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友人にお題をもらって役に立たない話を書くシリーズvol.11「動物にハラ独自のキャラ付けをする」w/ ほんかわさん

人生は失うことと手にすることの繰り返し

失ったものと手にしたもの

コロナ禍を思い出した時、失ったものもあった半面、私はあらためて手にしたもの、気づけたことの方が多くあるように思っています。自分の人生をちゃんと生きようと思えたことは、たぶんその最も大きな事。今、起業し自分のペースで自由に生きられるようになったのは、その結果だなと思っています。今も試行錯誤しながら仕事にも自分にも他人にも向き合い、悩みも尽きないけれど、それでも「主役であること」から逃げないことだけは気をつけています。

大好きだったことが今も好きである幸せ

そして、手にした小さなもののひとつが、2021年くらいから再開したクラシックバレエの習い事です。実はかなり小さい子どもの頃から高校生(ちょっとサボり気味でしたが)くらいまでバレエを習っていました。子どもの頃はたくさんの習い事を母にさせてもらいました。そのなかでも、唯一自分で「やりたい!」と言ってはじめ、最も好きだったのがバレエでした。コロナ禍で出張がなくなり東京にいる時間が増えたことを機に、家の近くのバレエスタジオに通い始めました。再開して3年、今もレッスンの日はワクワク、楽しいなと思いながら通い続けています。そして「うまくなりたい!」とめちゃくちゃ思ってる。

意味も未来もないけれど

変な話だけど、今の私がめちゃくちゃバレエを頑張っても、実はそんなに意味ないことでもあると思うんです。今からバレリーナになるわけでもないし、お金もまったく生まないし(笑)、そもそもこの3年間は発表会も出てないので、披露の場もない。でも、切実に「うまくなりたい」んです。再開してすぐは、身体もカチコチに硬くなっていて、思い通りに動かなかったです。少しずつ柔軟も毎晩するようになって、マッサージ屋さんでも身体を柔らかくするために、筋を伸ばしてもらったり。レッスン中も注意されたところは何度も繰り返し練習したり、すぐさま意識して改善したり。正直、子ども時代にならっていたときよりよっぽど真面目にうまくなろうと努力してるんです。

大人の方が真面目に頑張れる

子どもの頃、できないことを指摘されるのは、なんとなく恥ずかしかった。できないことを何度もやっている姿を人に見られるのも恥ずかしかった。この「恥ずかしい」が当時から相当真面目な性格だったはずの私でも、素直に努力するモチベーションを削いでいたのですよね。今は年齢を重ね図太くなってきて(笑)、羞恥心がかなりなくなってるのもあって、「できないことを頑張っている無様な姿」を人に見られることが恥ずかしくなくなったのです。だから指摘されたら何度もやり直せるし、分からなければ聞くし、何度も失敗できる。でも、だから遅くても成長できる。子ども時代と比べたら未来の可能性は圧倒的に狭く少ないかもしれないけど、それでも真面目に努力できる力は確実に増えていて、そんな無様に愚直に努力できるようになった自分は結構好きです。遅くとも着実に少しずつ成長できる大人、かなりいい感じです。

そして恥ずかしげもなく…

いや、とはいえ相変わらず超へったぴなのですが、こんな頑張る私を見て、先生が「発表会でませんか?」と声を掛けてくれました。同じ大人クラスの方は出ない方が多いので、私も諦めていたのですが、なんとか調整してくださって、来年5月にバレエの発表会に出ることになりました!もう楽しみすぎて今からワクワクしています。本番とかめちゃくちゃ緊張するだろうなー(笑)。具体的な目標もできたので、来年5月までには本格的にダイエットもしたいと思ってます。かつて大好きだったバレエが今も大好きでいられるという幸せを噛みしめています。目標も楽しみもできたので、また恥ずかしげもなく頑張っていきたいと思います。友人のみなさま、よければ見に来てね。

本日もお題をくれた友人の紹介、お題からインスパイアされた役に立たない話でいきます。「意味がない、役に立たない話」に無駄に意味を付け加えないように(笑)、基本的には一筆書きで、ほぼ書き直しなしで書き上げようと思ってます。意味のなさを、役に立たなさを、楽しんでいただけたら嬉しいです。

今回のお題提供者:ほんかわさん

今回のお題提供者は前職時代に知り合ったほんかわさん。今はエシカルなハウスクリーニング屋さんとして、起業家マインドばりばりに活躍されてます。前職は新聞配達の店舗を運営されていて、そのなかで一定の成功をおさめたうえで、次のチャレンジとしてエシカルな事業に取り組んでいます。関西の方で、考え方も発言も、めちゃくちゃおもしろい…。文章もとっても上手で、私はブログとか読んでよく吹き出して笑ってました。いろんな意味で「生きるセンスがある人」とにかくおもしろくって大好きです。

会うとみんなファンになっちゃう

ただただおもしろいだけでなく、以前いろいろお話を聞いたら、波瀾万丈な過去もあって、その深みみたいのも含めて今があるのだなととても腑に落ちました。会うとみんなファンになっちゃう素敵な方です。お題募集をFBでしたときも、きっとほんかわさんなら何かくれるはず!と信じて疑わなかったのですが、一番乗りでやっぱりお題くれて、「好きーーーー!!!」ってなりました(笑)。今回はちょっとお題勝手にアレンジしてお届けしちゃう。許してくださいまし!

