IINコーチングサークルの体験談
最近嬉しいことに、Institute for Integrative Nutrition(IIN)入学にご興味のある方からたくさんお問い合わせをいただいています。
お問い合わせいただいた中で最も多い質問が、コーチング・サークル(卒業課題に含まれる在校生とのオンライン通話)に必要とされる英語力。
コーチング・サークルという言葉に馴染みの無い方のために
コーチング・サークルとはIINの3つの卒業条件に含まれる課題の一つで、卒業生コーチと同期とのオンラインコールのことです。
IIN卒業課題
1、4回中2回の試験に合格すること(ノートなど資料を見て良い)
2、6回のヘルスヒストリー(友人や家族とのカウンセリング練習)
3、コーチングサークル 6回中4回の出席
オンライン授業やテストは辞書があれば心配ないという方も、実際に、しかも電話で、複数名の英語ネイティブと会話をしなければいけないことは、かなりハードルが高く感じられています。
その気持ち、よーく分かります!
私はNY在住9年くらいになり、ようやく緊張しないで人と話せるようになりましたが、今でも電話で、しかもグループで話すのは嫌です。それが、英語の苦手意識が強かった数年前の状態でコーチング・サークルに参加しろと言われたら心臓バクバクだったと思います。
私は今週ようやく4回のコーチング・サークルを終えたので、そのレポートを書こうと思います。
コーチング・サークルの詳細
注)これは2019年7月IIN入学した私個人の体験談で、内容やルールは随時変更される可能性があります。もし、私が受けたコーチング・サークルはここが違った!などのアップデートがありましたらぜひ教えて欲しいです。
コーチング・サークルはクラス開始9ヶ月後くらいから、毎週決まった曜日と時間に6週間連続(アメリカの祝日がある週だけお休み)で行われ、そのうち4回参加したらOKです。
1回のセッションは90分で、15分以上遅刻したら欠席扱い。
IINのオンラインページで約1ヶ月前から自分の好きな曜日と時間を予約します。スポットは早い者勝ち。ここで選択した曜日と時間が固定で、6回のサークルが行われるのでよく考えて選ぶことが大切です。どうしても時間を変更したい場合は1回のみリスケジュール可能です。
どんな時間枠があったか記録するのを忘れたのですが、アメリカ東部時間の朝から夜の間だったと思います。日本にお住まいの方にとっては日本の夜から朝にかけてということになるので、深夜にセッションを受けたくないという方は早めに好きな時間を予約することをおすすめします。
実際のコーチング・サークル体験談
初回のコーチング・サークルは4月最後の週に行われました。
IINのオンラインページのリンクから、Uber Conferenceのページに飛び、名前を入力して参加します。発言する時以外はずっとミュート、顔出しは無しです。
リーダー(IIN卒業生かつ現役ヘルスコーチ)1名に対し、現役生徒が5〜6名。初回はアジア出身は私のみ、チリ出身1名、残りは全員アメリカ人でした。
どうせほぼ聞き流ししてれば良いんだろうと高を括っていたら、リーダーが「私はここにいる全員に発言してもらいたい。どんどん発言して質問して。」と言ってきて、げっと思いましたが、優しくてとても話しやすそうな方なので安心できました。(ちなみに私の日本人の同期は、初回でも全然発言しなくて良かったそうです。進行はリーダーによって違うみたいです。)
初回では、簡単な自己紹介や、ヘルスヒストリー(カウンセリングの練習)をどれだけやってきたかなどみんなでシェアし、私は自分がつわりで辛いこと、気持ちだけが焦り体がついていかないことなど悩みを話しました。
いっそ顔出しの方が、自分の口の動きや相手の表情が見えるので話しやすいのですが、ここでは音声だけでコミュニケーションを取らなければいけません。話しながら、私の日本人アクセントがちゃんと理解されているだろうか?と少し不安に思いつつも、思ったよりたくさん話しました。
