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マゾオークションに行ってきた!2回目!


マゾオークション2回目にも参加してきたので、その感想です。
マゾオクの流れ自体は公式のレポに載っていたので、今回は所感のみ書いていこうと思います。
流れが知りたい方はこちらの公式レポも読んでみてください。

以下の文章はそこそこ文量があるので全部読むのがしんどい方は、マゾオークションに向いている人の項目だけでも見ていってね!  


まず結論から

私はできるペニバン乙女なので、まず結論から言います。

私には向いていませんでした!

何の成果も得られず、落札0人ですごすご帰ったよ……。

錦糸町の風がいつもより冷たく感じた。
とはいえ、1回目はとても楽しく参加していて、そちらもあえて修正せずにアップしたので1回目との落差を楽しんでもらえたらと思います。

いったん保険かけさせて

あくまで私に向いていなかっただけなので、イベント自体が悪いとは思いません。

特に女性は楽しんで参加されている方のほうが多かったと思います。無料だしね。

男性は正直不満に思っている人もいるだろうけど、構造上認識されにくいんじゃないかな。

たとえば、選ばれなかった場合には負け惜しみに聞こえるから言いにくいし、落札されたけど想像と違ったっていう場合でも相手の女性のことを考えたら言えないよね。
あと男性は有料なので、参加費に対して期待した体験が得られないと不満が残るかも。

すべてのイベントは向き不向きがあるので、全員が満足なんていうものはないんですけど、マゾオクって謎に満ちているので参加するまで自分に向いているかどうか分からないんですよね。

そして、イベントの特性上、向かない人も一定数はいるイベントかなと思います。
マゾオクが自分に合うかどうか、この記事がそれを考える一助となれば幸いです。

以下、感想です

どうしよう、選べない!(決してうれしくないやつ)

なぜ私がマゾオクを楽しめなかったかというと、一番大きな原因はこれです。

マゾオークションはその名の通り、出品されているマゾの中から好みのマゾを落札するのですが、私はこの人を落札しよう!と決めることがなかなかできませんでした。

マゾを選ぶための判断基準が極端に少ないことがその原因です。
以下、3点にまとめました。

①ゼッケンの項目がいけてない

マゾたちはそれぞれゼッケンをつけており、そこには所有者名(落札されるまでは空欄)、NGプレイ、セーフワード、ざっくりとした性的嗜好5段階が記されていました。

最後の性的嗜好は詳細は覚えていないのですが、苦痛や羞恥などが、どのくらい必要かを5段階で表したようなものでした。Lunaのプロフィールにも同様のものがあった気がします。


私自身のプロフィール

こんな感じのリストなんですけど、みんなどのくらい重視しているんだろう。

私、Lunaでもマゾオクでもほぼ気にしたことなくて……。自分自身が適当につけてるからかもなんですけど、SMの中で何を重視するかやプレイスタイルってかなり幅広いので、自分の性的嗜好をこれでどれだけ伝えられるかというと疑問です。あと表がかなり小さくて見づらかったというのもあります。

NGプレイは、みんな流血など似たり寄ったりで特徴がないです。

せめてここに「好きなプレイ」や 「一言!」的な他と差別化できるようなものがあればよかったな、と思います。

あわよくばアナルが好きなマゾと知り合いたい!と思っていたものの、アナルが好きかどうか与えられた情報からじゃわからないという……。
よく思い返すと前回もそうだったんですが、忘れてましたね。

②対話でのコミュニケーションを前提としていない

マゾオクでは客と商品は基本的には会話はできません。耐久空気椅子の時などに軽い質問くらいならできましたが、じっくり会話して理解を深めるような時間はないです。

私は相手のことを知るにはまず会話、というタイプなので「話せないとよくわからん、詰んだ」という状態に陥りました。

私自身は対話したい派ではありますが、そもそもイベントの趣旨としてお互いに話さない方がオークション感をより楽しめるかとは思います。
なので、それが改善点だとは考えていません。

