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The Songbards 独立のお知らせを受けて

2023年6月23日の夜中(もう日が変わって24日になってました)、The Songbardsから重大発表がありました

https://twitter.com/TheSongbards/status/1672268562319441924?t=2EprvQDdyLT5ocg-2b7XgA&s=19

事務所もレーベルも契約を解除し、独立したというお知らせ
しかも独立は6月1日に済ませていたらしい

大きな驚きと共に、最近感じていた変化に納得しました
最近、ライブでマネージャーさんの姿を拝見しなくなった
物販にメンバーさんが立つようになられた
マネージャーさんはほかの担当が忙しいのかな?なんてボンヤリ考えてました

お知らせ動画を観て、最初に感じたのは心配
(特技がマイナス思考がなので、責めないでください)

今後、全てのマネジメントをメンバー皆さんでやって行くの?
ただでも忙しいメンバー皆さん、お身体は大丈夫だろうか?
音楽活動に取り組む時間は取れるのかしら?

もちろんメンバー皆さん、そのあたりはきちんと話し合われて決めたことと分かっている
それでもこれからも長くThe Songbardsの音楽を聴きたいから、メンバー皆さんが健やかで居てくださることは大事

そして次に感じたことは、バンドの進む道を方向転換したのかな、ということ

事務所でもレーベルでも、「売れる」ことはとても重要視されるでしょう
収益があるからそのアーティストを抱え、マネジメントやプロモーションを引き受けてくださる

反対に言えば、それだけ縛りが多く、やりたいことを思う存分できないアーティストさんも出てくるでしょう
気が乗らない曲でも、売れるために作り歌う場面があるかも知れません

もしかしたら、The Songbardsとしてやりたい音楽を見つめ直して、バンドの在り方も考え直して、軸脚をどこに置くか改めて探っているのかな?と思いました

一度フリーになって、いろいろな挑戦をして、自分たちの幅を広げて
独立という新しい挑戦を始めたThe Songbardsに、改めてしなやかな強さを感じました

そんなことを考えて、自分に問いかけてみました
「独立して、あなたの中で何が変わるの?」

答えは既に出てました
「何も変わらない」

私はThe Songbardsが好き
The Songbardsの音楽が
メンバーさんのお人柄が
ファンに対する姿勢が
メンバーさんどうしの関係性が
まるっと、全部、好き

だから音楽を聴くし
ライブに行くし
グッズを買うし
グッズを生活の中で使う

The Songbardsが発するあらゆるものが、心に投げ込まれる鍵のようなもの
その鍵は心に波紋を起こし、気づかなかった扉を開いてくれる
新しい扉が開くことで、それまでは流れ去っていた音楽が実は鍵だったと発見することも

The Songbardsが自分にとっての鍵である限り、私は何回でも曲を聴くだろう
可能な限りライブに行くだろう

それは独立しても、してなくても、同じこと
あなた方の投げかけてくださるものと心が起こす化学反応を見て行きます

独立することで、活動の形も変わってくるでしょう
(実際、メンバーさんお一人の弾き語りライブが増えました)
その結果、心に投げ込まれる鍵も、変わってくることでしょう
それによって、どのような波紋が広がり、どのような扉が開くのか
今までと違う化学反応が見られるのではないか
楽しみな気持ちも大きいです

そして、嬉しかったことがいくつもありました

一つは、独立についてメンバーさんが動画という形できちんとお話してくださったこと
ファンに真摯に向き合ってくださる、その気持ちが嬉しい

The Songbardsはいつも、ファンが喜ぶこと、楽しいことを考えてくださる
ファンクラブ限定とかでもおかしくないコンテンツを、誰に対しても公開してる

そこに金銭では測れないメンバー皆さんのお気持ちを感じます
気持ちには気持ちで応えたい

(ただ個人的に残念なのは、どうすればメンバー皆さんのお気持ちに応えられるのか、全く分からないこと)
(感謝の気持ちを表す方法を知らないこと)

曲を聴く
ライブに行く
The Songbardsを想う
グッズを買って使う
何の特技も持たない、貨幣経済に染まりきった価値観では、これくらいしか思いつきません

もう一つは、メンバー皆さんが同じ方向を向いておられるのを感じたこと
以前、川谷絵音さんがラジオで
「バンドメンバーが同じ状況で同じ方向を向いてないと、きつい時を乗り越えられない」
みたいなお話をされていました
それを思い出して、
「うん、今のメンバーさんなら大丈夫」
と思いました

メンバー皆さんで分担しながら今まで事務所にお任せしてた仕事をこなしてらっしゃること、様々な場面で伝わってきます
「The Songbardsでやって行く!!」
その強い意思を感じます

ファンとして、バンドが続くことが嬉しい
今まで短い時間なりに積み上げてきた歴史
様々な想い
それの先に新たなものを重ねられることが嬉しい

メンバー皆さんの大変さは、想像もつかない
それでも、大変さとかが分からなくても、これからも可能な範囲で曲を聴き、ライブに行き、グッズを買って使うでしょう

メンバー皆さんが幸せであるように
健やかであるように
願うことでしょう

メンバー皆さんには、やりたいことをやってほしい
様々な挑戦をなさり、幅を広げてほしい
メンバー皆さんが納得できる人生を歩まれること、その姿を見せてくださること
そう願います

バンドからしたら、自分は客席に居る観客の一人に過ぎません
それでも、一人が集まってたくさんのお客さんが入った景色は、メンバー皆さんのエネルギーに、きっとなる

一郎さんが、以前配信でおっしゃってたこと
「ファンは、簡単に離れちゃう」
その不安を抱えながら音楽活動を続けるアーティストさん、頭が下がります

私も
「離れません」
なんて無責任な言葉は言えない
いつか必ず離れるから

それは、身体や心のエネルギーが失くなったときかも知れない
状況が許されなくなったときかも知れない
原因が何であれ、いつか必ず離れざるを得ないときが来る

だから、その時まで観続けていたい
せめて自分に時間とエネルギーがある間だけでも

いつか離れてしまうから
ずっと観続けて行くことはできないから
今、できるうちにしっかり観ていたい

これからも、よろしくお願いします
The Songbardsの成長、観続けさせていただきます

今のメンバー皆さん
ステージを降りた柴田さん
皆さんが作ってきたThe Songbards
全てが愛おしいもの

とてもとても、愛おしいもの

🕊🕊🕊🕊🕊🕊🕊🕊🕊🕊🕊🕊🕊🕊🕊

今回の独立については、ロッキン・ライフの中の人さんがインタビュー記事を公開してくださってます
メンバー皆さんのお気持ちを隠さずお話して下さってて、必読です

ロッキン・ライフの中の人のインタビュー

https://sinario19.com/『/インタビュー/2023625/』


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