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習慣化は和定食の醤油のようなもの

「習慣化」と聞くと、面倒、しんどい、難しそう、といったイメージを持つ人が多いかもしれません。

  • 絶対に毎日続けなければいけないもの

  • 努力と根性で乗り越えなければいけないもの

  • できなかったら自分のせい

そんな風に思っていませんか?

でも、習慣というのは、実はもっと自然に日常に溶け込んでいるもので、それがあることで日々の生活がスムーズに流れて、より人生が豊かになるものなんです。

まるで和定食の「醤油」のように・・・!?

もしも醤油がなかったら、そのまま?ソース?タルタル?・・それはちょっと無理

ご存知の通り、醤油は決して主役ではありません。

でも、刺身を食べるとき、そこに醤油がないと途方に暮れます。

習慣も同じで、今日やるべきタスクの上位には決して上がってきませんが、1日の中で実際やっていることの上位は、習慣化された行動が占めているわけです。

そう、習慣は地味だけどなくてはならないものです。


習慣は「味」を引き立てる


刺身に醤油をつけると、味がぐっと引き立ちます。

同じように、習慣があることで「日常の質」が向上することがあります。

例えば、「寝る前に10分読書をする」習慣がある場合。

それがあることで、知識が増えたり、心が落ち着いたり、良い眠りにつながったりする。

たった10分のことでも、それが積み重なることで人生の豊かさが変わってくるんです。

運動やストレッチもそうです。

毎日少しでも体を動かす習慣があれば、健康的な体を維持しやすくなりますし、仕事や勉強の合間に深呼吸する習慣があれば、気持ちをリセットしやすくなります。

つまり、習慣は「自分好みの味付け」をしてくれるもの。

特別なものではなく、ちょっとした工夫で、日々の過ごし方が変わるんです。

最初は「ちょっとだけ試す」ことから


刺身を食べるとき、醤油を最初からたっぷりつける人はあまりいないと思います。

まずは少しつけてみて「このくらいがちょうどいいな」とバランスを調整しながら使うものです。

習慣化も同じで、いきなり「毎日1時間運動する」と決めると、絶対に継続するのが大変です。

でも、「1日1分だけストレッチをする」くらいなら、多くの人が無理なく続けられるはずです。

大切なのは、最初から完璧を求めないことです。

それと、少しずつ試して「このくらいなら無理なくできる」というラインを見つけることが、長く続けるコツです。

なくなったときに気づく


普段、醤油のありがたみを意識することはあまりないかもしれません。

でも、もしも刺身を食べるときに醤油がなかったら、その存在の大きさを改めて感じるはず。

習慣も同じで、続いているときはあまり意識しないものなのに、やめると「なんだか調子が悪い」とか「やっぱりあれがあったほうがよかった」と気づくことがあります。

例えば、毎朝のストレッチを続けていた人が、忙しくなってやめてしまったら、体が重く感じるようになるかもしれません。

毎日ちょっとずつ片付ける習慣を続けていた人が、それをやめると、部屋が散らかって落ち着かなくなるかもしれません。

だからこそ、習慣を「続けられる仕組み」にしておくことが大切です。

習慣は「なくてもいい」でも「あるともっといい」


醤油がなくても、刺身は食べることはできます。でも、醤油があることで、もっとおいしく食べられます。

習慣も「絶対に必要なもの」ではないかもしれないけど、あることで日々がもっと快適に、もっと豊かになります。

とはいっても、新しい習慣を増やすことを無理に頑張る必要は全然ありません。

少しずつ、自分に合った「ちょうどいい習慣」を見つけていくことが大切で、気づけばそれが生活の一部になり、自分の人生を支えるものになっていくはずですから。

まとめ


習慣化は、決して義務ではなくて日々の生活をスムーズにしたり、味わい深いものにするための「ちょい足しグルメ」のようなものです。

だからこそ、無理なく続けられることを見つけて、少しずつ取り入れてみてください。

例えば、あなたにとっての「なくても生きてはいけるけど、ある(増える)と確実にいい習慣」は何でしょうか?

それが、あなたにとっての「醤油」かもしれませんね!

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