最後の作品へ
こんな生活でいいのか
不意に脳がぐるぐる回って涙が出そうになる
結局社会の歯車になるのだ
初めて会ったときからそうだ
嫉妬なんかじゃない
私では到底手の届かない位置にいるやつを見てしまった
抜かすことのできない対象が目の前にできてしまった
私はそいつらに会って人生が変わった
果たして出会ってよかった人物なのか
自分に絶望することが増えた
生きるのが苦痛になる機会が増えた
泣くことが多くなった
病むことなんて滅多になかったのに病むようになった
友達付き合いが面倒になった
誰にも会いたくない
何もしたくない
でも何もしていないと責められているみたいだった
もっと自由でいたかった
何も知らない、人に合わせて楽な生き方をしていたあの頃は生きるのが楽だった
ある程度できれば溶け込むことなんて簡単だった
簡単だったんだ、
あーしろ、こーしろ、あれはダメ、これはダメ
生きている価値ない
私にそんな価値なんて求めないで
私は私の世界で私のことを好きになれればそれで十分だった
私自身を私が愛せなくなってしまった
それが1番致命的だったのかもしれない
自分のことを1番自分が信じてあげなきゃいけないのに信じれなくなってしまった
涙が出る
これで最後にしたい
苦しい