自分にとって「成功」の定義って何?
妻「のどかでいいね。お散歩して芝公園でひと休み。今日は暑すぎず、お出かけ日和だね」
夫「幻冬舎の見城社長が755で成功について書いている事があるんだけど・・
『成功とは自分が成功だと納得することだ。金銭や地位、名誉など何の関係もない。自分にとって成功とは何か?それを考え詰めることだ』『金銭が成功じゃない。地位や名誉が成功じゃない。ヒットが成功じゃない。自分の熱狂を貫き通すこと。それだけが成功だ。世俗的な成功はその付録としていつのまにか付いて来る。付いて来なくたっていいじゃないか。勝者には何もやるな』」
夫「金銭地位名誉は後からついてくると。そこが重要じゃないって事を前提に、では俺たちにとって何が手に入れば成功とするのかをしっかり考えておきたい」
妻「どうなったら成功したと言えるのかって事だよね?」
夫「売り上げ10億いきました、とか、ブランド物買えましたとかじゃないって事」
夫「自分の熱狂を貫き通すことが成功だと。じゃ何を貫き通したいのかを言語化した方がいいと思う」
妻「まず今の私たちの状態を分析してみない?今成功してると思う?」
夫「そういう意味では、俺はまだ何も始まってない。」
妻「私の考え言ってもいい?本当に最初の一歩に過ぎないと思うけど、私はここまで来るのも結構大変だったと思うよ」
夫「そう?まだ自分発信の事業を世に何も送り出していないから、俺は何一つ成功したと言えない」
妻「それは目標高くていいことだと思うよ。でも結婚したばかりの3年前、起業したい、こういう生活したいって願望はあったじゃん。当時その願望からは程遠い所にいた。仕事に追われて土日もなくて」
妻「私なんて起業したいけど何で起業するかも分からない状態だった。今ようやく何をしたいか見えて来て、会社作って、時間も少しずつ自分たちでコントロール出来るようになってきたじゃん。今日だって1日こうやってのんびり過ごせる訳だし。そう考えたら着実に理想に近づいてるよ」
夫「じゃあ成功したと言える?」
妻「成功してはいないけど、成功に向かって正しい方向に進んでいると思う」
夫「じゃ、その成功とはどういうものなの?成功に向かってるっていうけど、どこに向かってるの?」
妻「私の思う成功とは、最低限衣食住困らない大前提の元、その上でそれぞれが自己実現できている状態かな」
夫「事業が回っていて、最低限生活できるレベルであればいいって事ね」
妻「うん。自分の生活に関して言えば、1ヶ月の収入と支出のバランスが取れていて、やりたい事ができて、最低限生活に必要なものは買えて、ストレスなく生活できるレベルでいいって事。有り余る富が欲しいとか、逆にお金なさ過ぎて生活切り詰めるって事じゃない。その上で、事業が回って自己実現できてればOKだよね。その自己実現の内容は二人それぞれで違うでしょ」
夫「俺の自己実現は、やりたい事を全部やるって事だな。これやりたいって思うものを全部成し遂げてこそ、死ぬときに後悔なく死ねる。今やりたい事をやらなかったら、30年後、あの時あれやっとけば良かったなぁと後悔する。だったら今苦しくても辛くてもやるべきだと思う」
夫「それと、自分で自分の時間をコントロールできるようにする」
夫「あとは、毎日喜怒哀楽ある人生が良いね。挑戦や冒険をしてないと人生つまらない。代わり映えしない毎日だと、心が乾いて喜びも悲しみもなくなる」
妻「確かにね〜」
夫「いつも自分から動いて何か生み出していかないと、そういう生々しい感情は味わえないよね」
妻「私の自己実現は、究極は社会貢献だと思う」
夫「どういうこと?」
妻「私は戦前の古き良き日本の姿や、貧しくても心が豊かだった時代のことが好き。今はその逆だと思う。物は豊かだけど心は貧しい。物心共に豊かな日本にしたい。それを目指して社会貢献出来ている自分が理想だな」
夫「いいね!日本のために社会貢献できれば成功だと」
妻「そうだね」
夫「いいじゃん!」
妻「私のやろうとしている育児支援事業と婚活事業で、多くの人を助けられたらいい」
夫「じゃ、俺らの成功の定義は、『お互いがそれぞれの事業で自己実現する事で、社会の為になっている』って感じかな」
妻「その結果、お金と時間から自由になると」
夫「そういうことだね。見城社長の言葉を借りるならそれが付録なんだよ」
妻「言語化すると、目指すものが明確になって気持ちいいね!」
夫「そうだね。だから、自己実現に関係ない事に時間費やしているとイライラしちゃうんだよね」
妻「来週の目標を作って、また明日から頑張りましょう。明日月曜だからね」
夫「俺らには土日とか月曜とか関係ないよ」
妻「そうだった。事業進めるのに曜日関係ないね」