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妊活 インドでの不妊治療話① 検査&IUI

結婚当時は31だったこともあり、まずはインドに慣れ義家族との関係を作ることが先ということと、子供はもう少し先でも大丈夫だろうという思いがあり妊活を全く行っていませんでした。

しかしコロナ禍前頃から子供のことを考え始めた生活をし始め1年ほどたち自然にはできないことが分かったことと、健康診断で初めて女性特有の病気の検査をした際に異常が指摘されたため、2021年に初めてインドの不妊治療を行う病院へ夫婦で訪れました。

その時後数ヵ月で36歳という年齢。今まで女性特有の病気を調べてこなかった自分の責任もありますが、急に危機感を覚え自分の子供ができなかったらということを考え始めました。夫は結婚前からインドには親がいない子供が沢山いる為養子賛成派だったので、自分たちの子供を持つかという決断はほぼ自分にありました。私も養子賛成派ではありますが、最初の一人くらいは自分の子を育て(他から預かった大切な子供をどう育てていいかもわからない状態から始めたくなかったため)、それから養子を育てる等の別ステージに行くのが一番納得できる形だと感じたため、それから少しづつ不妊治療を進めることになりました。


病院選び

コロナ禍でもあったため病院に積極的に行くことが躊躇われたことと、当時夫の地元に引っ越す話も出ていたため結局1回通っただけでその後1年ほどは通院をストップ。2023年の春前から不妊治療を再スタートすることになりました。

始めようと思ったは良いが旦那の地元とはいえ親戚などに話をし情報をもらうわけにもいかず(既婚で子供がいないのは私のみ、不妊治療をしている人もいなかった様子)、病院の情報も全く分からなかったため、firtility center reviewでグーグルマップ上で検索し、レビューが高かった病院に行きました(笑)インドはどこのHPを見ても「○○インドNo.1!」と書いているところがとても多いため本当の情報がわからないことがよくありますが、この病院はインド各都市合計24つ拠点を持ち、本当に評判も良い病院だったようで、よい病院に当たったようでした。

ただよい病院は待ち時間がものすごく長い!初回予約をして訪問しましたが、あまり大きい拠点ではないにも関わらず待ち受けの椅子はカップルで一杯。私たちは4時間以上待たされ、カウンセリングを行いました。(日本ではグループ説明会があると友人から聞きましたが、インドはすべて個別。)

状況を話し先生からのアドバイスは、年齢が年齢なのでIUIではなくIVFに直接行ったほうがよいというものでした。しかし私たちは何も今までトライしてきていなかったので、一回IUIをしてみて様子を見たいと伝え、IUIから始めることになりました。

子宮内ポリープ切除

数年前に健康診断で引っかかった画像を先生に見せ、親戚の医者やその知り合いの産婦人科医にも見てもらい意見をもらったのですが、この原因は不明なのでとりあえず処置なしとなりました。
ただ子宮内にポリープっぽいものがあったので取り除いておいた方がよいだろいうということになり、人生で初めての手術をインドで行いました。

親戚にお勧めしてもらったのが、「ナンダカ病院」。名前が面白くてすぐ覚えてしまいました(笑)ご夫婦で産婦人科医をしており、旦那は主に手術担当、奥様は不妊治療をしているということで、全身麻酔でしたが日帰り手術ができました。ポリープは検査し癌等ではないことが分かって一安心。

その他もろもろの検査を受ける

不妊治療をお願いした病院が不妊治療だけを行う病院で、検査などはすべて外部の病院で行わなければならず、この部分がとても大変でした。紹介してもらった病院や検査機関でいくつ受けたかわからないほど検査を受け、全部結果を提出。全て特に問題はありませんでした。

一つ忘れることができないのが、卵管の詰まりを調べる検査。検査室の前に検査着を着て緊張した女性達が一度に20名ほど列を作って並び、一人2分ほどづつで入れ替わり立ち代わり検査室に出入りしたことです。こんなに沢山平日に検査を受ける人がいるのかと思いました。

IUIに関して

全て問題がなさそうと分かった時点で、IUIを行いました。IUIは良好な精子を直接膣内に注入するという方法ですが、処置前にお水を大量に飲み膀胱をパンパンにしないといけないと言われ、これがまずきつかったです。というのもこの数日前に膀胱炎になってしまっており、尿意をキープすることができなかったからです。
かなりギリギリのレベルまで水を飲みベッドに行き処置をしてもらい。「30分は横になっていてねー」と言われ、かなり本気で頑張って耐えましたが、10分15分くらいでしょうか、耐えた時間は全く不明でしたが漏れる寸前までの我慢の限界が来てしまい、トイレに行かせてもらいました。

それが原因か何が原因かは不明ですが、結果は着床せず。自分の体調が万全ではない中での挑戦になってしまったので悔しかったですが、1回と決めていたので次からIVFに移ることにしました。

その他① 病院内での利用言語

インドのお医者さんは英語OKなので、すべて英語で会話。看護婦さんも大体OK。インドは公用語であるヒンディー語を話せない人も沢山いるので、お医者さん紹介では話せる言語も書かれています。3言語以上話せるお医者様ばかりです。

その他② 産婦人科の男性女性の医者比率

インド産婦人科のお医者様は女性ばかり!
私は卵管の検査技師以外皆女性に担当してもらいました。

調べたりはしていないので不明ですが日本での産婦人科は男性が多いと思います。その一方インドは女性が大活躍しており、産婦人科内に男性不妊の先生が1名おりその方は男性ですが、その他お医者様は皆女性、看護師さんも皆女性。とても親身になってくれる人が多かったです(忙しい時以外)。

次へ続く。



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MiKa
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