やりたいことと、求められるもののあいだで

アクセサリーは
売れる物を作ろう
求められるものを提供したい
「売れる＝正義」
とストレートに思える。
そこには悩みや葛藤がない。

売れない物には価値がない、
とバッサリ思っている。
「芸術品」とは思ってない、
使ってもらってなんぼのもん。

それに対して

音楽、特にライブは
「お客さまがミュージシャンに求めているもの」
「わたしが音楽で届けたいもの」
それぞれにあって
感じていて。

必ずしも
求められるものを届けよう
と
そこをストレートに思えないわたしがいる。

音楽は
「売れる＝正義」
とストレートに思えないじぶんがいる。

そう、
音楽は
そのせめぎ合いの葛藤が
わたしには、ある。

（ちなみに
音楽とアクセサリーで
何が違うのかわからないけど、
そこをあんまり追求する気はない笑）

…あ！

でも！！！

この場合の「お客さま」とわたしが思ってる対象は、
美果のファン「ではなくて」
一般的な
わたし以外の演者さんのお客さまや
一見さんの聴衆
だと
いま気づいた。

・

音楽でのわたしの理想形は、

わたしが好きな感じを
同じように好きだと思う感性のひとが
この世の中に一定数ぜったいいると思ってるから

割合は多数派でなくても
そういうひとたちにたくさん出会って
美果の音楽のファンが増えること。

そして
ファンになってくれる
そういうひとは
「これこそが良い」
と思ってくれるはず。

多数派に受けるからといって
おもねる気はないの。
迎合する気はない。

じぶんの好きなモノを貫きたい。
それでどこまで行けるか。

貫いて
突き抜けたい。

・

音楽は、
やり続けながら
しばらく模索を続けていく。
いろいろ実験してみるかもしれない。