リモートワークがメインでも、エンゲージメントを向上し続ける秘訣
こんにちは!ナムフォト代表の楢です。こちらのnoteでは、2020年12月にリリースした写真心理学を使った、オンライン型グループコーチングプログラム「miit」や、それにまつわる個人の創造性や写真心理学について情報を発信しています!
今回は、今の時代(多様性という価値観の変化や、リモートワーク増)において、どんな行動がチームの「エンゲージメント」を高めるか?というお話をしてみようと思います。
最近よく聞く「エンゲージメント」という考え方ですが、要は"その仕事に関わる人たちが、いかに自分ごととして、そのチームで仕事をしたいと思えるか"ということです。
今の時代だからこそのヒントを、色々なチームにお邪魔してきた私の視点から、お伝えしてみますね。
「リモートワーク」が当たり前になったこの1年
この1年で、働き方は、とにかく、大幅に変わりました。
難しい、難しいと言われてきたリモートワークも、気づいたら日本中に浸透し始め、はや1年。
各社リモートワークの環境を整えたものの、「いえいえ、結局みんな出社してます」「リモート環境を貫いています」「緊急事態宣言や、感染者数の増減に合わせて、出社する人のパーセンテージを絞っています・・・」などなど、さまざまなケースが見受けられますね。
リモートワークの、いいところ、難しいところ
リモートワーク初期から言われていたことですが、「雑談が生まれづらい」「空気を読むのが難しい」「すでに、関係性のあった人同士はいいけど、人事異動に対応するのが難しい」「リモート会議は集中力がもたない」など、リモートあるあるも一般的なものになりました。
ざっくり言うと、
「業務はそれなりにまわるけど、エンゲージメントの維持が難しい」みたいなことに落ち着くのではないでしょうか。
エンゲージメントとは、従業員ひとりひとりが、会社の仕事を自発的・意欲的に取り組んでいる状態を指します。
対面で出社していれば、実際に顔を合わせたり話したり、物理的な近さが「チーム感」の醸成に役立ってくれます。リモートワークでは、全てが"パソコン越し"の環境。
チームの雰囲気やモチベーションなど、数値化・言語化できない環境下で、「このチームでこの仕事を頑張ろう!」といった、「スタッフのエンゲージメント」を高めることは難しいですよね。
また、「飲み会も開けずに、どうやって人間性理解に及ぶ話題づくりをしよう?」といった悩みも多く聞かれるようになりました。
チームをまとめるリーダーのみなさま、難しい環境の中でのお仕事、きっとずっと、とても頑張っていらっしゃるはず…本当にお疲れ様です!
だって、"チーム"とは、そもそも"人間"で"仲間"だから。
役割分担を決めて、淡々と、効率よく仕事を回していれば、「業務」には支障がなさそうですが、やはりそうはいかないのが、人間の素敵なところだとも感じます。
業務や役割を実行している「人」のまわりに付属している、さまざまな要素。
クライアントとのやり取りで嬉しかったことや、ちょっぴり辛かったこと、お昼ご飯に何を食べたか、雨の日の気分、プライベートに訪れた小さな幸せ、、、、
「今、私が感じていること」「今、ちょっと誰かに言いたいこと」・・・
この人間的な関わり、キャッチボールが生まれること、「業務」をふわふわと包む"真綿"のような存在があると、会社のご都合である「業務」と、それを担う「従業員」の間に、相互関係が生まれるのは、誰もがイメージに容易いことではないでしょうか。
リモートワークでは、「業務」は回る。
けれど、そのふわふわと正体が掴みづらいコミュニケーションの「真綿」を作り出すのが意外と難しい。オンライン越しに「ああ、雑談したいなあ」「ちょっとしたこの気持ちをシェアしたいなあ」と思っても、画面越しでは、声がかぶらないように気遣ったり、相手の画面越しでのリアクションの薄さに、心配や不安がわきおこったり、結果タイミングを逃したり、、、やはり情報量が少ないのです!
「業務上は支障がない」。でも、それって本当でしょうか?
お互いに「繋がり」を感じられて、ちょっとしたことも気兼ねなくシェアできる、そんなことが土台にあるからこそ、その上に乗る業務が、よりスムーズに回るのではないでしょうか?
業務以外の、目に見えない「人間的な関わり」を見直す
例え同じ空間・時間を過ごしていても、人と人は、相手を気にかけて、意識を向けないと、関わり合いが持てないものです。人と人との接点が作りづらいリモート環境下では、なおさらのこと。
業務を円滑に回すことだけではなく、そんな"一見取るに足らない"人と人との関わり、ふわふわとした、あたたかみが感じられる、「人間的な関わり」の大切さを見直してみてはいかがでしょうか?
最後に、ちょっとだけ、わたしたちのクライアントさんとのやりとりを紹介させてください。
とある、企業担当者さんから、こんな一文をいただきました。
「リモートワークが浸透し、直接会う機会が減っていく中で、人としてより深く知り合う事は意識的にやらないと難しいと思います。
そんな中、miitはその助けになるサービスだと思いますので、是非広めてください。応援しています。」
miitは、写真を通じて、人と人との人間的なつながりを生み出すきっかけになるサービスです。
業務をくるむ、「真綿」のようなmiit、ぜひ色々な企業の方に使っていただきたいと思いますし、真綿力では、ぶっちゃけ自信あります!
これからも、チームの信頼関係や、写真を通じたコミュニケーションについて発信していきますね。乞うご期待ください!
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