「そうだ、習慣化しよう！」と思ったら、それは変化のサイン

ふとした瞬間に「〇〇を習慣にしよう！」と強く思ったことはありませんか？

きっとそれは、心や環境に何かしらの変化が起こっているサインです。

でも、その思いついた勢いのまま始めると、高確率で三日坊主になってしまうのも事実。

ということで、今回は「習慣化しよう」というポジティブな衝動との向き合い方についてお伝えしていきます。

なぜ突然「習慣化しよう！」と思うのか？

■自分を変えたいという前向きな気持ち

例えば「このままじゃダメだ」とか「もっと成長したい」という気持ちが強くなったとき、今の状況や習慣を変えたくなることがあります。

これは、内面からわき上がる「向上心」「成長意欲」によるものです。

• 新年や誕生日などの節目

• 仕事や生活環境の変化

• 健康や生活習慣の乱れに気づいた瞬間

などに起こりやすい傾向があります。

こうした前向きなエネルギーは、習慣化を始める良いきっかけになります。

■SNSや周囲の影響

「友だちがダイエットを始めたから」「インフルエンサーの勉強習慣を試したい」といった誰かの行動に触発されて「自分も！」とスイッチが入るのは多くの人が経験済だと思います。

ただ、このタイプの動機は「他人基準」になりがちなので、継続しにくい傾向があります。

大切なのは、そこに「自分なりの理由」があること、無ければそれを必ず加えることです。

■脳のやる気スイッチ

直感的に「習慣化すれば理想の自分に近づける！」と感じた瞬間、やる気が高まり、一気に行動したくなります。

ですが、ドーパミンきっかけの行動は長続きしにくい特徴がありますので、数時間〜数日後のやる気が落ちてくるタイミングを想定して「やっぱり無理だった」と諦めないための仕組みや環境づくりが必要です。

■ストレスや不満からの逃避

「何かを変えたい」と思う背景に「現状への不満」が隠れていることもあります。

• 仕事が忙しくてストレスがたまっている

• 生活がマンネリ化している

• 常に言葉にならない不安を感じている

このような場合は、習慣化を「気分転換の手段」にうまく活用することで、その気持ちを前向きな変化につなげることができます。

思い立った習慣化を継続するコツ

せっかく「習慣化しよう！」と思えたのなら、その気持ちを大切にして長続きさせたいですよね。

ということで、次は継続させるためのコツです。

■「なぜやりたい？」を言葉にする

習慣化が続かない理由の1つは「なぜそれをやるのか」が曖昧なまま始めることです。

習慣を定着させるためには「自分が納得できる理由」を見つけることが大切です。

例えば

・朝の運動を習慣にしたい
→「健康になりたい」よりも「毎日楽しく過ごせるように、毎朝リズムよく動き出したい」

・読書を習慣にしたい
→ 「知識を増やしたい」よりも「仕事で自信をつけて起業したい」

という風に、ちょっとだけ「具体的な未来の自分」をイメージしておくと、モチベーションを維持しやすくなります。

■小さく始める

いきなり「毎朝1時間運動する！」と大きな目標を立てても、すぐに面倒になったり、変にプレッシャーを感じて続かなくなります。

大切なのは、「小さな一歩」を習慣化すること。

• 1日1ページだけ本を読む

• 朝ストレッチを30秒する

• 3行だけ日記を書く

「いくらなんでも、さすがにこれなら簡単にできるでしょ」と思えるレベルから始めて、毎回無理なく続けられるように工夫し続けるのがポイントです。

■できた自分を認める

習慣化の成功には、「できたこと」に目を向けることがとても大切です。

なぜなら、完璧を求めすぎると、できなかったことばかり気になったり、できたことを過小評価したりするからです。

そうではなくて、1mmでも前進できたこと、小さな成功を自分でちゃんと評価してあげて、それを積み重ねることで、続ける自信に変わっていきます。

「よし、やろう！」と思ったらチャンス！

突然の「そうだ、習慣化しよう！」は変化のサイン。

その気持ちを大切にしながら

• なぜやりたいのか？を明確にする

• 小さく始める

• できたことを認める

この3つを意識して、無理なく続けられる習慣を作っていきましょう。

思いつきのやる気も、活かし方次第で人生を変える大きな一歩になります。

もしも、そのタイミングでは習慣化できなくても、本当の自分の気持ちに気づいて自己理解を深めるだけでも充分に価値はありますので、自分の中に芽生えた変化のサインは見逃さないようにしてください！

★このnoteを書いたのは・・

★習慣化サポートサービス