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The end of their life. 019 リヴォン・ヘルム
The end of their life. 019
リヴォン・ヘルム(Levon Helm)
(1940年5月26日-2012年4月19日)
アメリカのミュージシャン。
アメリカ・アーカンソー州生まれ。
The Bandのドラマーでヴォーカリスト。
ドラムを叩きながらあれほど力強く自由に歌えるのがすごい。メンバーは彼以外は全員カナダ人で唯一のアメリカ人だった。
バンドの前身のホークスではリーダーだったのに、ロビー・ロバートソンとの確執もあり、1976年のラストワルツ・コンサートを最後に解散してしまうのが悲しい。ドキュメンタリー映画『ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった』を観た時にしみじみそう思った。
1996年に咽頭がんと診断され闘病生活が始まる。歌うことはできなくなったが、ドラマーとして、またハーモニカやマンドリンなどを演奏して音楽を続けていた。
2007年には奇跡的に復活してソロアルバムで歌っていたのだから、あらためて音楽に対する彼の強い情熱を感じる。
2012年4月19日。ニューヨークにあるメモリアル・スローン・ケタリング癌センターで死去。71歳。