【レポート】写真心理学アカデミープロジェクト始動!Part1「自分と自分の写真に向き合い、創造性の気づきを得る」
こんにちは、miit広報のmiitくんです。
今日は、先日開催した、写真心理学アカデミーのPart.1の様子をレポートします!
写真心理学アカデミーとは
最近とてもありがたいことに、「miit」及び「写真心理学」を、色々な形で活用するようなお声掛けをいただいています。とても嬉しいことです。
miitをより多くの企業・人に届けていくにあたって、「写真心理学」をより体系的に学べる連続講座を実験的に行っています!
写真心理学アカデミーは4つのPartに分かれて、それぞれのPartで2回ずつ講座が開催されます。
【Part.1】自分と自分の写真に向き合い、創造性の気づきを得る
【Part.2】写真表現を学び、創造性を拡張する
【Part.3】心理学的、写真の見方を掴み、創造性を評価できるようになる
【Part.4】対話ファシリテーションで創造的なコミュニケーションを磨く
今回はPart.1「 自分と自分の写真に向き合い、創造性の気づきを得る」の様子をレポートします。
Part.1の内容
Part.1のテーマは「 自分と自分の写真に向き合い、創造性の気づきを得る」です。
参加者の皆さんには、下記写真をご用意いただき、講座を進めました。
・自分らしいと思う写真 ( 1日目)
・自分らしくないと思う写真(2日目)
ポイントは、
①写真心理学の基礎を学ぶ
②写真心理学のフレームワークを使って自己分析する
③「自分らしい写真」→「自分らしくない写真」いうテーマがあることで、「自分らしさの理解」と「新しい視点」の両方が手に入る
という点です! miitチームとしても新しい試みです。みなさんは楽しんで学びを得ていただけるだろうか・・・とドキドキしながらスタートしました。
Part.1 の様子と、参加者の写真たち (1日目)
当日は、5名の受講者さんにお集まりいただきました。皆さんそれぞれ「自分らしさ」が全く異なり、良い意味での個性のぶつかり合い!
お互いの写真や視点から刺激を受けながら自分の写真と写真心理学について向き合っていただきました。
1回目のみなさんの「自分らしい写真」はこちら
一枚だけさっととった写真。秩父で写真撮影しながら散歩しているときの一枚。水道の蛇口写真を集めているので。
「蛇口ってかっこいいんですよ!」という言葉通りとても美しくアーティスティックな写真です。
カバ好きの両親に情報共有のため
これ、買って帰っていい?家にすでにあったりしないよね?という確認です
「写真は情報共有or記録のためにしか撮りません!」というご本人の発言に嘘はないはずですが、情報共有の写真であっても、家族への優しい心遣いは不思議と写るものですね。
友達と話している時。
手元が可愛いさ、彼女らしさが写っていて思わず撮影。彼女と私の関係性が写っている気がします。
写真の瞬間や画角の切り取り方から、センスを感じます。友人との関係性が写っているという言葉の通り、人との距離感が絶妙な一枚です。
路地で見つけたリサイクルフラワーを購入し、きれいだったので、
帰り道に信号待ちのときにパシャっと撮りました。
カラーが鮮やかで女性らしい、華やかな雰囲気が伝わりますね。横断歩道のストライプとの対比もおもしろいです。
京都に行った際に桜がキレイで思わずパシャリと撮りました
その場の高揚感が伝わってくる写真。写真心理学診断士からは「桜だけでなくその場の雰囲気・人の様子・空など要素を全部上手に詰め込んである写真」と評されていました。
・・・こんな感じで、個性あふれるそれぞれの「自分らしさ」を認識した第1回でした。
そして2回目の講座に向けて、それぞれ「自分らしくない写真」について宣言をしてもらいつつ、宿題(当日までに、宣言通りの写真を撮影してきてもらう)に取り組んでいただきました。
「自分らしくない写真」:皆さんの宣言
・私はキメキメの写真を撮ろうと思います!