リーダーはさすが経験豊富なヘルスコーチ。私が一番聞きたかった答えを返してくれて、そうだ、これがヘルスコーチの凄さだ、なんてちょっと感動しました 笑
また、他の生徒の話を聞いて学んだことが、英語ネイティブでもコーチング・サークルで手汗をかくほど緊張する人がいるということ。また、私は生徒の中でもかなりヘルスコーチとして進んでいる方だということがわかりました。
私はありがたいことにすでに有料クライアントを持つことができていますが、他の生徒は卒業課題のヘルスヒストリーでさえ終わっていない人ばかりでした。
意外なことに、コーチング・サークルは私の自信、そしてヘルスコーチというキャリアへの確信に繋がったのでした。
さて、長いと思った90分のコーチング・サークルも残り10分になったところで、リーダーが「次週はみんなそれぞれ相手になり、5分のヘルスヒストリーをやってもらいます」と鬼の発言(笑)。他の生徒も「今から緊張する!」とざわざわ。
私も憂鬱に思いながら2回目のコーチング・サークルを迎えたら、結局2名の生徒が組んで1回やっただけで時間が無くなり、他の生徒はやらなくて済みました 笑。
ちなみにみんなの前でヘルスヒストリーのデモをするよう当てられたその生徒は英語ネイティブで、いつも沈黙を破ってよく発言してくれるのですが、授業やヘルスコーチビジネスの進み具合は遅れてる方で、しどろもどろでデモをやっていました。それでもコーチング・サークル中は練習なので全然問題はなく、こんな感じで良いんだと安心しました。
その後、ロシア在住の生徒も加わりましたが、彼女はほぼ発言ゼロ。私も、3、4回目は最初と最後にちょっと感想を話した程度で終わりました。
あまり発言したく無い人は、大人しくしていれば難なく過ぎていくし、片言でも頑張って話せば、リーダーは喜んでくれます。
これで4回参加したので、もう必要課題はパスしましたが、せっかくなのであと2回も参加しようと思っています。
英語力に不安がある方へ
上の体験談を読んで、安心しましたでしょうか?それとも不安を煽ってしまいましたか?
これらの体験談はあくまでも一例なので、あなたがコーチング・サークルを受ける時に当てはまるかどうかはわかりませんが、それでも、私が声を大きくして言いたいことがあります。
それは、コーチング・サークルをIINに入学するかどうかの判断要因にすべきではない。
なぜなら、コーチング・サークルは参加することが条件であり、上手に話せるかどうかは関係ないからです。辞書つきでもIINの授業になんとかついていける英語力があれば十分です。
緊張する気持ちは痛いほど分かりますが、リーダーや参加者からすれば、他の生徒の英語レベルなんて全くもってどうでも良いこと。むしろ、みんな緊張している中で、片言でも発言してる生徒がいれば場の空気が和むと私は経験上思います。
たとえ、運悪く、英語が得意で無い相手にイライラするようなリーダーや同期とメンバーになってしまったとしても(そんなことはごく稀だと思いますが)、それは私たちが気にするに値しないことです。
また、IINに興味のある方は、英語学習に意欲がある方だと思います。コーチング・サークルが始まるまでは時間がたっぷりあるので、英語力を磨き上げるチャンスだと思って、ぜひこのプレッシャーを利用してみてください。
私のご紹介で入学いただいた方には、授業や入学手続きの際にどうしても英語でわからないことがあればサポートさせていただきます。
IIN入学に関する質問はこちらの記事でまとめていますのでご参照ください。
他にも不安なこと、ご質問などございましたらお気軽にご連絡ください!
連絡先:tum.collections(at)gmail.com
※(at)を半角@に置き換えてください。
プロフィール記事:
自己紹介とホリスティック栄養学ヘルスコーチの仕事について
米国統合栄養学スクールIINで学んだコンセプトについてまとめています。
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