50日後に意識高い系大学生になる廃人〈1日目〉
長い眠りから覚めてみると、時計は6時30分を指している。
今日は早起きだな、と思いながらカーテンを開けると窓の外はすっかり真っ暗。
お風呂は2日に1回入るならいいほうだ。
外に出るのもバイトの時くらい。
やることといえば、家でゴロゴロしながらゲームかドラマを見るくらい。
立っている時間より、ベッドにいる時間の方が長い。
そう、私は俗にいう廃人大学生なのである。
このままではまずい。非常にまずい。
夏休みに入ってから、ただ何も考えずこの何の生産性もない日々を送る私は、ふと思った。
このままでは、私はただのニートになってしまう。本当の意味で廃人じゃないか!?と。
この現状を変えるべく、50日後、この生活に終止符を打っているように、ここに、私の50日間の変化を綴ろうと思う。