"境界線"を大切にした子育て
子育てするなかで、大切にしたいと思っていることのひとつが、境界線(バウンダリー)をはっきりさせるということ。
「自分を尊重する→相手を尊重する」ができるようになればいいな、と思うから(この「→」の順番が大事だと思っている)。
※境界線については、こちらがわかりやすかったので参考にどうぞ。
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例えば、
自分のおもちゃを貸すか貸さないかを決めるのは、自分。
親も無理に「貸してあげなさい」とか言わない。
逆に、お友だちのおもちゃを貸して欲しいと思っても、頼んでみてそのお友だちが嫌だと言えばそれを尊重する。
(公共のものなどは「いま使ってるから、待ってね」「終わったら貸してね」などで対応する)
自分の体のことを決めるのは、自分。
親もケアで触ることが必要なときも、「ママがしていい?」「触るよ」と聞く。
思い通りにいかなくて泣いたり怒ったりするのは、自分の自由。
でも、その感情の責任を取るのも自分。
なので、親もフォローはするけど、それ以上になると(親が過度に子どものご機嫌を取らないといけない段階になると)「落ち着いたらお話しに来てね」と伝えて離れる。
(これは年齢や状況によると思うので、ひたすら抱きしめたままでいる、とか色々ありますけれども。そして、同じ「泣く」でも悲しくて泣いているときは話が別)
逆に、親もときどき泣いたり怒ったりするけど、 それをケアするのは親自身の責任なので、親の機嫌を取ろうとしなくていいんだよと伝える。
お友だちに「遊ぼう」と言われても、遊ぶか遊ばないか決めるのは自分。
親も、「ほら、一緒に遊びなさい」とか言わない。
逆に、お友だちに「遊ぼう」と誘って断られても「ま、そういうこともあるよね」と思えるように、日頃から「そういうこともあるよ〜」「それでいいんだよ〜」と伝えておく。
誰かにごめんね、と言われても許すか許さないかは自分が決めていいこと。
親も、「ほら、謝ってるんだから許してあげて」とか言わない。
逆に、自分がごめんね、と言っても許すか許さないかは相手が決めること。
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もちろん、いつもうまく対応できているわけではないのだけれど。
少なくとも、努力はしている。
というか、そもそもわたし自身が、境界線の課題にコツコツ取り組んでいる最中です。
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