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アトランタ旅行①

最近ダーツの旅みたいなノリで旅行に行っています。
というのも夫がお休み取れた⇒航空券安い地区を確認⇒ホテル代の確認⇒本当に行きたいか?確認という流れ。悪くないです。わくわくします。

今回選ばれたのはアトランタです。アトランタ五輪のイメージもあり、割とよく聞く名前ですよね。

人は暇を極めるとこんなものを作成し始めます。
プレゼン相手は誰もいません。自己満を極めています。

アトランタに行こう!

プレゼンテーションなるものを作ったので、小見出しもまずは「アトランタに行こう!」にします。ジョージア州にある南部地区でおおむね暖かい、過ごしやすい地域です。基本情報としては人口50万人を突破。この50万人はどのくらいの規模か?というと日本でいう松戸市です。船橋が65万人。アメリカも日本に負けず都会集中型であることを実感します。南北戦争の中心地であり、奴隷解放宣言以降黒人のメッカとも言われ、教育には力が入っている。日本駐在会社だとメーカー系が多い。公民権運動の中心地、マーティンルーサーキングさんの出身地、そしてオリンピック。有名どころといえばこんな感じでしょうか。あとはコカコーラの本社があるところですね。

さて、ニューヨークから約2時間半でアトランタに到着します。

アトランタへ到着!

アトランタは空港からダウンタウンまで30分程度でメトロで行けます。ありがたい。3日間乗り放題切符を購入(確か1人18ドル)。
まずはダウンタウンに出ます。

メトロは意外と整っている。
また日本語表記もNYより多い。

乗り換えが必要だったので、せっかくだしターミナル駅っぽい「Five points」という駅で降りて外に出てみました。

あかんやつ!いきなり目に入ってきたのは廃墟!
廃墟がある所は治安が放置されている可能性があるのでおすすめしません。
いかん!これは回れ右して戻ってください。

よく見たらマリオット系列のホテルもちゃんとあるんですよ・・・。by マリオットとついていたらなんだか安心して予約してしまいそうですが、これは要注意。治安をよくするためか、色々お店もあるんですが特に面白いものもないのでこの駅では降りないことをおすすめします。

旅の始まり1発目に入ってきた光景がこれで、「アトランタってそっち?!」と焦って調べたところ全米で過去治安の悪い地区3位に選ばれたようです。

ジミーカーターライブラリーへ!

まずは空港から直接ジミーカーターライブラリーへ向かいました。
少しダウンタウンから離れたところにあるため、チェックインする時間がもったいなかったので…。荷物は博物館で預かってもらえます。

先ほどの場所とは違い、いわゆる中流家庭の家が並ぶきれいなところ。
(ハリスを応援してるんですね…。)
少しダウンタウンから離れる。
いわゆるアメリカのタウンハウスが並んでいます。

ジミーカーターさんとはあまり有名でないのですが、39代アメリカ大統領です。なんと現在100歳でいらっしゃいます。ノーベル平和賞を受賞。そんなジミーさんの功績が飾られた博物館です。これが面白い。


こんなお顔の方です

大統領就任期間、日本の教科書に載るほど大きなことも起きていないからか私は初めてきいた大統領さんでした(恥)ですが差別や貧困問題に多く取り組み、大統領を辞職してからもNPO設立など、自分の信念を貫いているのはとても尊敬します。というのはウェキペディアでも見られる情報ですが、その原点となるのは小さい頃、黒人のお友達が多く差別をなくしていきたいと思っていたから、など地元にある博物館だからこそ得られる情報が面白いです。

奥さんとピーナッツの研究に取り組んでいた。
奥さんは強めな方で積極的に政治会議に参加、意見していたとか。
こちらは選挙期間中訪問した主な地域。
激戦区は今と変わりがない。

外交では平和的外交を望み、それがうまくいかなかったことから4年後の選挙は敗北へ。「弱虫外交」なんて揶揄されていたそうですが、ああアメリカっぽいなぁと心の中で思いました。日本ならとっても人気が出そう。まぁ私の定かでない知識を書くのもアレなので、興味がある方は調べてみると面白いかも。

お昼ご飯はさくっとこんな雰囲気のところで済ませ、このあたりは緑も多く気持ちよかったので少し歩いてみました。

フリーマーケットやビアガーデンなど、最高に気持ちよさそう!

マーティンルーサーキング生地へ

公民権運動のリーダーであるマーティンルーサーキング牧師の生地があるのでまずはそちらへ。
※現在はリニューアル中で入ることができません。

先ほどまで歩いていた地区から10分くらいなんですよ。でも一気に雰囲気が変わり家も作りがしっかりしていなかったり。横断歩道を境目に雰囲気が変わったので驚きました。とはいえ観光客も多いので、危ない地区というわけではないですが、ガイドブックにも注意するようにとは記載されています。

「公民権運動」について少し。
1883年憲法で「アメリカで生まれたもの全てに平等の権利を与える」とした一方で「私人による差別はこれに当てはまらない」とし、個人的差別から守らないとしていたんですね。1890年、ルイジアナ州で白人と黒人の鉄道車両分離に関する法案を可決。

2023年11月に行ったワシントンDC博物館にて

こうして立ち上がったのがマーティンルーサーキング牧師を中心とする団体2つ。これが公民権運動の始まりです。

生地の向かいには博物館があります。無料です。

ワシントンDCには大きな本物があります!
お墓です

マーティンルーサーキング牧師さんご自身は39歳でメンフィスでの演説後、モーテルに泊まっていた際に暗殺されてしまいます。ちなみに1月15日、キング牧師の誕生日はアメリカでは祝日となるほど大切な日なのです。

キング牧師の教会
先ほどのジミーカーターさんとも繋がりがあります

こういった博物館に行くと思うことやなるほどなぁと思うこと(街の雰囲気と博物館、そして教科書に書いてある点と点がつながる瞬間でもある)はありますが、それは自分の心に留めておくことにします。

これぞ「大人の修学旅行」ですね。

大人の修学旅行、最後はやっぱりアルコール

大人の修学旅行ですからね。最後はアルコールで締めます。
まずはホテルにチェックイン。南部はホテルが安いので、いつもよりいいホテルにランクアップできるのが利点です。

駅か3分。朝ごはん付きです。

飲みに行く前に少しオリンピック100周年記念公園に行ってみました。
写真撮るといったら、この五輪マークやろ!と思って行ってみたのですが子供の遊具と化しており、大人は大人しく見守るしかなかったです。

夜ご飯は地球の歩き方にも載っていたこちらへ。

内装はアメリカのダイナーを少しおしゃれにしたような雰囲気でした。

なんかもう何飲んだらいいかわからないからサンプラーにしました
UDONサラダと書いてあったので興味本位で頼んだら、まじでうどんがきました。

南部料理といえば、フライドチキンだったりBBQだったり色々あって、チキンを注文したのですが、このUDONサラダに気を取られて写真を撮るの忘れてしまいました。

南部なのでNYに比べてご飯代も少し安くなるかな?と思ったところ、それはあまり期待しない方がいいかも。マンハッタンと同じではないですが、クイーンズ価格くらいはしました。

アトランタ旅行1日目はここでおしまい。
大人の修学旅行続きます。







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