見出し画像

The end of their life. 138   ジェリー・ウェクスラー

The end of their life. 138
 
ジェリー・ウェクスラー(Gerald "Jerry" Wexler)
(1917年1月10日-2008年8月15日)
音楽プロデューサー、音楽ジャーナリスト。
アメリカ・ニューヨーク生まれ。
 
“リズム&ブルース”という言葉の生みの親。1940年代後半に音楽誌Billboardで働き始め、それまで「レイス・ミュージック」と差別的ニュアンスで呼ばれていた同ジャンルの呼称をR&Bと呼び変えることを提案した。音楽ジャーナリストから音楽プロデューサーに転向し、1950年代からはアトランティック・レコードの経営に参加。以後、1980年代にかけて主にR&B 、ブラック・ミュージックの世界で多大な功績を残し、アトランティックを世界的な大レーベルに育て上げた。
 
レイ・チャールズ、ドリフターズ、プロフェッサー・ロングヘアー、ブッカー・T & the MG’s、ボブ・ディラン、オールマン・ブラザーズ、アレサ・フランクリン、パーシー・スレッジ、レッド・ツェッペリン、ウィルソン・ピケット、ドクター・ジョン、ダイアー・ストレイツなど数々のアーティストを手がけ、特にアレサとは14枚のアルバムで手を組み、彼女の黄金期を形成した。
 
2008年8月15日にフロリダ州サラソタの自宅でうっ血性心不全で死亡。91歳。

「レコード・コレクター」と呼ばれることを好んだ不世出の音楽プロデューサーだった。

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?