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「小さく行動」以外にも小さくできることはある!
習慣化といえば
小さな行動、小さな一歩から始めることが重要
という話は、習慣化にチャレンジしたことがある人なら絶対に意識しているはずですが、実は行動のハードルを下げるほかにも、小さくできることはたくさんあるんです。
コストを小さくする
習慣化へのモチベーションとしてお金を利用することは得策ではありません。
〇万円の先行投資をしたんだから頑張れるとか、毎月の支払いが発生することでやらないといけない状況を作るとかはダメです。
なぜなら、いくら高額であっても支払後時間が経てば強制力は下がっていくし、お金をかけているという事実が、実生活において目にみえるアラート表示のような役割を果たさないからです。
コストは小さければ小さい方がいいです。
準備を小さくする
新しいことを始めるための準備は必要最低限でOKです。
もっと環境を整えてから
もっとお金が貯まってから
もっと道具をそろえてから
などと言っている間に、人生の限られた時間はどんどん減っていきます。
「今度こそ習慣に変えたい!」という決意から来る念入りな準備なのはわかるのですが、準備に1ヶ月かけるくらいなら1日で始められることから。
必要だと思い込んでいる準備も分解してみれば、いる・いらないの判断がしやすくなりますよ!
変化を小さくする
脳はとにかく変化を嫌います。日々、今ある習慣だけでずっと生活していきたいのが脳です。
例えば、早起きを習慣化したい人がやるべきことは、目覚まし時計を音から光に変えることでも、友だちにモーニングコールを頼むことでも、寝心地抜群のマットレスに変えることでもありません。
まずは、起きたい時間に起きられるようにいかに就寝するかの調整です。
早起きをしたい→ベストな睡眠時間は○時間→就寝時間は○時→残業が○時までには終わらないと・・・生活リズムを少しずつ変化させていくことが重要です。
このようにすでに習慣化された行動の連鎖が出来上がっている以上、一気に変えようとしても絶対に歪みが出ます。
やりやすいことから少しずつ変化させていくのが、堅実な進め方となります。
手数を小さくする
新しい行動を効率よく継続させたい一心で
スマホのアラームやカレンダーアプリの利用
習慣化アプリの活用
ハビットトラッカー(できた!の記録)の導入
など、あれもこれも取り入れてしまうのは逆効果です。
なぜなら、ツールそれぞれに対しての習慣化も必要ですし、スマホを触ればSNSやYouTubeの誘惑にも勝たないとダメです(これが強敵!)
つまり、必然的に習慣化の難易度が上がるわけです。
もちろん、モチベーション維持のサポートとしての役割を果たすものであればメリットが大きいですが、客観的にプラスになっているのか、マイナスになっているのか、どうなのかを見極める必要があります。
原則としては、新しい行動に付随する手数は少なければ少ないほどいいです。
最後に
一番重要と言っても過言ではないのが「期待を小さくすること」
習慣化に限ったことではないですが、自分に対して、周りに対して、環境に対して・・とにかく期待はほどほどがちょうどいいです。
もし期待しすぎてガッカリする結果になってときに
なぜ続かなかったのかを振り返って→出てきた原因を検証して→もっとやりやすい形に変えることが大切です。
完璧さを求めないで、柔軟にゆるく肩の力を抜いてやれることを積み重ねる、これだけです!
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