記憶に殺される日々

初めまして、こんにちは。
呪縛と申します。
noteに会員登録を済ませてから、4年近く経ったようです。
私の現在のプロフィールには「17歳」と記入されていますが、現在、私は、21歳です。
現在のプロフィールは、当時17歳だった私が作成したものです。
約4年振りにログインをし、自分のプロフィールをぼーっと眺めていました。
「あれから4年経ったし、今は17歳じゃないから、プロフィール変えようかなあ…」などと考えていましたが、当時17歳だった私を振り返ってみると、簡単に消せるような存在ではなかったことを思い出したので、プロフィールはそのままにしておきます。
noteに初めて会員登録をした約4年前に、当時の感情や環境などを此処に残しておけばよかったのですが…
当時の私は、自分の肉体を殺してしまわないように日々を過ごすのが精一杯だったので、精神的に余裕がありませんでした。
そんな私が、何故、今になって、noteを投稿しようと思ったのか。
どうしてだろう。
私にも、わかりません。
救われたいからなのでしょうか。
それとも、救いたいのでしょうか。
当時の幼かった子供の姿をした自分を。
いや、「救いたかった」の方が正しいかもしれません。
結局、約4年という月日が流れたのにもかかわらずに、私は、未だに、「呪縛」というものに、取り憑かれています。
私は、ある人が、私に言ってくれた言葉が、まるで、自分という存在そのものを肯定してくれたかのような錯覚に陥り、17歳の頃から、小説家になりたいという思いが芽生えました。
ですが、その思いから、ずっと逃げ回っていたのですが、21歳になった今も、「小説家になりたい」という思いは、変わっていなかったという事実に、痛感させられる日々です。
しかし…小説を書くほどの気力が、今はまだないのです。
いいえ、「失われている状態」と言った方がいいのでしょうか。
私は今、ある人が私に言ってくれた言葉を、一つ一つ、金平糖を頬張っているかのように、一つ一つ、大事に思い返し、当時の言葉を噛みしめながら、このnoteを綴っています。
「子供の頃に起こった辛いことは、大人になったら、大丈夫になる。時間薬というものがあります。時間が経てば、時間が解決してくれる。」
先生へ
覚えていますか。
そして、ごめんなさい。
私に時間薬は効かなかったみたいです。
いいえ、時間薬が効いている間、いや、違う、「全て忘れたフリ」をして、「私はもう治ったんだ、これからはもう大丈夫だ」と、自分という人間を騙し、毎日平気そうにヘラヘラと馬鹿みたいに笑って、人と関われている時期もありました。
ですが、それは全て、「その場しのぎの嘘」でした。
結局、今回も、全て、まやかしでした。
私は、自分という人間を騙すことによって、周囲の人間さえも、騙し続けていたのです。
先生へ
私は今、大丈夫じゃないです。
もう大人なのに、大人じゃない。
大人の中に、一人だけ、子供が紛れ込んでいるようです。
私は、大人にはなれなかった。
私は、21歳でも、17歳でもなく、ずっと9歳のままなのですね。
明日の6月6日という月日は、私がこの世で一番嫌いな日です。
正しくは、2012年の6月6日ですね。
当時携帯すら持っていなかった私が、当時、日記すらつけていなかった私が、何故、この日だけ、ずっと、覚えているのか。
まるで何かに取り憑かれているかのように。
私は、まだ眠れていないので、そろそろ眠くなってきました。
一服してから、眠ろうと思います。
今日は、怖い夢を見ないといいな。
先生へ
私は、煙草を吸う人間になりました。
当時の私は、煙草を吸う人間が大嫌いだったのにな。
人は、変わっていくのは難しいけれど、ずっと同じままでいるのも、難しいのかもしれない。
では、眠ります。
おやすみなさい。
また明日、会えたら此処で会いましょう。

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