③判断基準が外見・ファッションに偏る

上記の通り、ゼッケンの内容が薄く、会話もできないので必然的にファッションなどの自己表現を含めた外見が大きな判断基準になります。
私はそこまで外見重視なタイプではないので、それだけで相手を選ぶということができませんでした。

ポージングや最後のアピールタイムでも自己表現はできますが、正直そこまで差がつかないと思います。

たとえば「ご主人様におねだりのポーズ!」と言われて、自分以外の40人と違った個性を出せる人は多くはないのではないでしょうか。
そうなるとマゾを選ぶ判断基準の中で、ファッションや外見の比重が大きくなります。
なにが起きるかというと……


個性的なファッションができるマゾと若くてかわいらしいマゾが売れる!


という身も蓋もない事態になります。

個性的なファッションというのは女装であったり、全身ラバーや女性もののランジェリーのようなフェティッシュな格好です。
あとはファッションではないですが、筋肉のあるマッチョなマゾとか。
これらは純粋に目立つし、落札したら面白そう!と興味がわく人も多いので金額はまちまちですが落札されている印象でした。

その中でもランジェリーは若干被りがち&露出が激しくなるので好みは分かれるところでしょう。

若くてかわいいマゾが売れるというのは、これはほんとに残酷なことなのですがとてもとてもハッキリと感じました。
特に目立ったアピールもしていなかったのに(失礼)、最高金額で取り合いが起きていました。
まぁ、若くてかわいいのも強烈な個性といえばそこまでです。

没入しきれなかった


これは先述の「マゾを選べなくて困った」ことにも関係するのですが、イベント中ちょこちょこ冷静になってしまう瞬間があって、その世界観に没入しきれませんでした。

もっと端的に言うと、萎えてしまってオークションとかもういいや……モードになっちゃった。
その理由2点です。

①オークションに対する温度感のちがい

マゾオークションにどのようなものを求めて参加したか、これが人によってかなり違うのです。

私は「なにか面白いことが起きないかな?」みたいなテンションだったのですが、男性側にはプレイ相手やパートナー求めて参加する人もいたように感じました。

女性側は無料なこともあって、私のような軽いノリの人も多かったんではないでしょうか。
男性側は、よく考えれば少なくないお金を払っているし、そのくらいの熱量を持って参加する人がいるのも当たり前といえば当たり前かもしれません。

これは1回目のマゾオクに参加したときにも感じたことで、温度感が違う相手を落札した場合、一歩間違えばトラブルになりかねないな、と思いました。
どんな姿勢でマゾオクに臨んでいるかはパッと見ではわからないので、それをリスクや面倒に感じてしまい、楽しみきれませんでした。

②即物的すぎて萎えた

もうこれはほんとに私が悪いんです。オークションって本来即物的なものですからね。私が悪いんですが。

とにかく外見のいいもの、目を惹くものが売れていき、そうでないものは売れ残る。

というような世界に萎え散らかしてしまいました。

あとはオークションが進むと、落札されたマゾさんが落札者のS女さんの足元に来るのですが、いちゃつきすぎてて、何かが始まりそうなんです……!
それが気になりすぎて、燃え上がる二人と対照的に私の頭はどんどん冷静になってしまったのでした。

でも、正直そういうのもすごく羨ましいです。普段は理性が優位なので、もっと直感的に、衝動的に行動してみたいなって思います。

そもそも向いてない

ここまでつらつらと書いてきて、

どう考えても向いてないのにどうしてマゾオク行った???

