自由な働き方について夫婦で語らう
妻「このカフェ、緑に囲まれて、太陽の光がいっぱい入ってきて落ち着くね。渋谷の駅近くにこんな素敵なお店あったんだ。子連れでも来れていいお店だね」
妻「さっきまで弟と打ち合わせがてらランチして、彼は会社に戻って行ったね。私はこの後近くで打ち合わせだから、ここで仕事していくね。なんか自由でいい」
夫「そっか。俺も午前中に仕事終わらせて、義弟とランチして、この後は、次の企画の資料作るよ。このカフェでやってもいいし、どこでやってもいい。ノマドですよ。オフィスを持たない働き方」
妻「半年前に会社立ち上げた時、お洒落なオフィス欲しい〜！って思ったけど、今はオフィスなくていいね。もう少し規模が大きくなったら必要なのかもしれないけど。会議はZOOMで出来るし、昨日のnoteにも書いたけど、自分が不得意な分野は外注すればいいしね。オフィス持つ必要性がないね」
夫「うん、それに今は社員雇う必要はないかな」
妻「自由な関係性がいいね。私たちのやり方に賛同してくれて、自由にやってます！みたいな人と一緒に仕事したい」
夫「それぞれが自立していて、やる事がある時だけ集まる。学校でいうと授業や部活があるけど、文化祭もあって、隙間時間でやる感じ」
妻「本当に文化祭のイメージが理想だよね。課外活動みたいな」
夫「雇うとコストかかるからね」
妻「私も産休育休で一年休職したでしょ。会社行かずに日中好きな事して過ごす生活を経験すると、復職して、９時に出社して１２時になったらランチ行って１７時に退社して…みたいなタイムカード生活が耐えられなかった。今は辞めて本当に自由だなって感じ」
妻「でも、会社辞めてこの１ヶ月は、会社の看板捨てて、身ぐるみ剥がされて荒野にポーンって投げ出された感じだったよ。自由になれた喜びと会社のジャンパー脱いだ不安が背中合わせだった」
夫「会社にいると会社の看板で仕事してる事に気づかないんだよ」
妻「それを分かっているから、会社辞められない人も多いよね」
妻「ずっと会社辞めたいって思っていた私でさえ、１０年以上勤めた会社だから、会社辞めたら急に不安になったよ。会社に時間を管理されていたから、辞めたらどう時間を使っていいか分からなくて」
夫「会社にやる事与えられて、与えられた事をやっているだけだったんだよね。だけど、会社の仕事が好きで、その会社の規模でやりたい事をできるなら、良いと思う」
妻「確かにね」
夫「でも、会社の仕事は本当にやりたい事じゃないのに、目先のお金の為に会社辞めないのは違うよね」
妻「そうだね、おかしい」
夫「俺も会社員を５年くらいやったけど、早く出社しても帰るのは終電。何でかっていうと、上司がいるから帰れない。自分の仕事は終わっているのに、上司がまだ残っているから何となくパソコンいじって仕事してる風に装って。あの時間マジで無駄で嫌だった」
妻「わかる！！めっちゃわかる！！」
夫「そういうのが会社員の８時間労働の嫌なところだよね」
妻「今の世の中、働き方改革で変わってきているけど、まだまだ会社に個人が所属して、個人は管理されてる感じじゃん。個人が主体で会社に貢献している、っていう感じになるといいよね。みんなフリーランス感覚で自由に働けるようになったらいいのに。複数の会社掛け持ちOKとかね」
夫「これからは個の時代だからね」
夫「ZOZOTOWNのスタートトゥデイは、６時間労働だけど、それでも業績伸びてるんだよ。時間内で仕事終わらせるために、社員一人一人がめちゃめちゃ効率考えて動くからだよね」
妻「時間じゃなくて効率が大事なんだよね」
夫「仕事終わったら帰ればいいし、やる事やってれば会社来なくたっていい」
妻「クオリティ高い仕事を提供できるなら働く時間は自由に決めていい。うちの会社はそうするんでしょ？」
夫「うん、そのつもりだよ」
夫「クラウドワークスなんかもそうだけど、電話じゃなくて、LINEやメールでのやりとりだからね。俺も今、有名IT企業と仕事してるけど、ほぼLINEグループだからね。データもGoogleドライブだし。わざわざ会って打ち合わせするような効率悪い事はどんどん無くなっていく」
妻「電話したけど、今おりませんって言われたから後でかけ直すって、まさに時間の無駄だよね。最新の名刺って電話番号載せてないでしょ」
夫「LINEかメールが９割、電話１割だよね。face to faceでやりたいならZOOM使えばいい」
妻「移動の時間も無駄だしね」
夫「もちろん直接会ってコミュニケーションとるのも大事だけどね。
でも毎回じゃなくていいわけだよ」
妻「たしかに」
夫「俺ら夫婦でいつも一緒にいて、家でも隣に座ってるけど、わざとメモを残すために、LINEのノートに投稿し合ってるね。今後事業の企画書を作ったりするときに便利だから。口頭だと言った言わないになるし、わざわざ手書きでメモするのも面倒だし。その辺の効率悪さもカバーされてるかな」
妻「走り始めてまだ１ヶ月だけど、自分の描いていた理想の生き方に一歩ずつ近づいているよ。だから頑張ろう！」