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自分の『強み』って何だろう?

いつぶりの更新でしょうか笑
お久しぶりの浜田です(@Mika_Ham1977)。

唐突ですが、皆さんは自分の『強み』って何だと思いますか?

自分にできること、得意なこと、好きなこと……人にはそれぞれ、そうしたものがあります。それは、自分に自信がない人でも。なかには気がついていらっしゃらない人もいるかもしれません。

けれど、それらと『強み』──所謂、社会で活用できる力の基となるものは、全くのイコールではないと思うのです。

たとえば、私は電子書籍作家(P.N.濱田美香)としても活動しています。
多くは、アダルトチルドレンといって自己肯定感の低い人や自己否定を繰り返してしまう人、自尊心の低い人に向けた内容です。

リーダー論や悩める若い人たちに向けた書籍があります。
※この他の私の作品はコチラから→Amazon

私が書いている本は全て、私の経験が基になったものばかり。現在発売されている書籍は10冊を超えています。
一方で、私はWEBライターとしても活動をしています。そちらも、どちらかといえば自分の関わってきた業種などに近い部類のものが多かったりと、経験で培った知識と知恵でもって対応してきたのですが……。

あなたは、何ができるのか?
ライターとして活動していると特に、新規契約をするときなどによく尋ねられるのが、
「浜田さん、何(どんなジャンル)書けます?」
というもの。

何書けますかと聞かれても、情けなくも私にはこれが得意です!と胸を張れるものがないのが実情。
元エンジニアなので、IT系のものも書けると言えば書けるし、医療分野にもいたからそのあたりも書けるし、リーダー職だったり教育担当だったり採用人事も経験があるので、転職・求人系も書けるし……と、こんな具合で。しかも、ちょっとややこしい家庭環境育ちなので、心理系も書けるわけです。

こうバラバラだと、何が書けます?と聞かれると、逆に返答に詰まってしまって、結局「何でも書きます」という筋の違いな答えを言ってしまうのです。実際、書いてと言われれば、何でも書きますが(笑)

で、そこで目下の悩み。というか、ライターを始めてからずっと悩んでるのが自分の強みとは何か?という点です。

過去の自分の強みはあるけれど…
組織内で働いていた時は、自分の強みといえば『調整』『采配』『教育』などで、ちょうど従属するにはちょうどいい能力を兼ね備えていたのだと思います。

「リーダーの自分がやらなくて、誰がやるんだ!」という責任感や使命感もありましたし。
しかも、大きな声では言えませんが、人間観察を無意識でやってのけてしまうので、体調の悪い人や悩み抱えていそうな人とか、困っていそうな人だとか、見ただけでその人の状態がある程度わかってしまう。人に対するアンテナが自動的に反応するという特技もあり、世にいうサーバントリーダーを地で行く人だったわけです。

だから、「浜田に任せとけば大丈夫」「浜田に任せとけば、新人の能力を伸ばしてくれる」と、教育や指導係になることもしばしば。
そこは私の性格で、世話焼きな部分が利点となったところでもあり、教育自体が楽しかったので有難い経験をさせてもらったと、今でも感謝してます。

けれど、いざライターになってみて、何ができるのか?と考えたときに、ピンとくるものがないのですよね。
リーダー論とか、心理系とか、私が得意とする分野って基本的に著名な方や華麗な経歴を持っておられる方々が語るほうが説得力があるジャンル。
一介の組織人なだけだった私が「これ書きたいです」と言っても、インパクトが足りなさ過ぎるのです。

普段の私だったら、その力をつければいいんだから行動するだけ!と実行に移すところ。なのですが、この分野に関してはまず経歴をつけるというところからスタートすることになってしまう。ストレートな方法では、スタート地点からしてすでにウン十年と出遅れていることになるので、難しい。

それで電子書籍のほうで書くことにしたのですが、けれどそれって作家という違う路線に走ったことになり、ライターとしては「本を出しています」という実績でしかない。ライター活動と一線を画している状態というのが現状です。

じゃあ、お前は何がしたいんだ?
私の場合、そこがすごく曖昧というか、広すぎるんだと思うのです。
私の根底にはいつも「誰かの役に立ちたい」というのがあり、電子書籍での活動も(最初の動機は別にしても)それがあるから続けている。ライターとしても同じ。困っている人、辛く苦しんでいる人へ、ほんの少しでも力になれたらというのがあるのです。

その対象の多くが、親子関係で悩んでいる人だったり、パートナーとの関係で悩んでいる人だったり、色々なしがらみで不公平な待遇を受けている人だったり、自分の能力や人格を否定したり信じられずに苦しんでいる人だったり。

もしかしたら今、自分がやっているライターの仕事とは別の路線のほうが合っているのでは?という気さえしています。
それほどに、「ライターとして具体的にどうしたいの?」と問われると答えが出せないでいるのです。

自分の望みをどういう形で表現していくのがベストなのか。
そこのところが見えないことには、私の『ライターとしての強み』は見つからないのかなーとも思います。

今は自分の『強み』がわからなくても、いつかそれは見つかるかもしれませんし、見つからないまま過ごしていくのかもしれませんし、未来はどうなるかわかりませんが。
だけど逆に、『強み』がないことは常にフラットな状態だともいえるのでは?とも思い、それもまた一つの『強み』なのでは?と、思考がフラフラしている今日この頃。

あなたの強みは何ですか?
あなたはこれから、どうしていきたいですか?

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浜田みか【コピーライター/作家/編集者】
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