新婚旅行の佐渡島で泊まったホテルにて「霊障」-9-

東日本大震災の後、わたしの地元に避難し、
しばらく新潟に住むことにした頃のお話です。
籍を入れて「新婚旅行はどこに行こうか？」と夫婦で話し合い、
せっかくだから佐渡へ行くことにしました。

観光はとても楽しかったのですが、
怖かった泊まったホテルでの出来事を書いておこうと思います。

まず、案内されたホテルの一室に
布をかけた大きな鏡があったこと…（違和感）。

電灯が時々、チカチカしていたこと。
（従業員の方によると、そこの地域は電気が不安定なんだとか）

夜になったら（宿泊客がいるにもかかわらず）
夫も異常と感じるくらい、ロビーや廊下が真っ暗だった。

極めつけは、浴場です。

夜だったし、他のお客さんもいなかったので
一人で心細かったのもありましたが、何となく怖くて
「早めにすませて上がろう…」という感じで入りました。

身体を洗ったり、髪を洗ったりしていると
同じ空間に誰もいないのに、人の気配を感じるようになり…
洗い流したら、逃げるように脱衣所へ。

その直後！

大浴場の水面を何者かが走るような音がして、
記憶もないくらい全力で服を着て、脱衣所を出ました。
本当に鳥肌が立ちました。
（感覚的に「子どもかな？」って感じました）

大きいお風呂に浸かれてないけど、
もうそれどころじゃなかったね…。

夫が先に出て待っててくれて良かったよ…。

新婚旅行でこんな体験して、呼ばれたんか？？？
って思うー。