・撮りたいものとは違うものを撮る、を、テーマにしたいとおもいます
・アシンメトリーに、感情のままに、色味が単一なものを撮ってみます
・テーマは「情報的な写真」にしようと思います
・情報量の少ない写真を撮ります
Part.1 の様子と、参加者の写真たち(2日目)
どんな写真が上がってくるのだろう??と主催者側もドキドキしていましたが、それぞれ悩みつつ、楽しみつつ宿題に取り組んでいただいたようでした。
みなさんの「自分らしくない写真」はこちら
帰り道の一枚、人を撮ってみようと思いしばらく待ったが誰も通らなかった。上から誰かに見られている気がした。ふと立ち止まって見たら駅ってこうなってたんだと初めて気づいた
コワーキングに10cmくらいのジョブズがいた。リアルなので、なるべくミニチュアとわからないように撮って友達に送りつけました。
本当であれば食べはじめのタイミングで蓋をあけて撮るところを、3分待ってる間に必要な道具すべてを入れて撮りました。自分で作って背徳感を表現したく、この被写体を選びました
今日自分の心のようすを写真に収めてみた、の写真
記録と情報を収めようの気持ち。
気持ちを写真に表そうと。
「お土産、奥さんに喜んでもらえるかなー」の期待を写真に込めてみました
皆さんの様子を拝見していると、あえて「自分らしくない写真」にチャレンジしてみることで新たな自分の一面や、変わらない自己が見えてきたり、逆に「らしくない写真」にトライすることで、自分の中に変化も生まれていき、せめぎあいの様子がとても興味深かったです!
参加者の声
終了後のアンケートでは以下のような感想をいただきました。
すごくとても大変楽しかったです。欲を言えば3時間くらい。あと、二次会あって欲しい(笑)次回も楽しみですぐに申し込みしてしまいました。
自分とはなにか、誰か、どういう人間かを掘り下げていく年は過ぎたけど、ある程度確立しているからこそその殻を破って成長していく糧になりました。
自分自身の癖やものの見方を、客観的に知ることができたこと、また「らしくない」という視点から自分の創造性の拡張にチャレンジできるポイントを探れたことが、表現の新しいアプローチの仕方だなあと面白いなと感じていました。
他者とのコミュニケーションにおいて「らしさ」や性格などを知ることろから、はじめましてが起こることで、より相手との距離の近さを感じたり、全然違う性格の方でも興味を持ったり、写真心理学のフレームを使うことで、普段の初対面の関係値との変化を感じ面白かったです。
今回のアカデミー、参加させていただきありがとうございました。
自分の思考性やモノの見方の特徴を、解像度高く理解することができました。
1on1ではなく多数の参加者がいることで、他人との比較で自分を知ることができました。さらに、自分だけではなく、他人の見方や特徴を知ることで視野や世界が広がっていった気がします。参加できて良かったです!
今回の試みを通じて、自分自身と写真心理学というものへの理解が深めていただけたかなと感じています。
今回は「自己の創造性への気づき」をテーマにしており、参加者同士の関係性にはフォーカスをしていなかったのですが、写真を通してお互いへの理解が深まり、あっという間に仲がいいムードになっていく様子や、
他者の視点や感性から刺激を受けて、自分の表現の幅を広げるきっかけにつながっている様子がありました。
お互いの存在によって起こる、気づきの連鎖。改めて人と人とのつながり、対話の重要性を実感しました。
皆様ご参加ありがとうございました。
次回のご案内
Part.2:テーマは「写真表現を学び、創造性を拡張しよう!」です。
1回目:9月22日(水)・ 2回目:10月6日(水)
Part2では、写真心理学診断を構成している3要素、WHY、HOW、WHATのフレームをベースに、写真の対象・視野・視点など、ポイントを絞って実際に写真を撮影するワークを行い、表現の幅を拡張させていきます!
Part.1にご参加いただいていなくても参加いただけます!
お申し込みはこちらから
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