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習慣化に不自由さを取り入れる
「自由」と「不自由」ぱっと見は真逆ですが、習慣化の過程においては単純にそうとは言い切れない、実は相互に補完し合う関係なんです。
例えば、読書を習慣化したい場合に、読書する時間数・時間帯やページ数、タイミングなどをその日の状況や気分に合わせる、完全フリーにしてしまう場合(さすがに、完全フリーなんて方はいないと思いますが)
そうなると、選択肢が多すぎて、いつ何をどのくらいするべきかを、都度決める作業が発生するため、それだけで「決断疲れ」を起こして行動に移すハードルが上がります。
決断疲れについてはこちらの記事にまとめています。
ということで、今回は目標に向かって着実に進むためにおすすめの不自由さ「縛り」について、お伝えしていきます。
時間縛り
「とにかく時間で縛る」というルールで、習慣化に取り組みます。
読書の習慣化であれば、もともと毎日10ページよりも毎日5分などの時間縛りの場合が多いかもしれません。
一方、筋トレや資格試験勉強などは、ある程度の負荷や学びといった「やった感」が伴わないと止めにくい傾向がありますが、例外なく決めた時間が経ったら終了します。
時間縛りは、○分経ったらおしまい!といういたってシンプルなルールなので、「迷う」「悩む」余地がないことが最大のメリットです。
不自由というよりは、毎回中途半端な感じで終わってしまうため、ちょっと気持ち悪さが残る方法ですが、効果は期待できます。
詳しくはこちらの記事でどうぞ。
アナログ縛り
次に、スマホやタブレット、パソコンなどのデジタル製品を使わないようにするのが「アナログ縛り」です。
「そんな非効率なことはできないわ」
「アナログにする方が難しいわ」
といった声はごもっともですが、メモ・付箋・ノート・手帳とペンを使って書き出したり記録したり、家族や友だちのサポートを受けたり。
とにかく、デジタル製品を使うメリットは一切無視して、デメリットを避けることを重視します。
スマホでのゲーム、SNS、動画視聴、ニュース閲覧などに取られる時間の削減や眼精疲労・脳疲労の緩和といった計り知れないメリットは、絶対に手に入れるべきです。
足跡縛り
これでやると決めたら、行動をした足跡(実績)を残すまでインプットをやめるのが「足跡縛り」です。
誰でも習慣化がうまく進まないと、すぐに別の方法を調べたり、試したくなりますよね。
もちろん、状況に合わせて柔軟に取り組むことは重要ですが、それは
行動→結果の振り返り&検証→改善→行動・・
このサイクルをある程度実践してからというルールです。
何らかの結果を出すまでは、行動することを最優先するだけで、効率よく習慣化に取り組むことができます。
まとめ
今回はわざと自分を不自由にする方法として、「時間縛り」「アナログ縛り」「足跡縛り」をご紹介しました。
こんな風に、習慣化においては自由と不自由のバランスを取りながら、具体的な行動計画を立てて、目標に向かって着実に進むことが重要です。
ぜひ、習慣化のプロセスを楽しみながら、ご自身に合った方法で取り組んでいきましょう。
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