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Farcaster/warpcastの歩き方

2024..04.03 追記
DEGENについてのガイドを書きました

最近、海外のweb3ユーザーを中心にwarpcastが盛り上がっています。仮想通貨ウォレットに接続されたSNSならではのおもしろさを感じています。

warpcastとは

ブロックチェーンを活用したSNSです。web3ソーシャル「Farcaster」のアプリケーション全体の中で、warpcastはTwitterにあたるものとなります。短文投稿や画像投稿、フォロー機能など、Twitterと同様の機能を備えています。

warpcastは2022年にローンチされたサービスですが、1月にリリースされた”frames”というプログラムされた投稿が可能となる機能が好評で、爆発的に投稿やユーザーが増えています。

なにができるの?

具体的にwrapcastで楽しめることを書き出していきます。

NFTのMINT

こちらwarpcastで私がNFTを配付した投稿です。MINTボタンを押せばNFTがwalletに届きます。「ボタンを押すだけでNFTがwalletに届く」というのが、体験してみると、想像以上に楽しいものです。

https://warpcast.com/miin.eth/0xb2bb726c

これまでNFTを入手するためには、メタマスクを接続して、トランザクションを承認、ガス代を払って…とい複雑な手順とコストがかかっていました。しかし、warpcastではMINTボタンを押すだけ。 ワンクリックでNFTが入手できます。BASEやZORAというパブリックチェーンのNFTとなるため、OpenSeaなどにも表示されます。
設定次第ですが、配付側がガス代を負担することもできるためユーザーはクリックするだけでMINT可能です。warpcast上での操作であればwalletで承認/許可することもないので、セキュリティ的にも安心感があります。
※クリックして外部サイトに飛んだり費用がかかるものにはご注意ください

プログラム性のある投稿「frames」

framesは独自のものを自身でプログラムすることもができます。簡単にflamesを作成できるサービスも多数生まれています。

アンケート
こちらはイーサリアム共同創設者のヴィタリク・ブテリン氏の投稿。

https://warpcast.com/vitalik.eth/0x5ff6b117

NFTギャラリー
リンクを投稿するだけで保有するNFTのギャラリーが投稿できます

https://warpcast.com/miin.eth/0x17ee1266

メルマガの登録
「Subscribe」をクリックするだけでメルマガ(paragraphに対応)に登録することができます。frame内で全文読むこともできます。

https://warpcast.com/zen/0x1031ca2c

ECサービスとの接続
CoinbaseはframeからNFTをMINTしたユーザーに対して、オンラインショップで帽子が割引になるキャンペーンを実施していました。

https://warpcast.com/miin.eth/0x86945332

faucet
テストネットの仮想通貨がワンクリックで入手できるもの

https://warpcast.com/bearbits/0x614b5d48

その他、さまざまなframesが生まれています。
・特定のトークンやNFTホルダーだけが表示できる画像
・特定のNFTホルダー限定のMINT、コミュニティ構築
チェスなど簡単なゲーム
・仮想通貨の価格チェッカー
・フォロワーの推移を表示
プロフィール画像に帽子を被せる
・正解すると仮想通貨がもらえるクイズ
外部のアプリに移動することなく、warpcast内だけで完結する気軽さがよい体験を生んでいます。

warpcastでのトークン獲得

warpcast内では、いくつものコミュニティが勝手につくるトークン(仮想通貨)が生まれています。いま、一番盛り上がっているのは $DEGEN です。

degen公式:https://www.degen.tips/

$DEGENは毎日、warpcastに登録している全ユーザーに数百~数万の $DEGENが配付されています。ただし、配付された$DEGENSは1日で消失します。ユーザーは$DEGENを送り合うことで消費しなければなりません。よかった投稿やプログラマー、アーティストなどに送り合うことが推奨されており、気軽にコメントができるきっかけにもなっています。

DEGENは毎月末にトークンとして配付され、UniSwap等で売買することも可能となります。自分の持つ $DEGEN のチェックツールも有志によって公開されました。

さらにたくさんの楽しみ方

海外NFT界での有名人やサービスも参入しています
NFTではXCOPY、Farokh、zeneca、Jack、NOUNS、BrightMoment、RugRadio、Azukiなど。Base、Manifold、zoraなど関連サービスも対応しました。

https://x.com/rektfencer/status/1755598788218269996?s=20

400人フォロワーを獲得するとバッジがつきます。バッジがあるアカウント限定でFreeMintできるNFTなどもあります。

日本語チャンネルKudasaiJPなど日本語のコミュニティも充実しています。基本的には英語のサービスですが、日本人ユーザーも増えてきました。「こんなframeあったよ!」など報告しあっているのが、初期のNFTコミュニティを彷彿とさせます。

・(本投稿の趣旨からは外れますが)FreeMintしたトークンが1ETHになった、激安でMintしたNFTが1ETHで売れたなど早期ならではの儲かる現象も生まれています。気軽に宝探しができるのはポイントですね。

■warpcastのはじめかた

現在、日本からwarpcastをスタートするには年間5ドルの課金が必要です。スマホからの登録となりますが、ログイン後はデスクトップでの閲覧も可能となります。

招待リンクから登録すると、登録した人もアプリ内通貨が貰えるので、私のリファラルリンクを置いておきます。
https://warpcast.com/~/invite-page/16176?id=9af60d0a

まだwarpcastが一般的に普及するという気はしませんが、いちはやく「walletが繋がれたSNSの世界で生まれる文化」を体験したい方は、登録してみてもよいかと思います。この記事には、出来る限りリンクをつけてるので、気になったflrameをみにいってみてください。

それでは、よいwarpcast生活を💜

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