複利の力
今日は投資のお勉強です✍
今まで投資に触れたことがない人には初めて聞く言葉かもしれませんが
株やFX、不動産投資、投資信託(NISA・IDECO)、銀行の定期貯金などには
『複利』と呼ばれる非常に大きなメリットがあります☝
複利とは?
少し複雑なので簡単に説明すると
たとえば、元金100万円があったとして、この100万円を年利5%で1年間投資または貯金すると、1年後には105万円になります。
この場合、5万円は元金100万円に対してついた利益ですよね!
この5万円もふくめて、105万円をまた1年間投資か貯金すると、1年後には110万円ではなく、110万2500円になります。
この2500円は1年目の5万円に対してついた利益💡
このように、1年目~ずっと長い期間継続していくと、年利にも金利がつくので、投資は継続するほどメリットがあるんですよ!
『複利』のことを、よく【雪だるま式に増やせる】と例える事があるんですが
お金がお金を勝手に増やしてくれる事から、このように言われています😄
単利とは?
これに対して、毎年年利5%を元金100万円のみにつける事を『単利』と言います。
具体的には、1年目で得た5万円を使ってしまって、2年目は残高100万円に対して年利5%がついた場合、2年目は110万円となります。
残高が頻繁に変動する銀行の普通貯金は『単利』に該当しますね☝
仮に年利5%で100万円を5年間貯金した場合、単利は25万円の利益に対して、複利は27万6000円の利益を得られる計算となりました。
5年で2万6000円でもけっこう大きいですよね😄
もちろん5年以上、10年20年と長期で資金を運用する事でさらに複利の効果が得られ、その差はますます顕著になっていきます!
複利のメリット
この違いを理解できると、投資で得た収益は使わないで、そのまま投資に回す事で利益をさらに増やせるのが分かるかと思います😉
また、利益が全くつかない「タンス貯金」や、残高が変動する「普通口座」に資金を置いても、ほぼメリットないのが分かりますよね!
競艇で例えるなら
資金が0になる可能性の高い「ギャンブル感覚」で賭けてる人は、当然複利がつくわけもなく、普通口座においても単利もほぼつかないので
社会的に見て【お金の増やし方が下手な人】という認識になります。
アメリカや多くの先進国では、10歳前後から投資の勉強を始め、自分のお金は自分で上手に増やすのが当然という教育を受けます☝
いわゆる「金融リテラシー」を適切に身につけることが、子どもたちの一生を左右する大きな問題であるという認識が浸透しているからに他なりません。
でも、日本はいかがでしょうか?
2022年からやっと高校で投資の授業が始まりましたが
「投資って稼げるの…?」
周りを見ても、まだまだこういう人多くないですか?😱
この状況がコロナ禍以降の経済悪化で、日本を「先進国」から10年前の東南アジアみたく「発展途上国」まで下落させた要因の1つかもしれません。
自分のお金は自分でしっかり管理して上手に増やしていけば、いざというピンチの時に慌てる事も無くなりますし、今より明確な人生設計を描けるのではないでしょうか😊