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現状の問い合わせと質問をしてみた・山口県警察・山口児童相談所 20210209
家庭内暴力と家庭内迷惑行為の禁止と防止についての条例を作ろうとして、現状、いろんな機関のサポートがどうなっているのか、思いつく気になる機関にきいてみることにした。
現在のサポート内容を聞いて、必要と思われるサポートを加える参考と、誰かに説明するときに、現状はこうなっているようだ、だから、こんなサポートが必要だと思う、という根拠になる、という理由で、聞こうと思った。
山口県児童相談所
問い合わせる前に、児童相談所はどんな対応なのかをざっとしっておきたい、と思ってwebで検索すると、1年ほど前にテレビ局のNHKが特集をしていたようだ。内容を見てみると、「相談したら、そのまま保護されて数か月家に帰さなかった」という事例など、「児童が相談するのをためらってしまうのでは?」「私も小さいころ、児童相談所に行ってたすけてもらおうとしたことがあったけど、我慢して言わずによかった」と捉えてしまう内容が紹介してあった。
本当なのかどうかも含め、聞いてみた。
実情は、ケースバイケースでずいぶん多様なのだそう。
児童の安全を最優先にするらしい。
私の見たNHKの特集は、印象的に極端な例のようだ。
児童相談所のサポートは、18才まで。
児童相談所は18才になった時点でサポート対象ではなくなるそうだ。
ただ、そのまま切り離すのではなく、必要であれば、
精神科など、必要なところにつなぐ、という回答だった。
これは私の個人的な意見だが、
精神科に頼らなければならない青春を送ることになってしまった
環境を作り出さない予防こそが大切では?
と思う。
大人になったからと言って、急に割り切ることができるわけではない。
私の場合は、一人暮らしをして5年目くらいに、きっかけは分からないが、
突然頭の中の父のがなり立てて責め立てる声が聞こえなくなった。
「これがふつうの人の感覚なのかも」
と初めて思った。
それまでは、人のいるところは割と平気なのだが、
アパートに一人でいると、どこにも父はいないはずなのに、
私を否定し罵倒し怒鳴りつける否定の言葉が頭の中にずっと聞こえていたのだ。とても苦しかった。
そのうえ、自分のこともひどく自己否定をしていた。
今から思うと、トラウマとフラッシュバックで頭が洗脳されていたのだと思う。
ここから、健常者のような、自分を肯定する正常な思考を取り戻すのは本当に難しいと思う。(私の場合は、性格上、科学などの、一歩引いて物事を見るような探求心がとても強かったので、そんな自分が苦しすぎて、助けたくて、心理学や脳科学の本を読み漁っていた時期があったので、その効果があったのかもしれない。)
親からの精神汚染のマーキングは、本当に動物の鼻がねじ曲がるような落とし物が一生脳の中にこびりついているような感じで、とても不快で、しかもどうしていいのかわからない。
こんなものを平気でぬ擦り付けるような大人が、ほかの大人の前では別人のように振舞ったり口達者にあれこれ言い逃れながら、
うまく大人に説明する力のない子供をストレスの発散場所にしていること自体が問題なのだと思う。
大人になっても、倫理観のない人に対しては、
何かないと、、、家庭内暴力のある家の子供にとっては、
外の方がほかの大人の目があって、
自分の親が「いい親」を人前で演じているので安全で、
家の中の方が「無法地帯」になっているのだ。
「家の中の無法地帯」をどうにかしない限り、
児童虐待はなくならないのではないか、と思う。
大人の方が、どうやったって子供よりも経験を積んでいて、
ごまかす方法をよく知っているからだ。
少ししか生きてきていない子供は、言葉を知らない。
教えられた、話せる少ない単語ではほかの大人に伝えきれないのだ。
だから、
みんな、「たいしたことない」と思ってしまう。
他の大人に本当のことを伝えようと思っても、
伝えられないのだ。
私もそうだった。
そして、世代を超えて、繰り返す可能性もある。
なぜならば、幼いころに見た残忍な光景は、頭にこびりついて
いつまでも頭の中でループしているからだ。
それを、今度は被害者が再現する可能性もある。
ループを断ち切るためにも、虐待をする親の方の教育に重点を置いた方が
被害が確実に減っていくと思う。
私は幼いころの家の中の父が気違いのように血相を変えて大暴れしている光景がこびりついていて、家族を持つなんて恐ろしすぎる、
物心ついた頃から毎日あんな恐怖の中にいたのだから、もう嫌だ!
という感覚があり、
家族を持つという幸せに強い恐怖感と、自分も子供を持ったら
同じことをしてしまうかもしれないという自分への猜疑心を持っていて、
親が子供の人生の幸せと主権を奪っている、という実例になっている。
この年齢になって、やっと、父が酷いことをしている、
犯罪レベルということに気づき、
立ち向かう気になり、自分の幸せを考えるようになれたが、
もう、人生も後半を迎えてしまってからだ。
私が自分のことを考えて生きられる、
普通の人生というものを、返してほしい。
親の暴力に隠れて脳内を精神汚染され、怯えたりするこんな現実ではなく、
もっと楽しい人生を送ってみたかった。
山口県警察署
山口県警は県庁のところにあって、事務的なところらしい。
山口警察署は、湯田の方にあって、実際いろいろあることを取り扱っているらしい。
先日の山口警察署の対応が釈然としないところがあったので、
山口県警に電話で問合せをしてみた。
山口警察署は、父が暴れた時にスマホで音声を撮って聞いてもらい、投げつけて割って壊した洗面器を持って行って見せて、
「警察の人に来てもらって、父に、娘さんが怖がっているから、
暴れるのはやめてあげてください」と言ってもらうだけでいいので来てもらいたい、と言ったら、
対応してもらえなかった。
(詳細は過去記事に書いています)
『山口警察署の返答に無力感を覚えた。警察は「市民の安全のためにある機関」ではないことが判明した。山口市の山口県精神保健福祉センターと山口警察署に相談に行く。』
https://note.com/miin_kaiketu/n/n969986ebd73f
今回、質問で、
「市の条例か何かがあって、
市からの要請があったら
市民の安全を守るということで、
警察は協力してもらえるか?」
と聞いたら、
「できます」
という回答だった。
なるほど。やはり、条例を作る方が早いかな、と思った。
今あるものをなるべくいじったりしないでそのままで、
どうやって組み合わせて、仕組みにしていくか、、、。
そこがミソだと思った。
父は、山口市生まれの山口市育ちで今も山口市で生きている。
父の両親も同じく山口市生まれの山口市育ちで山口で過ごしてきた。
生粋の山口市民の父。
山口市民の父の年代以上の人が、みんな父のようだとは限らないが、
少なくとも父は地域の影響を受けて育ってきていたりもするわけだ。
山口市の人たちも、世代が変わってきているので
昔とは違うかもしれないが、
お年寄りが多いので、昔気質の山口市民の場合、
全体の家庭内での家族の接し方には、父のように暴力的に
ふるまうことが当然と思っている世帯もあるかもしれない。
世代間の今の人権の認識の共有も必要だと思う。