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ミシンの選び方まとめ▶②JANOME LC7500 / LC7700K編

「①SINGER SN773K編」では価格(¥19,800)の割に革を縫う(革が縫えるとは謳っていない)パワーがあるコスパ最高の一台でしたが、JANOME LC7500 / LC7700Kは公式に革が縫えることを謳っているミシンとなります。


②JANOME LC7500 / LC7700K ¥37,500前後

正式にレザークラフトに対応していて、太い20番糸も使えるパワフル電動ミシンで、この価格帯なので、押え圧調節機能もついています。
LC7700KはLC7500(200台限定だったらしい?)の後継機種ぽいですが、情報はLC7500が豊富で、YouTubeにもレビューがいくつか載っています。
懸案点は、口コミで1mmのレザー4枚重ねくらいならスイスイと縫えたとある一方、薄い革2~3枚位ならok(厚い革には残念ながら歯が立たない)との記述があったり、ネガティブコメントに対しては調整次第と言う話もあり、調整が割とシビアなのかもしれません(?)。
また、現在Amazonに取り扱いがありません(LC7500は中古がある)。

口コミ情報より

レザークラフト初心者で厚物は手縫いで、薄いレザー用に購入しました。80W.垂直釜で下糸のテンション調整がしやすい。糸の張りにもパワーがあります。コロナ禍でミシンが売れているのか最近ではずいぶん価格が上がってる様ですが、こちらの店舗で安くてすぐに発送していただき満足です。
15年前のコンピュータミシンで縫おうとしましたが、パワー不足で全く縫えませんでした。複雑な縫い方は必要なく、直線縫いのためにこのミシンにしました。1mmのレザー4枚重ねくらいならスイスイと縫えました。滑りにくい表面加工のレザー等はクッキングシートと一緒に縫いつければ普通に縫えました。色んなレザー作品にチャレンジ出来そうで、買って良かったです。(Yahoo!ショッピングより)

革も縫えるというので購入した。2年前は4万円余もした。厚い革には残念ながら歯が立たない。厚さ調整やレザー用針を使えば、薄い革2~3枚位ならok。革用ミシンだと思うとがっかりするが、革も縫えるミシンだと割りきれば2万円台ならまあまあだと思う。革に特化するなら、業務用を買うしかない。

追加で送りジョーズという専用アタッチメントを購入した。今までは糸がからまったり、ちょっと厚いと皮送りができなくなることが多かったが、皮の送りが格段に良くなり縫いやすくなった。2㎜位なら楽に対応できる。ただ巾が広いのでフチ縫いはなかなかうまく行かないのが現状。糸も20番が最大。ただし、糸車が大きくてミシンに対応していない。本格的に革を縫うなら17-8万位の職業用ミシンを買った方が遠回りにならないと思う。

平面の縫いならこのアタッチメントはきわめて有効。でもフチ縫いや皮の重さなった部分(3㎜位で厚みの落さが大きい部分)は、やはり限界を感じる。このミシンでレザークラフトをやりきるのはムリ。単調な所はミシン、こみ入つた部分は手縫いと割り切れば役立つミシンだと思う。(LC7500C 価格.comより)

使ってみた感想ですがレビューで止まるとか縫えないってのは糸調子が上手く行ってない可能性があります
私も最初糸調子が上手く行ってなくて針が止まったり糸が4本出てきたりしましたが何度か調子を調整していたら結構な厚さの皮が縫えるようになりました

あとフットコントローラですが改良されて割と速度の調整できます

止まってしまうと言う方もう一度糸調子を調整してみてはいかがでしょうか

追記:糸調子だけでなくボビンケースの小さいネジの調整も必要です使う糸のサイズごとに調整が必要で糸を持ってボビンケースが5〜10センチ下に落ちて止まるくらいがちょうど良いみたいですね
今までクロムの柔らかい皮だけだったのがタンニンの3ミリ(1.5×1.5)が縫えました(LC7500C Amazonより)

ブラザー1台、ジャノメミシンは、2台目です。元カバン職人です。ミシン歴15年です。 衣服、寝具、かばん、カーテン、下着、タオルなど、必要なものは全て手作りしてきました。リュックサックを手作り中にミシンが壊れたので、このミシンを購入しました。帆布8号6枚重ねが余裕で、ミシン動力が軽いんです。パワーが凄い。そして、縫い進むのが速い。工業用に若干劣るものの、垂直釜なので、手入れもしやすく、長持ちしそうな相棒です。 1台目のジャノメミシン(家庭用、価格3万円程度)も壊れるまで7年間、平均して、毎日3時間は使っていましたが、相当長持ちしました。 今回のミシンは、相当長持ちしそうでワクワクします。 相当な厚地を重ねて縫えることが何よりです。 前のミシンでは、厚地を扱う場合に、ミシンが壊れないようにデザインを工夫していました。 そういう面倒な手順を省き、自由に表現できそうで、良い相棒ができて、楽しくなりそうです。(LC7700K Rakutenより)
*↓その他口コミ内容は好意的なものが多いです。

メリット

◯正式にレザーが縫えると謳っている
◯そこそこの厚物(1mmのレザー4枚重ねくらいならスイスイと縫えると口コミあり)を扱えるパワーがある
◯レザー押さえ、レザー針標準装備
◯太い20番糸(使える種類は限られる)が使える

デメリット

◯レザーがガンガン縫えるというほどではなさそう(?)
◯使えるステッチ数はそう多くはなさそう(SINGER SN773K並ポイ)(?)
◯調整が割と必要そう(?)
◯太い20番糸の使える種類は限られる
*↓C7500Kの取扱説明書には、「20番糸を使用する場合はフジックスのキングポリエステルミシン糸を推奨する」と書いてあるそうで、どんな糸でも使えるわけではないようです。

基本情報

付属品(LC7700Kからの情報)
基本押え(本体に装着)・ボタンホール押え・サテン押え・ドライバー(大)(小)・針・レザー針・ボビン・シームリッパー・フェルト・糸通し器・油さし・取扱説明書・説明DVD・ハードケース・フットコントローラー(電源コード一体式)

機能
◯レザークラフト対応! レザー押さえ、レザー針標準装備
◯厚い生地もばたつかない 押さえ圧調節機能
◯頑丈なアルミダイカストボディ
◯耐久性に優れ、#20の糸にも対応 垂直半回転釜
◯両手が自由につかえる フットコントローラー式

*↓Amazonでも取り扱いが始まったようです。

今回のまとめ

口コミに印象からすると、パワーはSINGER SN773Kと大差なさそう(#20の糸が使えるとの記述がSINGER SN773Kにはないので、LC7500 / LC7700Kの方が有利)で、違いはレザー用の装備が付属している、押さえ圧調節機能がついているって感じです。

次回 ▶「③NECCHI Creator Series C35編」へ続く…

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