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組織にとっての「希望」 #46

おはよう!

今日の誕生花は、
「トルコキキョウ」

先月くらいからスーパーでもお花屋さんでも、よく見るようになった。
一重、八重咲きなどある。

日本では「トルコ桔梗」として親しまれている。「トルコキキョウ」という名前は和名で、本来の学名は「リシアンサス」、または「ユーストマ(Eustoma grandiflorum)」。

トルコキキョウという名前からトルコが原産地なのかと思いきや、実は北アメリカが原産の花なんだとか。トルコという名前は、青い種類の花が「トルコブルー(ターコイズブルー)」のようだったから、または花がトルコの人の巻いているターバンの形と似ていることに由来しているらしい。

花言葉と由来

トルコキョウの花言葉は、
「優美」
「すがすがしい美しさ」
「希望」
「良い語らい」

など。

スマートな茎の先にフリル状の八重の花を優美に咲かせる姿が由来だそう。

昔、お花の事業を始めた時に、トルコキキョウの仕入れを手伝って、ある県の色んなJAに電話しまくったことがある。

その時に、トルコキキョウについて学んだんだよね。




「希望」とは

今日は「トルコキキョウ」の花言葉から、
「希望」について。

まずは調べてみる。

き‐ぼう〔‐バウ〕【希望/×冀望】の解説

[名](スル)
あることの実現をのぞみ願うこと。また、その願い。「みんなの—を入れる」「入社を—する」
将来に対する期待。また、明るい見通し。「—に燃える」「—を見失う」
文法で、1の意を表す言い方。動詞に、文語では助動詞「たし」「まほし」、口語では助動詞「たい」などを付けて言い表す。

goo辞書より引用

希望とは、具体的な何かを実現しようと望み、ただ思うだけではなく、想いを実現させるための行動があること。実現は難しいかもしれないが、実現可能性があるということになる。

「夢」は、実現可能性が「希望」より難しく、叶うまでの期間も比較的長いということなのだろう。

「希望」は、「夢」よりも実現可能性が高く、夢よりもっと近いものになるのかな。

有名な哲学者アリストテレスが残した名言の一つ
「希望とは、目覚めている人間が見る夢である。」

なるほどね、現実での夢。


時間軸で考えると

では、時間軸で考えていくと、
希望」を叶えるために、高い「目標」を定めるということになる。

要するに、
夢を叶えるために自分の希望を定める。

希望を叶えるために、目標を設定する。

その目標を達成するために、決められたことを日々行う。

実現化に近づいていく。

ということになるんだと考えた。

わかっちゃいるけど、なかなかできないのが現実なんだよね。

頭ではね、いつもわかっているんだ。これを習慣化できれば、夢にも希望にも早く近づくってね。



希望を叶えるために必要な信頼関係

創業当時は、社長の夢と希望があって、それについてきた社員がいる。
でも、思ったように売上だったり利益がでなくなっていくと、社員には、社長の夢も希望も見えなくなってくる。

いや、社長は常に夢と希望は持っているのだが、その夢と希望が社員に伝わらなくなってしまう。

あるとき古参の社員に社長が愚痴ってしまう。
古参の社員と信頼関係が構築されていればいいのだが、社長はその社員との信頼関係が崩れているのを理解していない。
何気なく発言した言葉が、古参の社員には単なる社長の愚痴とは受け取れなかった。

古参の社員は言う。「今の社長は、夢も希望も持っていない、現状維持で食えていればいいと考えている。そんな社長に付いていけない。」と。それは古参社員たちに伝達される。

「いやいや、それは違うよ。現状のままでいいなんて思っていないし、そんな話はしないよ。ここから抜け出すにはどうしたらいいのかをいつも話しているんだよ。創業当初の夢を叶えるためにね。」と潰しても、全然聞く耳持たない。

信頼関係が崩壊していると、言葉で表しても伝わらなくなってしまう。


結局は、人間関係が良好でなければ、夢と希望を叶えるために習慣化したとしても、実現可能性が遠のいていく。

社長は、古参の社員に甘えてしまったのだろうけど、逆効果だった。経営者は会社では孤独。愚痴を言っていいか悪いか、判断を間違えるとこうなる。だったら、社内では愚痴を言わない方がいい。

もちろん、社長には、社員に愚痴を言うのはやめようね、と伝えたが、時すでに遅し。


まとめ

経営状態が悪い時に、夢と希望を維持することが難しくなる。だけどその夢と希望を維持するために努力が必要だった。

当初は社長は夢と希望を口にしていた。
しかし途中から一切口にしない。
社員たちは不安に思った。それを口にした者もいた。しかし社長の答えは、今はそれを言う時ではない、と。

いやいや、それは違う、ビジョンが見えないと社員はどこに向かっていいのか、手探り状態になってしまう。それでは会社に対する夢も希望もなくなってしまう、ということを伝えても聞く耳持たずだった。
今となっては、もう少し強く、理論的に言うべきだと反省した。

社長の中に、計画が思いどおりに進まなかったショックと失望があったのだろう。でもリーダーとしては、それに屈することなく、堂々としていてほしかった、ということだろう。

また、会社が夢と希望がなければ、社員が希望を持つということがなくなってしまう。組織としてどんな状態でも希望を持ち続ける努力が必要で、それは現実的なものではならない。
もし、会社が困難や挫折に直面した時は、乗り越えるためにできることは何かを社員とも議論する。
社員の道筋を閉ざさないようにしなければならない。

今日は、「希望」について考えたが、組織にとって「希望」は重要だと言うことが改めてわかった。

組織にとっても「希望」がスローガンの原点になるだろうが、そのスローガンが重要だと言うこともわかった。

スローガンがあれば、組織や会社の「希望」が明文化されているので、社員は、そのスローガンに向かっていけばいい。

自分の会社も含めて、スローガンを今一度見直してみようと思う。


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※誕生花、花言葉には諸説あります。

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ミカ
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