習慣化とあそびごころ
習慣化と聞くと、どうしても「真面目に取り組まないと」と思ってしまいますが、実は、遊び心を取り入れることで習慣化がグッと楽しくなるんです!
この遊び心のことを「プレイフルネス」と呼び、習慣化においても大きな効果を発揮します。
今回は、プレイフルネスをうまく活かして、楽しみながら習慣化を達成する方法をお伝えしていきます。
プレイフルネスとは?
プレイフルネスとは、好奇心や創造性を持って物事に取り組む姿勢のことです。
子どもが遊びを通じて、たくさんの新しいことを学んでいくように、大人も日常の中で楽しさを見つけることで、自然と新しい習慣を身につけることができます。
さらに、プレイフルネスには、ただ楽しむためだけではなく、脳の活性化&ストレス軽減で、モチベーションの維持を助ける効果もあります。
遊び心が習慣化に与える効果
習慣化に真面目に取り組むことは大切ですが、真面目すぎたり、完璧を求めすぎると途中で挫折しやすくなります。
例えば、「毎日30分間読書する」と決めて、これを完璧に守ろうとすると、想像よりも多くのストレスやプレッシャーを感じることで、続けるのが難しくなります。
そこで「漫画や雑誌もOK」という風に遊び心を取り入れてみます。
そうすることで、その行動自体が楽しく無理なく続けられるようになる、そんな効果が期待できます。
さらに、新しいアイデアやアプローチが生まれやすくなるので、同じ習慣化でも違った角度から楽しめる方法を見つけることができるはずです!
遊び心を取り入れた習慣化のアイデア
次は、いくつかのアイデアを紹介していきましょう。
■ゲーム要素を加える
例えば、ウォーキングをゲーム化してみます。
ウォーキングをしながらポケモンGOのような位置情報ゲームを楽しんだり、ウォーキングアプリで友達と競争したり、友達と応援し合ったりすることで、ただのウォーキングが楽しい遊びに変わります。
■チャレンジ形式で取り組む
自分に小さなチャレンジを設定して、それをクリアしていくことで達成感を味わうようにします。
例えば、早起きなら「早起きする限界は何時かクイズ」「毎日10分ずつ早起きチャレンジ」「モーニングコール大会」など、遊び感覚で挑戦できる目標を立ててみましょう。
それにプラスして、チャレンジをクリアしたとき用にご褒美を設定しておくと、楽しさが倍増しますよ!
■フィクションの世界に没頭する
習慣化した行動をフィクションの世界に置き換えてみるのも面白い方法です。
例えば「トイレ掃除をしながら、トイレの神様になった気分で徳を積む自分お願いごとを叶えてあげる」とか、「筋トレをしながら、戦隊モノの主役になった自分のテレビ番組をイメージする」など、想像力を働かせることで、退屈になりがちな日々の行動が楽しいイベントに変えていきます。
失敗を恐れず、あそびごころを大切に
習慣化において重要なのは、絶対に完璧を目指さないこと、そして、失敗してもそれを楽しむくらいの気持ちで取り組むことです。
プレイフルネスを取り入れることで、習慣化は「苦しい」「退屈」なものではなくて「おもしろい」「楽しめる」ものに自分で変えるという発想です。
何事も楽しむ姿勢さえあれば、あとは、なんとかなりますので!
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