価値観や性格が合わなくても あいたかった
3年付き合った彼と去年の12月中旬に別れた。
別れた原因は、私の重さに耐えられないが故にだった。
いや、
それだけだったのだろうか。
今になってそう思う。
なんとなく
「あ〜最近私のこと冷めてきたんだろうな」と感じていた
バイト先の先輩と呑みに行くことが増えて、
一緒に過ごすことが減って、
くっつく時間も急激に減った。
私は自分の感情をコントロールすることができず、怒りを制御できない
理性を保てず、自分の感情だけで相手に悪態を突き、
論理立てて彼に話をすることができなかった
ひどい時では、家にあるものを投げ飛ばし散乱させ、
自分の体を痛めつけて「構ってもらおう」「心配してもらおう」
「彼に落ち着かせてもらおう」
そんなことがしょっちゅうあった
それが彼には耐えられなかった。
何度も何度も、「気性が荒い性格を一緒に直していこう」
そう促してくれていた。
私も、何度も何度も治そうとした。
少しずつ、ほんの少しずつ「自分も変わってきたなぁ、、、」
なんて自惚れていた
そう。
自惚れていただけで、実際にはなにも変わっていなかった。
なぜなら、彼の目には
『何も変わらない、気性が荒いままの彼女』
そう写っていたのだから
私が少しずつ治して、変わってきたって思えることは
彼にとっては当たり前のことで
その当たり前を乗り越えることが私には困難すぎていた
寂しい時に「寂しいから今は一緒にいてほしい」
モヤモヤした時に「今少しでもいいから話しを聞いてほしい」
彼がおこしてくれた行動に「ありがとう」
そう素直に言えていたのなら、この現状は変わっていたのかな
彼に最後に言われた言葉が頭から離れない
「お互い価値観とか性格が合わなかったんだよ」
合わないんじゃなくて、合わせられなかったんだな
元々合わなかったんだとしたら、
「合わなかったはずなのに、合うんだね」
そう言わせたかった
彼との日々を思い返すたびに、後悔と懸念ばかりが残る