いこーるでない

不安の衝動に駆られるらしい

付き合っていても、どこか相手のことを信用しきれず、今この時間も他の男といたり浮気をされているのではないか、自分のことはもう好きではないのだろうか、考えても仕方のない不安に駆られ、嫉妬し、別れた方が相手のためになるのではないかまで思ってしまう。
過去に裏切られた経験があるからなのか、たまにそれで病んでしまうらしい。

その感情は私もわかる。別に過去に特別何かされたこともないし、浮気という浮気もされたことがない。

多分本気で好きだからそういう感情になるのだと思う。

私の中では、嫉妬したらその人のことが好き、という風に定義している。そこで私は相手のことが好きだと認知する。ただ、好きというのも幅がある。彼と私は同じ好きではあるが、いこーるではない。本気度の差がある。一生のうちで私が彼とイコールになることがあれば将来を考えたい。彼が1番になればきっと何もかも捨てられるのかもしれない。

そんな日は訪れないだろう。彼が大事でも、私が長年大事にしてきたものは、どんなことがあろうとも無くならない。手放さない。せめて、相手が私と同じ立場で、同じ土壌であってほしかった。期待しちゃダメだということはわかってる。無理だ。無理なのに諦めきれない私は愚か者だろう。悲しい。