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私が一日一日を大切にしている理由

8月21日。おかげさまで今日またひとつ歳を取ることができました。いつか文章にして残しておきたいなと思っていたので…誕生日の今日ここに記しておこうと思います。

今年の誕生日は私にとってはいつもの誕生日とは違って特別な、重要な、そして目標だった歳でした。それは25年前に母親がこの私と同じ歳で他界したからです。その時はまだ私も若かったし、私からしたら母親だからすごく年上の人という感覚でしかなかったんですよね。いざ同じ歳になった今、私はまだもう少し子育てが残ってるし、やり続けたい仕事もあるし、この歳で家族を残していなくなることはできないなって思います。ここからは母親が生きれなかった分も私が元気に生きていくぞ!と今日また強く思わされました。


そして…  私が毎日生きていることに感謝して、ほんの些細なことにもいちいち喜べて、一日一日を大切にしている理由があります。それは、私はここまでどころかもっと短い命だったかもしれないという大きな病気を乗り超えてきての今があるからです。“生きてるだけで丸儲け”ってホントにそうだなぁって思えます。

私が20歳の時。私は短大を卒業して個人病院に勤めていました。そこで受けた検診である病気が見つかりました。その頃はまだその病気のことがいろいろ分かっていない状況の中、勤めている病院はすぐに辞めて隔離しなければいけないとまで告げられてしまいました。突然何が起こってるのか理解できず、もう生きてる意味がないならここに居てもしょうがない… と 夜中にあてもなく車を運転してそのままどこかにぶつかってしまおうかとか考えた日も何回もありました。でも思い留まれたのは、その病気の専門医を紹介してもらい、「病院に勤めててもいいし隔離しなくても大丈夫だよ」と言ってもらえたからでした。もちろん治療はしなくてはいけないと。ここから本当に大変な治療が始まりました。

治療を始めても治る確率がかなり低いことはもちろん聞かされてはいません。生理が止まりました。まだ20歳。ここで結婚と子供は諦めました。一度目の治療失敗。少し間を開けて2度目にチャレンジするも全く効果見えず失敗。時間もお金も掛かり、精神的にもボロボロになりました。そして私は「このままにしていたらどうなりますか?」と聞きました。『、、、、』   「ハッキリ教えてもらえないとこれ以上頑張れないです。」   『う〜ん、このままいたら…  あと10年か    15年か、、』

その時私の病気のことを知っていたのは…私の家族、付き合っていた彼氏、親友、勤め先の院長、後輩の6人だけでしたが、みんなが自分の時間も削りながら私のために時間を使ってくれて全力で支えてくれていました。その愛に応えなければいけない、頑張ってみようと勇気を出させてくれました。そこから更に賭けに出るリスクも伴う治療方法にチャレンジして7年間。ついに頑張り続けた結果が出ました。まだ完全に大丈夫とは言いきれないけれど治療は終了。あとはまたぶり返さないか経過観察をしていくまでになりました。毎年の検診でも大丈夫ということで10年後完全完治。それからずっと何も無く現在に…

私は今日も生きています。朝目が覚めると一番にカーテンを開けて外を見ます。綺麗な朝陽に出会えるとまた一日元気に生きて来れた!と感謝しています。

R3.8.21     a.m5:30

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少し前に親友とカフェに行きました🍰☕️  私がケーキを食べていると親友に『ミカって めっちゃ幸せそうな顔してケーキ食べるよね!ホント幸せそうだよ!』って大笑いしながら言われました。あははは…。生きているだけで幸せなんですもん。だから今日一日も大切にしていきますね。いつも支えてくれている周りのみんなに感謝して♡   



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