マタニティヨガのチカラ
私は現在、0歳と5歳の息子たちを育てています。
5歳の息子を妊娠している最中はマタニティヨガをする習慣はありませんでした。
0歳の息子を妊娠している時は、ヨガの講師として活動し始めていたためヨガをする習慣がついていました。
そんなマタニティヨガの習慣があるかないか、全く違う長男と次男の妊娠生活。
今回は、自分が実際に感じたことを綴っていきます。
妊娠生活で感じたこと
01.マイナートラブルが激減
1人目を妊娠中は29歳。2人目は33歳。
年齢的に考えたら1人目妊娠中の方が、快適な妊娠生活のような印象を受けがちですが、そうではありませんでした。
1人目妊娠中は、マイナートラブルの代表である「腰痛・こむら返り・むくみ」のオンパレード。
しかし、2人目妊娠中は後期に多少の腰痛があったものの、むくみなし・こむら返りも2回ほど。という快適な妊娠生活でした。
02.体重管理ができた
1人目妊娠中は妊娠前から+16kgと基準値をオーバーするほど体重が増えました。
原因は完全に運動不足。あとは食べ過ぎ。
私は典型的な吐きツワリで1ヶ月以上寝たきり状態。
体力も落ちてしまいました。
その後、ツワリが落ち着いても運動しなかったため体力は回復しないままお腹は大きくなり、歩くだけで精一杯という状況に。
臨月に入り、散歩をするもすぐに息切れ・お腹の張りが起き想像以上に散歩が苦痛なものでした。
そんな体だったので、代謝力も下がり食べた分だけ太る。という状態でした。
そんな中、2人目の体重増加は+9㎏。
1人目太り過ぎたということもあり食事も多少なりとも気をつけていましたが、これはヨガのおかげだと思います。
臨月が近くなると特に太りやすくなる時期。
ヨガをしない週があると、1週間で1キロ太る週もありました。
しかし、ヨガで体の代謝があげると体重はキープ。
ジュースやお菓子をできるだけ控える程度で食事制限は全くしていません。
食べることが好きな私にとって体重管理がストレスなくできたのは、ヨガのおかげだと感じています。
03.妊娠生活が楽しかった
1人目妊娠中はお腹が重たい・腰が痛い・ツライと早く産んで楽になりたい。という思いが強かったです。
今思うと妊娠生活って人生の中で、たった280日という短く貴重な時間だったのに、すごくもったいないマインドで過ごしていたなと後悔しています。
というのも、前項目で書いた通り2人目妊娠中はマイナートラブルがないため体も快適。
もちろん、ホルモンバランスでメンタル面の浮き沈みはありましたが毎日が楽しかったイメージしかありません。
早く会いたいけど、この妊娠期間が終わってしまうのが寂しい気持ちが交差していました。
毎日が愛おしいような日々でした。
出産本番で感じたこと
01.良い陣痛がきた
陣痛とはオキシトシンというホルモンが脳から分泌され、子宮が収縮します。
※以下、陣痛ホルモンと記載しますね。
出産には強い陣痛ホルモンが必要不可欠です。
1人目の出産時は、なかなか強い陣痛が起きず出産に至るまで3日もかかってしまいました。
前駆陣痛も1日半ほど耐えた記憶があります。
2人目の出産時は、良い陣痛ホルモンが分泌してくれたおかげで前駆陣痛はなく、陣痛が始まったと同時に6分間隔。
1度も陣痛が弱くなることなく、元気な男の子を出産することができました。
それもこれも、出産当日に心と体がリラックスさせることができたから。
ヨガの時間は体を動かしながら、静かに自分の心や体に意識を向けていきます。
人間にとって急にリラックスするということは、なかなか難易度が高いことです。ましては、初めて入る分娩室ではなお難易度が上がります。
だからこそ日頃からリラックスする練習をすることが重要であり、その練習ができるのがヨガなのです。
02.後陣痛なし
経産婦(1度出産を経験している妊婦のこと)は、産んだ後に大きくなった子宮が元の大きさに戻る時に痛さを感じる。と言われています。
しかし私は授乳中に多少痛みを感じる程度で、痛み止めを飲むほどの痛さはありませんでした。
無意識に、ヨガの呼吸で痛みを緩和していたのかもしれません。
まとめ
今回は、私自身が感じたマタニティヨガの効果(チカラ)をご紹介しました。
マタニティヨガは、安産に向けた内容につくられた妊婦さんに必要な運動法です。
その魅力をお伝えするとなると、ページが足りなくなってしまうほどの量なので、また別の機会にご紹介していきます。