【習慣化】昨日の自分を反面教師にする
反面教師とは、他人の失敗や良くない行動を見て、自分は同じ過ちを繰り返さないようにすること、「人のふり見て我がふり直せ」ですね。
この考え方を昨日の自分に適用して、自分の行動を振り返り&検証することで、より良い行動を目指すことができるようになります。
そこで、今回は「昨日の自分を反面教師にする」という方法をお伝えしていきたいと思います。
昨日の自分を反面教師にするメリット・デメリット
どうしても、他人と比較すると自分の悪い点やダメなところばかりが目につきがちですが、昨日の自分と比較することで、自分の進歩を実感しやすくなります。
これが、昨日の自分を反面教師にするメリットで、これにより、自己肯定感が高まって、モチベーションが維持しやすくなります。
一方で、昨日の自分を反面教師にすることにはデメリットもあります。
それは、過去の失敗に囚われすぎるリスクがあることです。
自分の行動の振り返り&検証は重要な作業ですが、過去に囚われすぎると前に進むことが難しくなる場合もあります。
そのため、適度な振り返りと前向きな思考を保つことが大切です。
では、どうやって昨日の自分を反面教師にするかというと
昨日の自分を観察する
まずは、昨日の自分を振り返って観察することから始めます。
具体的には、昨日何をしたのか、何がうまくいかなかったのかなどについて考えます。
たとえば、ダイエット中であれば「昨日の夜、お菓子を食べ過ぎてしまった」とか、運動を習慣にしたいなら「昨日は運動するつもりだったけど、結局ソファでテレビを見て過ごしてしまった」という感じです。
振り返った行動は、そのままを客観的に受け止めます。
小さな改善策を見つける
客観的に受け止めて、うまくいかなかった原因が分かったら、その対策を考えます。
このときのポイントは、大きな変化を求めないこと→小さな改善点を見つけることが大切です。
例えば、ストレスを感じた時の間食で、お菓子をやめる代わりに、ナッツを食べるとか、運動の時間がなかった場合は、寝る前に無理やりやらずに、翌朝起きてすぐに5分だけストレッチをする、という風に小さな修正を加えていきます。
自分を責めない
うまくいかないことが増えると、ついつい自分を責めがちです。
もちろん、昨日の自分を反省するのは悪いことではないですが、過度に自己批判・自己否定するのは逆効果です。
「昨日はうまくいかなかったけど、今日はこうしてみよう」と前向きに考えることが、とても重要です!
成功体験を積む
小さな成功体験を積み重ねることで、自己効力感が高まり、継続する力がパワーアップします。
そこで、成功体験として脳に認知させるため、どんな小さな行動でも達成できたら、必ず称賛の言葉をかける、ご褒美をあげるなど、ポジティブなフィードバックを自分に与えることが大切です。
振り返り&検証を習慣にする
すでにお伝えしましたが、振り返り&検証は絶対に実施してください。
行動した直後でも、1日の終わりに5分だけでもいいので、自分の行動を振り返って「今日は何がうまくいったか」「何がうまくいかなかったか」「明日はどう改善するか」を考えるようにします。
これを続けることで、少しずつですが確実に自分の行動が改善されていきますし、逆に、これができないと習慣化の達成は不可能です。
まとめ
言うまでもなく、習慣化は一朝一夕で達成できるものではありませんが、昨日の自分を反面教師にして小さな改善を積み重ねることで、確実に着実に前進することができます。
他人と比較せず、自分を責めず、過去の自分を見つめ直すことで、自分の成長を実感しやすくなり、モチベーションも維持しやすくなります。
そうやって、今日の自分を信じて行動を続けることが、習慣化への近道につながります。
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