あっち側にいきたい
サックス奏者宮崎隆睦くんが、丸の内「コットンクラブ」でライブするのを知って行った。自由席のカウンターの端っこにいたら、開演前に隣に座ってきたのが、宮崎くんと会うきっかけになった「JAMFORJOY」主催者のライターの熊谷美広さんだった。会うのは2年ぶり、しかもわけあってSNSをやめてたので「心配したぞ」「歌ってるか」と言われ、記事を書くということで隣に編集者の方もいた。あたしはジャズやフュージョンのライブにはあんま行かんし、メンバーも伊東たけしさんしか知らんかったが、それぞれが素晴らしく、特にアンコールの最後の曲には圧倒された。ずーっと「あっち側に行きたい」と思いながら観てた。
終わって、くまさんと楽屋に行った。「歌ってる?」久しぶりに会った宮崎くんの一言めも同じじゃった。
その後近くのお店でくまさんと話した。ジャズと歌モノのちがい、ニールヤングとジョニミッチェルについて、くまさんの知識と話術にひきこまれた。最後に、みかは、もっといい女性なのに、もっといいうたうたえるのに、だしきれてない、と。
自分が止めてるよ、と。
あー、信じて待ってくれてるひとがここにも。
その後宮崎くんからも
「ゆっくりでも歩いて行かなきゃ、ね!
応援してるよ!」とメールがきてありがたかった。
2ステージあり、2日間の公演なのに、あの時間に自由席の隣にいて話が久々にできたことは「偶然じゃないよね、なにかがはじまるんだ」とくまさんとバイバイした。
宮崎くんに、アンコールの二曲めの曲名を聞いたら、フィリップ・セス「wolveline 」とゆうことで、昨日からずーっと聴きよる。くまさんは、何枚か、フィリップ・セスのライナーノーツを書いたそうで。
人のつながりに感謝した夜。
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