分を認めて褒めることで生まれる毎日の小さな達成感が、モチベーション維持につながって、それが継続の推進力になります。
まとめ
大人な自分から離れて、まるで自分が赤ちゃんのように
「少しずつ進む」「失敗を気にしない」「周りの力を借りる」「楽しいを取り入れる」「自分を認める」
この5つのコツを意識すれば、新しい習慣を身につけるハードルが下がります。
もしもハードルが下がる実感がなくても「赤ちゃん」という存在を思い出すと、気負いすぎずに、肩の力が抜けて自然体で挑戦できるようになる気がしませんか？
それだけでも、十分に良い効果がありますので、ぜひ、赤ちゃんになったような新鮮な気持ちで、習慣化の一歩を踏み出してみてください。
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