という疑問符が浮かびますよね。私もです。

知り合いのS女さんが参加するとか、1回目との違いが知りたいとか理由はいろいろあるのですが、一番は「なにか面白いことが起きるかもしれない」というドーパミン中毒由来の行動原理が諸悪の根源です。
今回はそのギャンブルに負けたってことなのかな……。

あと2回目の参加だったことも、楽しみきれなかった原因かもしれません。
1回目との違いがほぼなかったので、最初に感じた新鮮さやドキドキ感が薄れてしまっていたんですよね。

マゾオクに向いてるのは


上記を踏まえて、マゾオクに向いてるM男性・S女性の特徴をまとめました。参考までにどうぞ!

【M男性】

①ノンバーバルな自己表現が得意な人

ファッションやポージングなど、非言語的なもので自己を表現するのが得意な人にはとても向いているイベントです。

外見がかわいい・かっこいい・マッチョ・大きい・太っている、みたいな他と差別化できる要素のある人も同様です。

ただし、可愛かったりかっこよかったりする人はあえて有料かつ選択権のないイベントに出る必要あるのか?とは思います。もっと安くて対等に相手を選ぶ権利のあるイベントがあるし。

ただ、「自分を女性たちが取り合う」みたいな経験はなかなかイイのかもですね。

②ガチャ要素を楽しめる人

オークションという性質上、マゾ側に選択権はありません。たとえ落札されても、相手がどんな人物かは完全に運です。

どんな人が自分を落札するのかを、ガチャを引くように楽しめる人には合っていると思います。

逆に、好みがはっきり決まっていたり、条件があるような男性には向いていないです。

③落札されなかったときの惨めな気持ちも快感に昇華できる人

マゾオクでは入札者0のまま終わる可能性もあります。
その時、常人ならひどくつらい思いをしますが、それが快感になる人(とはいわないまでも、その状況を楽しめる人)は無敵だと思います。

【S女性】

①直感的に相手を選びたい人

会話してじっくり吟味するということができないので、瞬間的に「この人いいかも!」と直感の働く人だと、迷わずに入札するマゾを決められることと思います。

②外見の好みがはっきりしている人

Lunaの公式レポにも「とにかくマッチョな人」を目標に見事落札を果たしたS女さんの話が載っていましたが、「これ!」という外見的な好みがはっきりしている人にはお勧めです。
40~50人もいればきっと好みの人がいるはず!

③世界観に入り込める人

オークションの世界に入り込める、お客さんになりきって楽しめる人には良いイベントです。

ここは直したほうが?


いろいろと書いてきましたが、マゾオクという催し自体は楽しく良いイベントだと思います。
単に、私に向いていなかったというだけです。

ですが、ここはちょっと直したほうかいいかも?というところを書いていきます。
蛇足なので読み飛ばしてくれていいです。

ゼッケンにNGプレイ書くのやめませんか?


NGプレイの欄は「流血」「スカトロ」など、そりゃそうだろうな…というものを書いている人ばかりでした。

みんな同じようなことを書いているということは、何も書いてないのと一緒です。

しかもNGプレイってそんなさらっと書けるようなものではなくて、流血以外にも色々ありますよね?
かつ、プレイする関係になったらまず最初にそこは確認するわけで……。
情報量ゼロのNGプレイを書く必要性あるのかな、好きなプレイを書いてくれた方が助かるなーと思いました。

売れ残りのマゾさん達にコンシェルジュ薦めるの、鬼では??

Lunaは慈善事業じゃないのでわかるんですが……
マゾが売れ残るたびにその方たちへ向けてSMコンシェルジュ(追加料金でより真剣度の高い交際の成立をサポートしてくれるサービス)の宣伝を入れるのってどうなんでしょう……。

正直に言って、「人の心、ないのか?」と禪院直哉フェイスになりました。

芥見下々『呪術廻戦」

まぁ、コンシェルジュという取り組み自体がまず疑問なのでそのせいもあるかもですね。

以上が、2回目のマゾオークションの感想です。
意外と公式以外で感想をあげている人がいないし、Twitterは検索性が悪いので、誰かの参考になったらいいなと思います。
この記事の感想も聞きたいです!

それでは、ごきげんよう。

未果子

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未果子
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