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【雑談】青い鳥プロジェクトのテーマ

季節は移ろい、賑やかだった夏から冬へ少しずつ寒さが身に染みてくるようになりました。

青い鳥プロジェクトとしての活動も、5月開催のFairytale展にはじまり魔法少女の創作作品、これから控えている作品など今年もやりたいように動くことができました。

2022年5月開催「Fairytale-記憶の森-」

青い鳥プロジェクトのテーマでもある、「日常にファンタジーを」。
このテーマは、作品作りの大事な道標になっています。

表現方法には様々なものがあります。
音楽、絵画、ダンス、芝居、造形物、言葉・・
挙げ出したらキリがないです。

そんな中、青い鳥プロジェクトでは”空間”に重きを置いています。

2020年12月開催「Fairytale展」

空間がまずあって、そこに人がいる。人物はあくまで空間の中の対象物であり、組み込むことで一つの作品として完成される。そこにファンタジーの世界観をスパイスとして味付けしたのが青い鳥プロジェクトの特徴です。

表現方法として空間を選んだことに特別な理由はありません。その場に身を置くと、ただただ自分がその世界で現実を忘れることが出来るからと、それだけのことです。

現実という今を生きる時間が難しくなった時、勝手に想像の世界を作っては
その世界の主人公になってみる。その時間が心の支えになり、活力になり、エネルギーを得ていた期間が長かったのを、大人になった今でも忘れられないというのが本音です。

無形物でこうしたら、あぁしたらと当時はいくつもの物語を自分の中で作り上げては日々その世界の想像主として生きていました。それがこうして活動出来ているのは本当に嬉しいことです。

創作撮影「魔法少女になりたかった女の子」

まだまだ表現したい空間がたくさんあります。圧倒的に想像力ばかりが豊かで技術が足りていません。それを自分だけで補填しようとは考えていません。いろいろな人がそれぞれの得意を生かせる企画にさせたいからです。

自分だけで何でもできる、それは素晴らしいことだし何よりも手っ取り早い。でもいろいろな人と作り上げ得られる達成感と喜びは何にも代えがたいものがあります。

まだまだこれから、色々な方と出会いながら続けていきたいと思っています。歩みを止めず、現実に表現したい空間を作り続けていこうと思います。

青い鳥プロジェクト
えのもとみか



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