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耳ダニと獣医あるある

中国子猫あるある病気第2位ミミダニについて。
(「ミミダニ」って名前ではない。耳に寄生するからそう呼んでいるだけ。)

*病気はカラーアトラス犬と猫の皮膚疾患(文永堂出版)から引用。

キュウセンヒゼンダニ科のミミヒゼンダニ(Otodectes cynotis)の感染による。典型的な所見は、耳道に見られる軽度~顕著な暗褐色から黒色の、蝋状あるいは痂疲状の蓄積である。通常激しい痒みを伴い、耳および頭部に2次性の脱毛と擦過創を起こす。
診断は肉眼または顕微鏡で虫体を確認したり、顕微鏡で虫卵を確認。
治療は寄生虫駆除(外用薬、注射など)。

上に書いてあるように、「びっしり真っ黒なばざばさ汚れ」が特徴だが、
一般的に中国では販売前にすごーくきれいに掃除して販売される。

そんな獣医のミミダニあるある。
これぜったいミミダニいるでしょって子を検査しても、見つけて興奮。
交尾してるー!脱皮してるー!すごいいい写真とれたー!こんなことで大興奮。はたから見たら結構変態かも。タイトル写真は脱皮してるミミダニ。

このあるあるは日本も中国も共通、うれしい。楽しかったなぁ。
(私のあるある。せっかく撮った写真データ、どこにあるか分からない。)

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