運動は早産になるのか?
こんにちは!安産に導くヨガ講師、中平 みか です。
よく妊婦さんは無理してはいけない!という言葉をかけられることもあり、運動は制限しないといけないというイメージを持っているのではないでしょうか?
そのイメージは正解でもあり・不正解でもあります。
きちんとした知識を持っておかないと、マタニティライフが辛いものになったり最悪、赤ちゃんの命に関わることがありますので必ず知っておきましょう。
妊娠中の運動は早産にならない
結論から述べると、運動をすることによって早産にはなりません。
世界的権威のあるACOG(アメリカのガイドラインであり、日本もACOGの内容をもとにガイドラインを作成しているようです。)に、このように記載してあります。
ただし、注意すべきなのは「合併症のない」と記載があります。
妊娠高血圧・妊娠糖尿病・感染症などの方は、いまだ立証はされていませんので、担当医師の指示に従いましょう。
昔は運動NGだった
現在は妊婦の有酸素運動は積極的に行うべき。というスタンスではありますが、1985年までは運動をオススメしていなかったようです。
なので、参院の医師によっても考えは様々だそうです。
また現在、妊娠している妊婦さんの親御さま世代は「運動はお勧めしない」と言われていた可能性があります。
運動しているところを見て、心配のあまりにストップが入るかもしれませんが、しっかりと説明をしましょう。
この時のためにも、必ず担当医師の許可を得ておくと自信持って伝えることができます♪
※1985年という数字は、私調べのため多少異なる可能性があります。
妊婦が運動するメリット
妊娠中に運動することによって、こんなメリットがあります。
など、数多くあるんです。
できれば、妊娠中期になった時点から運動をするのがオススメです。
妊娠中期から運動をすることによって、上記メリットでも記載した「腰痛・早産・合併症」などの予防をすることが可能になります。
運動を始めるのが遅くなってしまい、切迫早産気味で運動ストップになってしまった妊婦さんも実際にいらっしゃいます。
おすすめの運動
ここからは妊娠中のおすすめ運動・避けたい運動についてご紹介。
\妊婦におすすめの運動/
おすすめの運動としては、有酸素運動・平坦な場所でできるもの(転倒の恐れがない)が主な条件です。
自分のペースで出来るという面も重要なポイントになってきます。
\好ましくない運動/
ホッケーやバスケットボールなど、衝突する可能性があるものは好ましくありません。
バスケットボールをするにしても、フリースローのみなど危険ではない楽しみ方をすることをお勧めします。
\危険な運動/
転倒の恐れ・腹圧がかかる重量挙げ・気圧の変化があるスポーツは危険です。
妊娠期間中はお休みするようにしましょう。
迷ったらマタニティヨガ
運動したいけど、何が効果的?安全?と迷ったらマタニティヨガを始めましょう!
マタニティヨガは、出産に必要な呼吸法の練習・体力づくり・赤ちゃんが出てきやすい産道づくり・集中力アップなど、数え切れないぐらいの効果があります。
ウォーキングと違い全身のストレッチにもなるので、気持ちが良いという満足度も高いです。
妊娠中の運動に迷ったら、マタニティヨガ始めてみてくださいね。
\参考記事はこちら/