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メトロポリタン美術館レポートその10

10回目となるメトロポリタン美術館訪問、メモしておきます。
この日はエジプト古代ゾーン、そしてアメリカゾーンを見てきました。

エジプト古代ゾーン

エジプト古代ゾーンはMETに入ってすぐ1階にあります。一番わかりやすいところにあることから、目玉なのかなと。METといえばあの神殿ですよね。

本来ここに神殿があって、カフェがあって、そこから見える紅葉がとてもきれいで…というところなのですが、私が行った日は何かのパーティが夜行われるらしく準備に追われていました。
結婚式会場も一部の写真を見て、だいたいどの会場かホテルかがわかるほどのパーティ会場好きの私としては、こちらの方が見れて嬉しい。

紅葉が素敵すぎる。(11月頃訪問した記録)

少し座る所もあるので、こちらに座ってぼーっとしていました。
いや、今日は古代エジプトを見ようと思ったんだった。来たからには見ないと。ということで再び重い(?)腰をあげて見学コースへ。

座っている女性像。紀元前3300年とは…!
この時代から細いウェスト、少し大きめのお尻(ボンキュボン)がよいとされていたのでしょうか…と考えるとなんだかすごいものがあります。
そしてこの時代からネックレスなどもあったんですね。
櫛です。これまたすごい。
現代でもつけてみたいと思わせるアクセサリー達。紀元前の技術すごすぎる。
この神秘的な空気に圧倒される。

その他にもたくさんの展示があり、やはり空気感に圧倒されます。でも…人間どうしても興味が持てないものは持てない。眠い…。
ひとまず家に帰ったら日本から持ってきた「2時間でおさらいできる世界史」という本を読みました。でも…眠い。
しかもわけがわからない。
別に受験生ではないし、もういいですかね。ということでMETの大好きなエントランス!

秋のMETまでの道のり

秋のメトロポリタン美術館までの道のりはお天気が良い日に行くと素晴らしいものがあります。少し寒くなってきたのでトレンチコートやライダースジャケットでもきて大判のストールでも巻きながら歩けば、気分はニューヨーカー!

ちなみにこの辺りで買うお土産はとってもおすすめ。おしゃれで安いです。METの前でお土産を買うなんて、なんだかわくわくすると思います。
ビンテージのお洋服も売っていることがあります。買わないけれど、とってもおしゃれでした。

さて、11月頃の話ですがMETの中に入ると・・・。

まぶしい!!!!!!

どうやら期間限定でゲーム映像とのコラボレーションをしていたらしく、一気に現代風になっていました。こちらの展示もあったようですが、古代エジプト以上にゲームに興味がないのでパスしました(笑)
映像はきれいです。

ああ、今日はもうMET興味湧かないなぁ、大好きな西洋画コーナーも改装中でやっていないしなんて思っていたら。
アメリカコーナーにたどり着きました。

アメリカコーナー

きちんと地図通りに狙いを定めて行けばいいのですが、大雑把な私は1人で行く時地図を一応片手に美術館の中を適当に歩きます。一応特別展は調べるのですが…。中がとても広いので道には迷いますがスタッフさんも中にたくさんいて、道案内してくれるので別にこの見方でも困ることはありません。

ふらふら歩いていると・・・
ニューヨークアート・・・!これは面白そう。
1870年~1880年、ニューヨークにて生まれたアートや芸術の展示となっています。まさに南北戦争など一気にアメリカの状況が変わったあたりの時代の展示。

こうしてこのコーナーを抜けると・・・

中世アメリカ時代のさまざまな部屋を見ることができます。

これは会場好きの私にとって、たまらないコーナー!

常設展ですが、こんな感じです。

https://www.metmuseum.org/about-the-met/collection-areas/the-american-wing/period-rooms

300年の歴史の中で色々な州のお部屋を作ってみたから、家具とか部屋の雰囲気とか楽しんでみてくださいなってことだと思います。

気になる方は私の写真よりわかりやすくてありがたい説明が上記のURLに載っているのでぜひ!!

例えば…こちらは豪華「バージニア州」のお部屋です。

ただ展示を見ているだけだと、なぜこれがバージニアだったのか?謎でしたがURLをゆっくり読んでいくとなんとなくわかります。(一応URLを確認した後、日本語に翻訳して自分の解釈と間違いがないか確認しているのですが…なぜか翻訳機能が使えなくて。もし違ったらすみません。)

例えばこのバージニア州の家は1792年に建てられたホテルの中の一部のようです。さまざまな使用目的で人気のあったホテル。また首都であるワシントンDCと近いことからDCへの旅行、ジョージワシントンさんの誕生日会やトーマスジェファソンさんも使われたそうです。ということで豪華な感じなんですかね。

あとは我が家の近くであるアストリア。アストリアにこんな素敵な家があったのか?!と不思議に。

Horace Whittemoreさんという成功したビジネスマンが建てたようで。この人について検索すると色々とどんなビジネスをしたかとか出てきました。アートに興味もあったみたいです。

これだけ豪華な世界が続くのに突然現れた庶民の家・・・これは?!

これはキリスト教の宗派の1つであるシェーカーという方たちの家のようです。
なるほど・・・!シェーカーについて詳しく調べてみるとこの家の作りをみる参考になります。

という感じで解説と共に見てみるととっても面白いです。
METのHPには動画で写したものもあり、ほぼ行った気分になれそうです。
いい勉強になりました。

さて、ここを抜けて帰ろうとすると・・・

なにこれは!!もう素敵すぎる。

この日はほぼ人がおらず、なんとこの風景を1人占めさせて頂きました・・

さて、これでお腹いっぱい。と思って帰ろうとしたらこんな素敵なステンドガラスが飾ってあって・・・

ということでこの日は素敵なメトロポリタン美術館での1日となりました。
きちんとHPを読んでからブログにまとめようとしたら時間が経ってしまった。

ちなみに世界史は簡単にまとめてくれていた本ですら、古代はついていけなかったので少し勉強します・・・。

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