きっかけは、すぐそこに転がっている。
こんにちは。Monicaです。
私はワーホリでオーストラリアに来ています。
ワーホリは、若者が海外で働き、暮らす経験が気軽にできるひとつのツールです。18歳から31歳の誕生日までに行きたい国のワーホリ制度に応募することで、現地に1年ないし2年(オーストラリアは条件をクリアすれば最大3年)の滞在労働許可を与えられます。
日本は現在24カ国と協定を結んでいて、今年の8月に新しくスウェーデンが仲間入りしました。これからも協定国が増えていきそうな予感。
私がワーホリに来たのは、2018年12月。同じ年の11月に31歳の誕生日を迎えてからの渡航となりました。(巷ではギリホリと言われているそうです。)
ワーホリに来る前は、海外に行って何がしたいんだっけ、本当に行って大丈夫?やっていける?...と、得体のしれない不安が募るばかり。
自分で自分を不安にさせる日々でした。
もともと海外旅行が大好きで、ヨーロッパ3ヶ月周遊旅行をしたり、年に1回以上は一人や家族、友達と旅行にでかけ、これまでに26カ国を旅しました。
初めての海外は、1歳の時のハワイ。もちろん記憶はありません。笑
小中学生の頃に、ハワイやグアム、フロリダディズニーワールドに連れて行ってもらった家族旅行がきっかけで、海外といえば「アメリカ!」という感じだったかも。
中学の英語の授業では、必死に英単語を覚えて、授業中にたくさん音読をさせられた。(この時染み付いた英単語で、今生きているようなもの。あの時の自分、ありがとう!)
高校になると、外国人が先生の、オーラルコミュニケーションという授業が加わり、週に1−2回のその授業が、唯一生きた英語と触れ合う時間でした。
授業そのものは、「とにかく英語を話す!」というもので、シャイな私はそれほど好きではなかったけど、周りの生徒が発言しなさすぎる教室の雰囲気が嫌いで、頑張って参加していたかな。
『きっかけ』は突然。
高校3年生になったある日、休み時間にいつものように友達と教室の後ろで世間話をして時間を潰していると、ふと、黒板の張り紙が目に入りました。
春休みバンクーバー短期留学参加者募集中
どんな誘い文句だったかは忘れましたが、一枚のA4の紙にそんな事が書いてありました。
私 「何これ?」
友人「先生がホームルームで言ってたじゃん〜!」
私 「・・・。(聞いた覚えはない)」
私 「なんか楽しそうじゃない?行っちゃう?」
友人「いいねいいね!じゃぁ、今日帰ったら親に相談してみようよ!」
私 「うん、そうしよう!!」
たまたま目に入った張り紙を見た友達とのこんな軽いやり取りで行くこととなった、カナダ・バンクーバーへの短期留学。
この2ヶ月の経験が私の人生の舵を大きくきることになったのは言うまでもありません。(ここでの経験についてはまた別のnoteを書くつもりです。)
あの時、張り紙を目にしていなければ、あの時張り紙を目にしたときに一緒にいたのがあの友人でなければ、両親が反対していたら、自分でブレーキをかけていたら、今の私はここにいないことでしょう。
きっかけはどこにでも転がっている。それに気付けるか、掴み取るかは自分次第。どんなきっかけに出会い、何を掴み取るかで人生が動いていくのだと思います。