本題「動物にハラ独自のキャラ付けをする」w/ ほんかわさん

動物なにがいいかなで悩む

一番乗りに提案してくれたお題がこちら「まだキャラ付けされてない動物を探してハラ独自のキャラ付けをして欲しいです」でした。動物なにがいいかなをずっと考えちゃってたんですが、勝手に実在してない動物を持ち出すことにしました(笑)。動物と言えば…動物占いよね。そして、私ハラの動物占いは「ペガサス」なんです。そして実はこの結果、とっても気に入ってるんです。でも、そもそもペガサスのキャラなんて実際よくわからんくない?なんとなく私は嬉しいなと思ってるんですが、それはどういうキャラ付けをして喜んでいるのか、一般的なペガサスイメージと、私がキャラ付けするペガサスとかを考えてみようかな、などと考えております!

動物占い唯一の架空の動物

実は私がペガサスで嬉しいと思った理由がこれ。ペガサスが「唯一の架空の動物」であるということです。他はトラ・コアラ・狼・タヌキ・ライオンみたいに実在する動物なのですが、そこになぜか突然のペガサス。この違和感ある感じが嬉しかったのでした。なんかですね、良い意味でも悪い意味でも、ちゃんと社会に適合して“ふつう”でいられないところがあるなと自分のことを思うこともあるのですが、それをペガサスなんてちょっとかっこいい動物で表現してくれることが嬉しい感じがしたんです。まずはこれは他と比較したときの話ですね。例えば他の動物も全部架空の動物だとしたらまた感じ方も違うのかね。ドラゴン・火の鳥・ファルコン・ユニコーン・ペガサス…みたいな。

ユニコーンとの違いってなに?

あれ、ユニコーンとペガサスって何が違うんだっけ?って分からなくなり、調べたら、ペガサスは翼で、ユニコーンは角なんですね。ユニコーンは今だとユニコーン企業を思い出しちゃうな(設立年数が短く企業価値の高い未上場ベンチャー企業のこと)。と思うと、今だとユニコーンと言われたらあんまり嬉しくないかも。ビジネスの香りがしすぎる。やっぱペガサスだ(笑)!

ペガサスの一般的なイメージ

動物占いから、ちょっとキーワードを抽出してみました。自由を愛する空想家、感性、表現力、多才、自分らしくのびのびと生きていたい、狭い人間関係の中で生きるのは息が詰まる、どこか遠くに飛び出してしまいたくなる、自由な環境こそが唯一の良薬などなど。基本は「自由」を求めている感じですね。これは翼があるからか。元々はギリシア神話に登場する伝説の生き物で、鳥の翼を持ち、空を飛ぶことができる馬。メドゥーサの血から生まれたという設定みたいです。日本語だと「天馬」ともよばれてる。自由の象徴。教養、不死、名声のシンボルだそう。

私にとっての人生のキーワード

私の人生のテーマってたぶん「自由」なんだと思うのです。いつも理想の生き方とか、生活とかを考えたときにキーワードに出てくるのって「自由」という言葉なんですよね。ちなみに今振り返るとこの記事の冒頭でも、「自由に生きれるようになった」と書いていました。生きたいように生きること。なにかに縛られずに行動できること。そういうものにめちゃくちゃ価値を置いているんだと思います。いつもなにかを勉強しているのも選択肢を増やして自由になりたいから。継続的なコンサルの仕事を受けないようにしているのも時間やスケジュールを固定したくないから。とか、結構私を説明するのに欠かせない根幹をなす言葉な気がします。今回ペガサスが自由の象徴という言葉を読んでなんだか納得してしまいました。

私とペガサスをつなぐもの

翼があってフワフワ飛べるのはやっぱりペガサスの一番の魅力ですよね。フワフワしているところを人に見せて楽しんでもらいたい、みたいなとこもあるかな。「誰かのエンタメ」になれたらいいなぁというのは私も結構いつも思ってるかも。あと、なんか見た目かわいい&かっこいいですよね、そういう憧れもある!勇気と希望みたいな意味もあるらしい。羽ばたくことと近いよね。そして、ここはちょっと当てはまりすぎる。ペガサスは飼いならすのが難しい動物だそうです。見た目に騙されるなかれ、意外と扱いづらく飼いならせないのが、そうハラです(笑)。


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